※巡回型訪問介護では、現場のサービスに出ることも多くあります。現場の状況を把握していることで、サービスマネジメントにも役立てる事ができます。まずは介護現場におけるスキルを向上し、介護技術を身に付けて頂きたい と考えています。
※訪問介護計画作成や利用者個々のアセスメント(課題分析)の実施など、サービス提供責任者としてのスキルも身に付け、専門職としてご活躍いただきます。
注)上記モデルは、あくまでも一般的なものです。その方の、これまでの経験や持っているスキルによって、個別の目標設定・育成計画を作成いたします。

サービス提供責任者
亀井由起子(26歳)
訪問介護というと滞在型のイメージが強いですが、巡回型はそれとは少し違っていて、まず一番に、自転車ではなく車でご利用者様のお宅を回ります。
また、滞在型ヘルパーの仕事が調理や掃除などの生活援助だとしたら、私たちの仕事は身体介護がメイン。一件30分という短い時間の中で、排泄介助や水分補給、体位変換などを行います。
一勤務で平均8件のサービスに入ります。
大丈夫。サービスはちゃんとルートや移動時間を汲んで組まれていますから。じゃあ、日勤帯の一日を例に挙げてみます。
サービスの時間はその都度変動しますが、大体こんな感じです。
車だから直行直帰がないので、出勤と退勤の際は必ずスタッフが揃って申し送りをします。あと巡回型ならではなのが、パートの方でも一日フルで勤務に入れること。ご利用者様の入院など、滞在型でよくある急なキャンセルもないので、給与は安定していますね。
私は大学で福祉を学んだとはいえ、実務経験は一切ナシ。これから介護に携わっていくからには、まず技術を身につけたいと思いました。
いろんな求人を調べていたところ、カイゴジョブでたまたま『身体介護中心の24時間在宅介護サービス』という広告を見つけて・・・「これは勉強になりそうだ!」と。それが、この「やさしい手」だったんです。
それはもう不安だらけでしたよ。経験がないことに加えて、ペーパードライバーでしたから!東京は交通量が多いし、道が狭いし、私は方向オンチだし・・・でも、それも3ヶ月くらいで慣れました。
はじめの3回くらいは先輩のサービスに同行します。私は助手席に座り、先輩を見ながら訪問先のお宅までの道順や、ケアの仕方を覚えていきます。次に、先輩が私のサービスに同行してくれます。ここでは運転も自分でするし、仕事も指示をもらいながら出来るようになってきます。
私の場合は5~6回だったでしょうか。先輩から「OK」が出たら、ようやく独り立ちです。
今では後輩も出来て、私が教える立場になりました。やはり運転に不安を感じている子も多いようで、そういうときは「私でも出来たから大丈夫!」って、言っています(笑)。
30分ってすごく短いからゆっくりお話は出来ないけれど、その分、内容が濃いというか・・・。排泄は生活の基本であると同時に、人には見られたくないもの。そのデリケートな部分を、私たちは任せていただいているのです。
「ありがとう」と感謝していただけることもそうですが、言葉以前に、ご利用者様やご家族様の「信頼」を感じられることがうれしくて。「私がしっかりしなくちゃ!」って、気が引き締まります。
あと、直行直帰じゃない分、スタッフ同士の関わりも濃いですよね。時間が合えば仕事終わりにご飯を食べ行って、悩みを聞いてもらうことも・・・やはり3年間で仕事に行き詰まることもあったから、そういうときに相談出来る仲間がいて本当に良かったなぁ、と。
「巡回型訪問介護」ってあまり馴染みのない仕事かもしれないけど、やりがいは大きいと思うんです。私の話で一人でも多くの方に興味を持っていただければ、と。
あとは繰り返しになるけど、実務経験がない方も、ペーパードライバーの方も、「私でも出来たから大丈夫!!」って。これはぜひ伝えたいですね!