介護職(介護福祉士)の採用面接ってどんな質問をされるの?

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介護職(介護福祉士)の採用面接ってどんな質問をされるの?

高齢化社会が進行する日本において、介護サービスのニーズは全国的に高まり、それに伴い介護職員の求人は増え続けています。求人を比較して希望の条件を満たす応募先が決まった人は、面接試験の準備をしているでしょう。

ここでは、介護職・介護福祉士の面接試験について、どのような質問をされるのかをご紹介します。

介護職・介護福祉士の採用面接は何を質問される?

ここでは、面接での質問の例をいくつかご紹介します。

  • なぜ介護職を選んだのですか?(なぜ介護福祉士を取得したのですか?)
  • (前職がある場合)どうして辞めたのですか?
  • なぜ当社を志望したのですか?
  • これまでどのような業務を行っていたのですか?(どのようなことを学んでいたのですか?)
  • 残業はできますか?(夜勤がある場合)夜勤はできますか?
  • いつから勤務できますか?
  • 今後、どのようなキャリアを考えていますか?
  • 何か質問はありますか?

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介護職・介護福祉士の採用面接の対策とは?

実際の採用面接では、何が質問されるかは分かりませんが、よくある質問に対しては事前に回答を準備しておきましょう。

「介護職を選んだ・介護福祉士を取得した理由」に対する回答

数ある職業・資格の中から介護職・介護福祉士を選んだ理由から、皆さんの仕事に対する考え方を聞いています。「仕事に対するイメージ」や「どういう介護をしたいのか」など、自分自身の想いを整理しておきましょう。

「前職を辞めた理由」に対する回答

基本的な方針として前向きな回答が良いとされています。退職に至る経緯のほとんどは何かしらの不満があるからだと思いますが、不満や批判ばかりを伝えないように気を付けて、自分自身の成長など前向きな考えを説明できるようにしましょう。

「当社を志望した理由」に対する回答

まずは、応募する法人の情報をホームページ等で確認しましょう。そして、理念、事業展開、研修制度、人材育成体制、事業方針などを把握して、良いと思ったこと、共感できたことを自分の志望した動機に結びつけます。

「経歴(職歴・学歴)」に対する回答

これまでの経歴、職務内容を説明し、今回の応募した仕事内容に活かせることに繋げて説明しましょう。活かせるかどうかがわからない場合は、「未経験の部分は、ご指導いただき、1日も早く貴社のお役に立てるように努力します。」のような回答が良いでしょう。

「残業や夜勤」に対する回答

家庭の事情などで残業や夜勤が難しい場合は、その内容をできるだけ具体的に伝えましょう。また、夜勤については経験の有無を伝えると良いでしょう。

「就業時期」に対する回答

応募先には、「できるだけ早く」「前任者が辞める2ヵ月後までに」など採用に対しての希望のスケジュールがあります。そのため、皆さんが働き始める時期を確認しています。現在、別の会社で就業している人や保育園の申込をしている人は、面接までに「就業できる日程」を明確にしておきましょう。

「今後のキャリア」に対する回答

介護業界のキャリアアップの流れや資格制度を把握して、働く中で目指す資格や将来のイメージなどを伝えると良いでしょう。

「何か質問はありますか?」に対する回答

面接官からの質問がひと段落すると、「最後に、何か質問はありますか?」のような質問をされることが多いでしょう。特になければ「何もありません」でも構いませんが、働きたいという気持ちをアピールするには、ホームページを見て疑問に思ったこと、社内の研修制度や資格支援制度など、就職後のことについて質問すると良いでしょう。

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介護職・介護福祉士の採用面接の際の服装とは?

介護職の仕事には、スーツで仕事をしているイメージはないと思います。仕事では、指定のユニフォームやエプロンなどを着用するため、カジュアルな服装で通勤や業務に従事しますが、面接はスーツで臨むのが良いでしょう。服装や髪型などの身だしなみは社会人としての常識があるかどうかの判断材料にもなっています。スーツはラフな着こなしをせずに、アイロンをかけたシャツに、清潔感を与える髪型、磨いた靴等の基本的なポイントを押さえていれば、面接官に悪い印象を与えることはないでしょう。

また、面接会場にカジュアルな服装で来るように指示があった時には、ビジネスカジュアルを意識した服装で臨むと良いでしょう。

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介護職・介護福祉士の採用面接の合否連絡はいつ届く?

無事に面接が終わり、あとは合否の連絡を待つだけという状況となると、「いつ合否の連絡が来るか」が気になるでしょう。採用試験からどのくらいの期間で結果が通知さるのかは応募先によって異なりますが、一般的に1週間ほどが多いようです。

また、合否の連絡方法は、電話連絡をした上で、同日から後日、就職までに必要な書類を会社から皆さん宛に発送するケースが多いでしょう。

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介護職・介護福祉士の採用面接で気をつけるポイントとは?

言葉遣いは敬語

面接での基本的な言葉遣いは敬語になります。面接では、社会人として敬語でコミュニケーションがとれることを確認されています。多少の謙譲語が混ざっても気にされないと思いますが、「俺は…」や「私的には…」のように、友人と会話するような言葉遣いには気を付けましょう。また、「どこでも良いです」「介護業務は不安です」「私は何でもできます」のような、投げやり、就業全般への不安、自信過剰と取られる言葉遣いは、良い印象を与えないため注意しましょう。

履歴書は丁寧に

パソコンで入力した履歴書が良いか、手書きが良いかを悩んでいませんか?介護職も日常的にパソコンを使用した業務があり、手書きが推奨されるということはないようです。しかし、介護に関する用語や応募する法人名、事業所名などは変換ミスが起きやすいので、しっかりと確認しましょう。また、手書きの場合は、丁寧に書くことを心がけましょう。文字の上手下手ではなく、丁寧か雑かで相手に与える印象が変わります。

履歴書の内容は記憶する

面接試験では、履歴書に書いている内容を基に皆さんに質問します。そのため、履歴書を作成した後、必ずコピーを取って、書いた内容を把握しておきましょう。履歴書に書いた内容を覚えていて、背景を含めて内容を説明できることが重要です。

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まとめ

介護職・介護福祉士が採用面接を受ける際の「よくある質問」についてご紹介しました。面接試験は、新卒であっても転職であっても緊張するものです。しかし、できる限り準備しておくことで、皆さんの想いを伝えることができるでしょう。

皆さんが面接に合格することをお祈り申し上げます。

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監修者 カイゴジョブ編集部

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