今年度から「三ヵ年計画」が始まります。事業団設立から6年後の平成12年に介護保険制度が施行され、多くの民間企業が介護事業に参入してきました。
これまで区が担ってきた仕事を民間の事業者がやるようになると「事業団とは何のためにあるのか?」という大きな課題に直面します。そこで、昨年度議論を重ね考えてきたのが、以下の4つの柱です。
1. サービスの提案・提供
2. 地域との連携
3. 福祉人材の育成・確保
4. 経営基盤の強化
ここには「職員一人ひとりが区民のニーズを的確に捉え、創意工夫したサービスを提案・提供します」という考え方が基本にあります。
一つの介護サービスだけを取り上げて見れば、目的はサービスを受ける方お一人かもしれませんが、それだけでその方の日常生活すべてがカバーできるわけではありません。
当然、そこには複数のサービスが組み合わされ、さらに介護者であるご家族のフォローも必要になります。老老介護や男性介護者などもそうです。
我々は事業者として、介護者が苦しんでいる部分をも的確に捉えたうえで、どういったサービスを提供していけば良いのか。今は介護保険外のサービスもたくさんありますから、そういった新しいサービスも積極的に提供していきましょうと、策定した4つの柱には、こういった意味合いが込められています。
昨年度をもって終了した前の「五ヵ年計画」は、職員一人ひとりのコスト意識を醸成することに役立ちました。安定したサービスを提供するためには、経営が安定していることが前提ですから、さらにそこから飛躍するため、区民へのサービス向上を目指すのが、今回の「三ヵ年計画」の核となっています。 |