介護老人保健施設で働くメリット

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介護老人保健施設で働くメリット

介護職への就職や転職を検討している人の中には、将来、介護職としてキャリアアップしたいと考えている人も多いでしょう。しかし、どのような介護施設・事業所で経験を積めば自分が望むキャリアを築けるのかがわからない方も多いのではないでしょうか?

ここでは、キャリアアップ・スキルアップのために就職先として選ばれる「介護老人保健施設」について、就職するメリットをご紹介します。

「介護老人保健施設」とは

介護老人保健施設とは、要介護1以上の高齢者が入所し、在宅復帰のために介護や医療ケア、リハビリ等を受けながら生活を送る施設です。医師をはじめ、看護職員、リハビリ専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)、介護職員、支援相談員、ケアマネジャー、栄養士など多くの職種が働いています。「在宅復帰」を目指す施設として、3ヵ月〜6ヵ月ほどの短期間の入所が多いという特徴があります。

介護老人保健施設の介護職員の仕事内容とキャリアアップ

介護老人保健施設の介護職員の仕事内容

介護老人保健施設の介護職員の仕事は、入所者の生活全般を支援する介護業務を行うことです。具体的には、食事、排泄、入浴、着替え、整容、移乗、移動などの介助、その他、掃除、レクリエーションやイベントの企画・実施なども行います。また介護老人保健施設は入所者が生活する施設なので、シフト制で勤務し、24時間介護サービスを提供する体制が取られています。

介護老人保健施設の介護職員のスケジュール

07:00 起床の介助
07:30 食事介助、口腔ケア
09:00 掃除、通院付き添い
10:00 入浴介助
11:30 食事介助、口腔ケア
13:00 レクリエーション
15:00 おやつの準備・提供
15:30 リハビリテーションのサポート
17:30 食事介助、口腔ケア
19:00 就寝の介助
21:00 巡回、体位変換、排泄介助(朝まで)

上記スケジュールはあくまでも一例ですが、このように入所者の生活に合わせた業務の流れがあり、その中で、見守り、ナースコール対応、排泄介助などをコミュニケーションを取りながら実施します。

キャリアアップ

介護老人保健施設は、無資格・未経験からでも働くことができるので、ここでは無資格で就職した方のキャリアアップについてご紹介します。

無資格の方は、介護の資格を取得しながらキャリアアップを目指すのが良いでしょう。一般的な介護業界でのキャリアアップは、「介護職員初任者研修」→「実務者研修」→「介護福祉士」の資格を実務経験を積みながら取得する流れになっています。また、国家資格である介護福祉士の取得後は、さらに実務経験を積んで「介護支援専門員(ケアマネジャー)」へのキャリアアップを目指すことができます。

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介護老人保健施設で働くメリット・やりがい

在宅復帰を見送る

介護老人保健施設では、入所者がリハビリ、医療、介護を受けて回復し、在宅復帰する姿を見送ることができます。介護老人保健施設で働くスタッフは、在宅復帰を見送ることを仕事のやりがいとして感じている人が多いようです。また、退所の際には入所者やご家族からお礼や感謝の言葉を受けることが多く、やりがいを感じることが多いでしょう。

様々な入所者を担当する

介護老人保健施設は在宅復帰を目指す施設であることから、入所している期間が短く、入所者の入れ替わりが多いです。その分、様々な状態の入所者を担当することができて、たくさんの介護の経験を積むことができるメリットがあります。

他の専門職の視点を学ぶ

介護老人保健施設では、入所者の生活全般を支援するため、生活全般にわたる介護技術を身につけることができます。その中でも、医師、看護師、リハビリ専門職などと連携する機会が多いので、医療職・リハビリ専門職の視点からの日常生活の注意点や観察のポイントを学ぶことができます。

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まとめ

介護老人保健施設は、他の専門職が多く働く職場として、介護職員がスキルアップ、キャリアアップを目指すことができる職場です。この記事でご紹介した内容を参考に、給料、勤務時間、夜勤の有無、人材育成環境など皆さんの希望の条件を満たす介護老人保健施設を探しましょう。

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カイゴジョブ編集部

監修者 カイゴジョブ編集部

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