【飲食から転職】-介護職を選ぶメリット6選- 35歳・未経験の転職体験談付

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【飲食から転職】-介護職を選ぶメリット6選- 35歳・未経験の転職体験談付

今飲食業界にお勤めの方の中には「飲食の仕事がキツくて不満がある」「新型コロナウイルス感染症の影響で、仕事がなくなってしまった」「転職できる業界を探している」という方もいるのではないでしょうか。そのような方に、今回は飲食業界からの転職先として"介護職"がオススメである理由を、転職成功者の体験談も交えながらご紹介させていただきます。

他業界・ 異職種から介護業界への転職を検討されている皆さまは、ぜひ最後までお読みください。

飲食業を辞めたい・辞めたくなるのは何故?

飲食業は「離職者が多い」という実感を皆さんもお持ちかと思いますが、まずは実際の数字で確認してみましょう。厚生労働省がまとめた「新規大学卒業就職者の産業別離職状況」のデータによれば、2016年3月卒の就職者が3年目までに離職する割合は、「宿泊業、飲食サービス業」で約50.4%(全産業平均は約32.0%)。実に2人に1人以上が3年以内に離職する結果となっています。

次に、飲食業からの離職につながる具体的な原因を一つずつ見て行きましょう。

勤務時間が長い

飲食業の特徴の一つに「勤務時間が長い」ことが挙げられます。特に時間外労働の長さは実感されていることかと思いますが、厚生労働省が2016年度に行った「過労死に関する実態把握のための労働・社会面の調査研究事業」の結果を参照すると、外食産業の約3社に1社で月20時間以上の時間外労働が発生しています。

時間外労働時間(月) 割合
10時間以下 33.3%
10時間超~20時間以下 20.5%
20時間超~30時間以下 10.7%
30時間超~45時間以下 9.8%
45時間超~60時間以下 8.9%
60時間超~80時間以下 3.7%
80時間超~100時間以下 0.9%
100時間超 0.9%
無回答 11.3%

時間外労働が常態化している原因には「慢性的な人手不足」「急な欠勤等のフォロー」「業務量の多さ、業務内容の煩雑さ」など様々な理由がありますが、一日の労働時間が長く、自由な時間が取れないことが飲食業を辞めたくなる要因の一つとなっているでしょう。

休日がない

飲食業の特徴の一つに「休日がない」点も挙げられるかと思います。多くの飲食チェーンでは週休1日での勤務が常態化しており、貴重な休日も「慢性的な人手不足」「欠勤者の穴埋め」「本部ミーティング、会議への参加」などで出社を余儀なくされた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。また、土曜、日曜日に休みが取れないことも、飲食業にはよくあることかと思います。休日が少なく、友人、家族などと予定を合わせづらいことも、飲食業を辞めたくなる要因の一つとなっているでしょう。

給料が低い

飲食業は「給料が低い」ことも特徴の一つに挙げられます。厚生労働省が実施した「令和元年賃金構造基本統計調査」によれば、宿泊業、飲食サービス業の賃金は主な産業の中で男女ともに最も低い賃金水準であると指摘されています。

それに加え、飲食業では

  • 残業分の労働時間をカウントせず、サービス残業扱いとする
  • みなし残業代に相当する労働時間以上の残業分について、残業手当が支払われない
  • 実態の伴わない「名ばかり管理職」として取り扱われ、残業手当が支払われない

など、労働基準法に触れる形で残業代が支払われないケースもあり、正規雇用の社員であっても支払われる給料を実労働時間で割ると、アルバイトの時給以下の賃金水準になるといったことも起きています。給料の水準が低く、労働時間に対する正当な対価が得られないことも、飲食業を辞めたくなる要因の一つとなっているようです。

新型コロナウイルス感染症の影響

現在、飲食業界全体が新型コロナウイルス感染症の影響で経営の苦境に立たされています。帝国データバンクが発表した、2020年度上半期(4~9月)の飲食店の倒産件数は392件と、半期ベースでは2019年度下半期(10月~翌3月)の409件に次いで2番目の数値となりました。このような状況下で、勤務時間の減少による収入減、または離職を余儀なくされてしまった方も多いのではないでしょうか。

飲食業からの転職先にオススメの職種は?

ここでは、飲食業から異業種への転職を検討する際、未経験でも転職がしやすいオススメの職種についてご説明します。

営業職

営業職への転職では、目標を達成するための企画・提案力や人柄、フットワークなどが重視される傾向にあります。接客対応のマナーや、売上を達成するために行った工夫や仕入れ先との交渉実績などをアピールすることで、営業職への転職が実現しやすいでしょう。

事務職

事務職への転職では、事務処理能力に加えスケジュール通りに仕事を進める段取り力、そして社内外の人と仕事を円滑に進めるためのコミュニケーション能力などが重視されます。売上・在庫管理や収支計算などの経験、スタッフのマネジメントといった実績をアピールすることで、事務職への転職が実現しやすいでしょう。

介護職

介護職への転職は、経験や資格よりも、被介護者の気持ちに寄り添って介護サービスを提供するためのホスピタリティや、多職種と連携するためのコミュニケーション能力が重視されます。接客対応のマナーや、ホール・調理スタッフを取りまとめた実績などをアピールすることで、介護職への転職が実現しやすいでしょう。

また、それ以外にも飲食業から介護職への転職をオススメする理由が複数ありますので、以下をぜひご確認ください。

飲食から介護職への転職をオススメする6つの理由

1.良い条件で転職しやすい

飲食から介護職への転職をオススメする理由の一つに「良い条件で転職しやすい」点が挙げられます。具体的には次のような点になります。

求人需要が高い

日本は65歳以上の高齢者が増加し続けており、2040年には高齢者数人口がピークを迎えると予測されています。そのため、介護サービスを提供する介護人材の需要も右肩上がりとなっており、2025年度には約243万人の介護人材が必要と言われています。

引用:厚生労働省「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」より

そのため、人材不足が続いている介護業界では求人需要が高い「売り手市場」の状態となっているため、たくさんの選択肢の中から求人を見つけやすくなっています。

無資格・未経験でも就職可能

介護の仕事と言うと「資格が必要」「経験者でないと難しい仕事」というイメージがあるかもしれませんが、実際には無資格・未経験から働き始められる求人情報も多く存在しています。介護求人サイト『カイゴジョブ』の、東京都の2020年12月の求人を参照すると、約38%の求人情報が「未経験歓迎」となっており、介護職にチャレンジしやすい状況となっています。

正社員として採用されるチャンスも高い

正社員として採用されるチャンスが多い点も、良い条件で転職しやすい点の一つでしょう。介護求人サイト『カイゴジョブ』の、東京都の2020年12月の求人を参照すると、求人数の約72%が正社員もしくは契約社員の求人となっていました。

2.資格取得によるキャリアアップが明確

飲食から介護職への転職をオススメする理由の一つに「資格取得によるキャリアアップが明確」という点が挙げられます。以下は一般的な介護職のキャリアアップの流れになり、各資格を取得していくことで、キャリアアップにつながることが分かりやすいかと思います。

また、多くの介護施設・事業所では取得している資格に応じた資格手当を支給しており、キャリアアップが給与アップに反映されやすい点もポイントです。

介護職員初任者研修とは

介護職員初任者研修(初任者研修)は、「在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を修得する研修」と定められた、介護職として基本的な知識・技術を身に付けていることが証明できる資格になります。資格名に“研修”と入っているように、130時間の座学・演習と修了試験に合格することで取得できます。取得までの期間は1カ月~3カ月ほどで、就職前や就職後に働きながら資格を取得しやすいことも特徴です。資格手当は月額3,000円~5,000円くらいの職場が多いようです。

実務者研修とは

介護福祉士実務者研修(実務者研修)は、「幅広い利用者に対する基本的な介護提供能力の修得」を目的とした、より質の高い介護サービスを提供するために、実践的な知識と技術の習得を目指せる資格になります。450時間の座学・演習(初任者研修など一定の資格取得者は免除科目あり)と修了試験に合格することで取得できます。取得までの期間は3カ月~半年ほどで、実務者研修の修了は介護福祉士国家試験の受験資格となっていているため、働きながらキャリアアップを目指す人には必須の資格と言えるでしょう。資格手当は月額5,000円~10,000円くらいの職場が多いようです。

介護福祉士とは

介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた介護・福祉分野の国家資格です。介護における高い専門知識・技術を有していると認められる介護福祉士は、介護現場におけるリーダー的役割も期待され、様々な介護施設・事業所で活躍しています。介護福祉士の資格は、実務者研修の修了と3年以上の実務経験を積む方法などで、毎年1回行われる介護福祉士国家試験の受験資格を得られ、国家試験に合格することで取得できます。資格手当は月額10,000円~20,000円くらいの職場が多いようです。

3.飲食業界で身に付けたスキル・能力が活かせる

飲食から介護職への転職をオススメする理由の一つに「飲食業界で身に付けたスキル・能力が活かせる」という点が挙げられます。飲食業界で働く際の基本的な考え方であるQSC(クオリティ・サービス・クリンリネス)や、おもてなしの気持ちを行動で示すホスピタリティは、提供するサービスが介護業務に変わっても十分に通用し、介護の仕事にも活かしやすいでしょう。

4.残業時間が少ない

飲食から介護職への転職をオススメする理由の一つに「残業時間が少ない」という点があります。公益財団法人 介護労働安定センターが2020年8月に発表した「令和元年度 介護労働実態調査結果」によれば、一般的な介護職員(正規雇用)の1週間の残業時間数は、全体の49.1%が「残業なし」、27.7%が「週5時間未満」となっており、週の残業時間の平均は1.9時間でした。

5.給与水準も上昇傾向に

飲食から介護職への転職をオススメする理由の一つに「給与水準も上昇傾向にある」という点があります。介護業界は他の産業に比べ賃金水準が低いという指摘がありましたが、近年では介護の現場で働く人が安定して長く勤められるよう、国が待遇改善に向けて積極的に動いています。

その一つとして「介護職員処遇改善加算」という取組があります。これは介護職のキャリアアップの制度を整えたり、職場環境の改善を実施した事業所に、介護職の給料を上げるための予算が支給されるというものです。その他、2019年10月からは新たに、要件を満たした経験・技能のある介護職員の給料アップが実施される「介護職員等特定処遇改善加算」も創設されました。

引用:第194回社保審 介護給付費分科会資料「介護人材の確保・介護現場の革新」より

令和2年2月時点で、介護職員等特定処遇改善加算を取得している介護施設・事業所に勤める介護職員の平均月給は325,550円となっており、前年比で約1万8千円も平均月給がアップしていることからも、給与水準の上昇傾向がお分かりいただけるかと思います。

6.安定して長く勤めることができる

飲食から介護職への転職をオススメする理由の一つに「安定して長く勤めることができる」という点があります。介護職の仕事は正社員の他、パート、派遣など多様な雇用形態の中から仕事を選ぶことができ、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に働き方を変えながら長く働き続けることが可能です。

介護業界の求人需要が高い点は先にお伝えしましたが、それは一過性のものではなく、今後も長期に渡るであろうと予測される点でも、介護職は安定して長く働ける職種であると言えるでしょう。

飲食から介護職へ! 35歳 Y・Nさんの転職成功インタビュー

画像:pixta

ここからは、飲食業界から介護職に転職を成功させた方へのインタビューをご紹介します。介護業界のどんな点に惹かれたのか、未経験でも仕事は務まるのかなど、皆さまにとって参考となるお話も多いかと思いますので、ぜひ最後までお読みください。

ーー前職のお仕事について教えてください。

前職は焼肉屋で6年ほど、パートの調理スタッフとして働いていました。キッチンでの仕込み作業がメインでしたが、時間によってはオーダー出しなどホールも担当していて、2018年の11月頃まで働いていました。

ーー現在のお勤め先はどういうところでしょうか?

住宅型有料老人ホームに併設されたデイサービス(※)で、常勤パートとして2018年の12月から働き始めました。

※デイサービス…利用者が日帰りで施設に通い、入浴や食事などの日常生活の支援、機能訓練、レクリエーションなどを受ける介護サービス

ーー前職も今のお仕事もパートで働いているんですね。

子育てをしながら働いているため、時間の融通が利きやすい雇用形態の方が働きやすく、パート勤務を選んでいます。

ーーY・Nさんが飲食から介護のお仕事に転職した理由を教えてください。

一番の理由は「安定した業界で働きたい」という気持ちがあって、転職をしました。飲食業界のパート・アルバイトは急なシフトの変更も多く、子供の学校行事に参加できないなど大変な思いをしていたことや、職場で食中毒が起きた際には休業になってしまう…といった経験もマイナスに感じていました。

そんな中で「介護業界は安定している」という評判は前から聞いていたのですが、「自分に介護の仕事が務まるのかな…」という不安もあり、すぐには転職活動に移らなかったんです。

ーー今まで介護の経験などはあったのでしょうか?

今の仕事に就くまではまったくなかったです。高齢者の方のお世話をする、という経験も初めてでした。

ーー介護の仕事に興味を持つきっかけになる出来事があったのでしょうか?

介護の業界に目を向けるきっかけになったのは、ママ友がやはり異業種から介護の仕事に入ったんですね。その人から介護の現場でどんな仕事をするかなど、色々話を聞けたんです。それで、自分も「介護の仕事って面白いかも」と興味を持ったんです。

ーーそれからすぐに転職活動を始めたのですか?

いえ、まずは資格を取得しておくと良いという話を聞いたので、焼肉店で働きながら「介護職員初任者研修」の資格を取得しました。その後転職活動をしている時、知り合いが働いていたことがきっかけで、今のデイサービスにお世話になっています。

ーー今の職場に決めたきっかけなどは有りますか?

元々は知り合いからの紹介ということもあったのですが、デイサービスは日中の勤務だけでよく、自分の生活スタイルを大きく変えなくてよかったこと、焼肉店で働いていた時よりお給料が上がったりなど働く条件が総合的に良くなったことが、転職の決め手になりました。あと、デイサービスが自宅からとても近く、通勤時間も短くなるという面もよかったです。

ーー現在所持している介護の資格は何でしょうか。

介護職員初任者研修を修了して、その次のステップである実務者研修まで修了しました。

ーーキャリアアップにも積極的なんですね。

元々資格取得でのステップアップに興味があって、焼肉店に勤めていた時も、いずれは調理師の資格を取ろうかと思っていたんです。その点、介護の仕事は資格取得とキャリアアップの関係がわかりやすいので、資格を取得することが仕事を続けていくモチベーションにもなりますね。

ーー現在お勤めのデイサービスではどのようなお仕事をされているのでしょうか。

今はデイサービスの中でレクリエーションの担当やその補助、ご利用者の入浴・食事介助、トイレの介助、サービス提供記録の記入、送迎の手伝いなど、デイサービスで提供するサービスや事務作業を一通り行っています。

ーー実際に働かれてみて、介護職というお仕事はどうですか?

介護職員初任者研修を修了していましたが、やはり介護の現場は知らないことだらけで、入職当初は不安も大きかったですね。先輩の介護職員の方たちがサポートしてくださって、徐々に自分も働けるようになっていきました。

ご利用者との接し方は日々勉強だなと感じています。特に認知症を発症されている方は、同じ方でもその日の体調や調子の良さによって反応なども異なります。そういった方にも、その都度最適と思われる「ご利用者ごとの個別ケア」を模索している感じです。

ーーデイサービスで勤務を始めてからは、介護に抱いていたイメージは変わりましたか?

トイレの介助に関しては、研修を受けていた頃から「自分には絶対無理」と思っていたのですが、いざ仕事となったら、気が付いたら慣れていましたね(笑) その他には、現場での作業量は思っていたよりも多かったです。介護の仕事というと「おじいちゃん、おばあちゃんの話をゆっくり聞いて差し上げる」というイメージもあったのですが、私の勤めているデイサービスでは提供するサービス内容もしっかり決まっているので、それに合わせて動く感じでしょうか。特にトイレの介助は回数も多く、必要性の高さを実感しています。

ーー前職でのお仕事の経験で、今のデイサービスの勤務に役立っていることなどはありますか?

デイサービスでは調理担当の方が別にいますので、調理の経験を直接活かせているとは思いませんが、前職でも仕込みやオーダーを受けてからの調理の順番など、仕事を効率よく進めるための段取りを常に考えながら仕事をしていましたので、そういった考え方などはご利用者の介助などでも役に立っていると思います。ただ、私自身は全くの初心者という気持ちで職務に臨ませてもらっていますが、未経験者でもご利用者のことを第一に考え行動できるようであれば、介護職という仕事はしっかり務まると思います。

ーー転職前と転職後で、生活環境に変化はありましたか?

飲食業界で働いていた時は、急なシフトの変更などにより、休みの日でも急遽仕事に入らなければいけないこともあり、休日でも「いつ呼び出されるかわからない」というプレッシャーがありました。今の介護の仕事ではそういったことはなく、休日はしっかりと休めているので、気持ちの上でも楽になりましたね。

ーー今後、介護職としてどんな目標や夢をお持ちですか?

一つには「資格を取ってスキルアップしたい」という思いがありますので、今は「介護福祉士」の資格を取得するため、実務経験を積んでいる最中です。また、今勤めているデイサービスに不満はないのですが、少人数のアットホームな雰囲気でより密接にご利用者に関われる「グループホーム」や「小規模多機能型居宅介護」での仕事にもチャレンジしてみたいと思っています。その他には、子供の手がかからなくなったら正社員として働きたいですね。

ーー最後に、飲食業界に現在お勤めで、これから介護職を目指そうと考えている方へメッセージをお願いします

新しい業界で未経験の仕事をすることには不安がつきものだと思いますが、毎日一生懸命やっていれば、自然と仕事にも慣れ、体もついてくると思います。私が先輩の介護職員から言われた言葉で印象に残っているのは「ご利用者さんの支援のため、大変だと思うことこそが仕事なので、それを率先してやっていけば成長できる」ということです。トイレ介助などを率先してやればその分ご利用者の方にも喜ばれますし、自身の経験・スキルアップにもつながります。

また、家族介護の経験などもなくまったくの未経験でしたら、「介護職員初任者研修」などの資格を取っておくと、安心して仕事に臨めるかもしれません。初任者研修ではご利用者の心理状態など、知識として知っておくだけで仕事がやりやすくなることをしっかりと教えてくれます。

介護の仕事に向いているのはどんな人?

いざ介護の仕事に興味を持った際、「果たして自分に向いている仕事なのかな?」と疑問に思う方もいるでしょう。介護の仕事への適性があれば、働くのもより楽しくなるかと思います。ここでは介護の仕事に向いている人の特徴をご紹介しますので、自分に当てはまるところがあるかチェックしてみてください。

人と接することが好きな人

介護の仕事はご利用者に直接触れながら行う介助も沢山あります。その際に人と接することが好きであれば良いコミュニケーションが取れ、介護を提供する側も受ける側も、気持ちよく過ごすことができるでしょう。

思いやりがある人

介護の仕事では、ご利用者やその家族が抱える問題や、生活上の課題にいち早く気付く必要があります。また、介護の仕事は介護職員同士、介護職員と他の職種でのチームワークが必要になるため、思いやりがある人はご利用者や家族、同僚への気遣いも自然とできるようになるでしょう。

人の話を聞くのが好き

例え話すことが上手ではなくとも、ご利用者や家族からの声にしっかりと耳を傾けられる人であれば、相手の気持ちや本音を引き出すことができ、より良い介護サービスにつなげることができます。

オンとオフの切り替えが上手な人

介護の仕事は対人援助サービスのため、時にはご利用者との関係が上手くいかないなどの理由で落ち込むこともあるかもしれません。そんな時、オフでは仕事から離れて気持ちをリセットすることで、また気持ちよく働くことができます。

まとめ

飲食業界を辞めて転職したいとお考えの方に、介護業界と介護職について、そのメリットや転職の成功体験談などをご紹介してきました。介護の仕事は未経験からでも働きやすい上に飲食業界で培ったスキルも活かしやすい環境であること、キャリアアップも明確であることがおわかりいただけたかと思います。未経験からでも働ける好条件の介護求人をお探しでしたら、介護専門の求人サイト『カイゴジョブ』に登録してみてはいかがでしょうか。

本記事を参考に、皆様の転職活動が成功することをお祈りしております。最後までお読みいただきありがとうございました。

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監修者 カイゴジョブ編集部

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