メーカー(製造業)から介護職に転職するメリット7選 【47歳女性の転職成功体験談あり】

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メーカー(製造業)から介護職に転職するメリット7選 【47歳女性の転職成功体験談あり】

今、メーカー(製造業)にお勤めの方の中には、「仕事が単調でやりがいを感じない」「新型コロナウイルス感染症の影響で仕事がなくなってしまった」などの理由で「転職できる業界を探している」という方もいるのではないでしょうか。そのような方に、今回はメーカー(製造業)からの転職先の一つとして"介護職の仕事"がオススメである理由を、転職成功者のインタビューなども交えてご紹介致します。

他業界・ 異職種から介護業界への転職を検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。

メーカー(製造業)の仕事を辞めたい・辞めたくなるのは何故?

メーカー(製造業)に勤めていると「日々の仕事が変わり映えせず、やりがいに欠ける」「将来がなんとなく不安」「このまま勤め続けてよいのかわからなくなってきた」という実感をお持ちの方もいるかと思います。そのように感じるのはどうしてなのか、メーカー(製造業)を辞めたくなる具体的な原因を一つずつ見て行きましょう。

同じ仕事の繰り返しでやりがいが感じられない

メーカー(製造業)の仕事では、日々ラインを受け持ち同じ作業をミスなく繰り返すことが求められます。万が一ミスを起こしてしまえば始末書を書きマイナス評価を受けることになりますが、逆にプラス評価を受けることは稀といってよいでしょう。自分自身が仕事の中で成長を実感したり、日々の仕事にやりがいを見出したいと思っている人には環境が合わず、メーカー(製造業)の仕事を辞めたくなる原因の一つとなっているようです。

人間関係に疲れる

メーカー(製造業)の仕事は職場環境も一定で、常に同じ人が顔を合わせ続けることから閉鎖的になりやすいという特徴があります。そのため、人間関係がネガティブな方面に発展してしまうと逃げ場がなくなって常にストレスを感じる状態に陥り、転職を検討される方もいるようです。

将来も同じ仕事を続けられるかわからない

今、メーカー(製造業)の現場では、作業の効率化などを目的に、AIによる作業工程の管理やロボットの導入などが進んでいます。生産年齢人口の減少などに伴い、今後もメーカー(製造業)全体でこの流れは加速していくでしょう。5年後、10年後も今と同じ仕事が続けられるかわからず、長く働き続けられるか不安を感じることが、業界外への転職のきっかけになる人もいるようです。

メーカー(製造業)からの転職先にオススメの職種は?

ここでは、メーカー(製造業)から他業界への転職を検討する際、未経験でも転職が成功しやすいオススメの職種を紹介します。

事務職

事務職への転職では事務処理能力に加え、予定通りに終わらせること・ミスなく行うことが求められます。作業を正確にスケジュール通り進める能力は事務職にも向いてますので、業務上での取り組みなどをアピールすることで、事務職への転職が実現しやすいでしょう。また、メーカー(製造業)の事務職であれば、前職の知識も活かせるでしょう。

営業職

営業職への転職では、ルーティン作業を粘り強く行う能力などが、決まった取引先を回るルート営業などに向いていると言えます。また、メーカー(製造業)に関連した営業職を選ぶことで、前職での知識や経験も活かせるでしょう。

介護職

介護職への転職は、経験や資格よりも、被介護者の気持ちに寄り添って介護サービスを提供するためのホスピタリティや、多職種と連携するためのコミュニケーション能力が重視されます。また、仕事の中でやりがいを感じやすいことや、キャリアアップが明確であるという特徴もあります。メーカー(製造業)から介護職への転職をオススメする理由が複数ありますので、以下をぜひご確認ください。

メーカー(製造業)から介護職への転職をオススメする7つの理由

1.好条件で転職しやすい

メーカー(製造業)から介護職への転職をオススメする理由の一つに「好条件で転職しやすい」点が挙げられます。具体的には次のような点になります。

サービス需要が増加し続ける

日本は65歳以上の高齢者が増加し続けており、2040年には高齢者数人口がピークを迎えると予測されています。そのため、介護サービスを提供する介護人材の需要も右肩上がりとなっており、2025年度には約243万人の介護人材が必要と言われています。

引用:厚生労働省「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」より

そのため、需要増に伴う人材不足が続く介護業界は求職者に有利な「売り手市場」となっており、好条件の求人を見つけやすくなっています。

無資格・未経験でも就職しやすい

介護の仕事は「資格が必要」「経験者でないと難しい」というイメージがあるかもしれませんが、実際には無資格・未経験から働き始められる求人も多く存在しています。介護求人サイト『カイゴジョブ』の、東京都の2020年12月の求人情報を参照すると、約38%の求人が「未経験歓迎」となっており、すぐにでも介護の仕事に就きやすい状況となっています。

正社員として採用されるチャンスが多い

正社員として採用されるチャンスが多いのも、好条件で転職しやすい点の一つでしょう。介護求人サイト『カイゴジョブ』の、東京都の2020年12月の求人情報を参照すると、約72%が正社員もしくは契約社員の求人となっていました。

2.資格取得によるキャリアアップ・給与アップが明確

メーカー(製造業)から介護職への転職をオススメする理由の一つに「資格取得によるキャリアアップが明確」という点が挙げられます。 以下の図は一般的な介護職のキャリアアップの流れですが、キャリアアップの流れが資格取得を軸としていることがおわかりいただけるかと思います。

また、多くの介護施設・事業所では介護の資格所持に応じた資格手当を支給しており、資格取得がキャリアアップだけでなく、給与アップに反映されやすい点もポイントです。

介護職員初任者研修とは

介護職員初任者研修は、「在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を修得する研修」と定められた、介護職として基本的な知識・技術を身に付けていることが証明できる資格になります。資格名に“研修”と入っているように、130時間の座学・演習を受けた後、修了試験に合格することで取得できます。取得までの期間は1カ月~3カ月ほどで、就職前や就職後に働きながら資格を取得しやすいことも特徴です。資格手当は月額3,000円~5,000円くらいの職場が多いようです。

実務者研修とは

実務者研修(正式名称:介護福祉士実務者研修)は、「幅広い利用者に対する基本的な介護提供能力の修得」を目的とした、より質の高い介護サービスを提供するために、実践的な知識と技術の習得を目的とした資格になります。450時間の座学・演習(介護職員初任者研修など一定の資格取得者は免除科目あり)を受け、修了試験に合格することで取得できます。取得までの期間は3カ月~半年ほどで、実務者研修の修了は介護福祉士国家試験の受験資格となっていているため、働きながらキャリアアップを目指す人には必須の資格と言えるでしょう。資格手当は月額5,000円~10,000円くらいの職場が多いようです。

介護福祉士とは

介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた介護・福祉分野の国家資格です。介護における高い専門知識・技術を有していると認められる介護福祉士は、介護現場におけるリーダー的役割も期待され、様々な介護施設・事業所で活躍しています。介護福祉士の資格は、実務者研修の修了と3年以上の実務経験を積むなどの方法で、毎年1回行われる介護福祉士国家試験の受験資格を得られ、国家試験に合格することで取得できます。資格手当は月額10,000円~20,000円くらいの職場が多いようです。

3.メーカー(製造業)で身に付けたスキル・能力が活かせる

メーカー(製造業)から介護職への転職をオススメする理由の一つに「メーカー(製造業)で身に付けたスキル・能力が活かせる」という点が挙げられます。職場環境を整えて作業効率を上げるために採用される「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」の考え方は、介護の現場でも取り入れられていることがあります。特に介護の現場では、ご利用者の安全に配慮した環境づくりが求められるため、5Sを通じた職場環境改善の実績などは十分通用するスキル・能力となるでしょう。

4.勤務時間を選びやすい

メーカー(製造業)から介護職への転職をオススメする理由の一つに「勤務時間を選びやすい」という点があります。デイサービスや訪問介護など日中帯のみが勤務時間の仕事や、特別養護老人ホームやグループホームなど2交代・3交代のシフト制の仕事があるため、「子育てをしながら日中だけ短時間でも働きたい」「夜勤手当を取得してしっかり稼ぎたい」「フルタイムで実務経験を積んでスキルアップしたい」など、勤務時間やライフスタイルの希望に応じた仕事の選択肢がある点も、介護の仕事の魅力の一つでしょう。

また、公益財団法人 介護労働安定センターが2020年8月に発表した「令和元年度 介護労働実態調査結果」によれば、一般的な介護職員(正規雇用)の1週間の残業時間数は、調査した事業者全体の49.1%が「残業なし」、27,7%が「週5時間未満」となっており、週の残業時間の平均は1.9時間でした。

5.給与水準も上昇傾向に

メーカー(製造業)から介護職への転職をオススメする理由の一つに「介護職の給与水準が上昇傾向にある」という点があります。介護業界は他の産業に比べ賃金水準が低いという指摘がありましたが、介護職員が安定して長く働けるよう、国が積極的に待遇改善の取組を行っています。

その一つとして「介護職員処遇改善加算」という取組があります。これは介護職のキャリアアップの制度を整えたり、職場環境の改善を実施した介護施設・事業所に、介護職の給料を上げるための予算が支給されるというものです。2019年10月からは新たに、要件を満たした経験・技能のある介護職員の給料アップが実施される「介護職員等特定処遇改善加算」も創設されました。

引用:第194回社保審 介護給付費分科会資料「介護人材の確保・介護現場の革新」より

令和2年2月時点で、介護職員等特定処遇改善加算を取得している介護施設・事業所に勤める介護職員の平均月給は325,550円となっており、前年比で約1万8千円も平均月給がアップしていることからも、給与水準の上昇傾向がお分かりいただけるかと思います。

6.安定して長く勤めることができる

メーカー(製造業)から介護職への転職をオススメする理由の一つに「安定して長く勤めることができる」という点があります。介護職の仕事は正社員の他、パート、派遣など多様な雇用形態の中から仕事を選ぶことができ、ライフスタイルの変化に合わせて働き方を変えながら長く働き続けることが可能です。介護サービスの需要が高い点は先にお伝えしましたが、それは一過性のものではなく、今後も長期に渡ると予測される点でも、介護職は安定して長く働ける職種であると言えるでしょう。

その他、介護の現場でも見守り機器などICT技術の導入が進んでいますが、介護サービスを提供する主体はあくまで「人」であり、ロボットなどで作業が置き換えられるものではありません。そういった点でも、メーカー(製造業)にお勤めの方は、介護業界であれば安心して長く働くことを考えられるのではないでしょうか。

7.仕事のやりがいを感じられる

介護職として仕事をしていると「やりがいを感じられる」ことが多い点も、介護職への転職をオススメする理由の一つです。介護の仕事の目的は「介護を受ける人が、できるだけその人らしく生活できるよう支援を行うこと」で、そのために介護職はご利用者に寄り添ってケアを行います。自分が行ったケアでご利用者が喜んでくれたり、快適に過ごせている姿を見られることは大きなやりがいにつながるでしょう。

また、介護職の仕事はご利用者や家族、同僚や連携する他職種からお礼の言葉を受ける機会も多く、「人の役に立っている」という実感を得やすい点でも、仕事のやりがいをより感じやすいと言えるでしょう。

メーカー(製造業)から介護職へ! 47歳 Y・Tさんの転職成功インタビュー

画像:pixta

ここからは、メーカー(製造業)から介護職に転職を成功させた方へのインタビューをご紹介します。介護業界のどんな点に惹かれたのかなど、皆さまにとって参考となるお話も多いかと思いますので、ぜひ最後までお読みください。

ーー前職のお仕事について教えてください。

前職ではメーカーで健康サプリメントの製造ラインを受け持っており、製品を充填する部門に配属されていました。当時は子育てをしながら働いていたのでパート社員勤務で、2020年2月まで勤めていました。

ーー前職のお仕事を退職された理由は何でしょうか?

前職ではパート社員ということで、組織の中での発信力もなく、仕事を任される範囲が少ないことにジレンマを感じていました。仕事自体をもっと頑張るのであれば、自分発信で組織の中でできることがしたいなという気持ちが強くなってきた。そんな時に、以前短期間ですが勤めていた介護の仕事のことを思い出したんです。出産を機に辞めて以来ずっと気になっていたのですが、子供も大きくなったので再度介護の仕事にチャレンジしてみたいという思いもあり、退職を決めました。

ーー以前にも介護のお仕事のご経験があったんですね。

20年ほど前になりますが、デイケア(※)に1年半ほど勤めていたことがあります。その後妊娠し、出産のためにその職場を退職したんです。それからは育児を優先しながら、子供の成長に合わせて少しずつ色んな職場で働くようになりました。

※デイケア…通所リハビリテーションとも呼ばれ、在宅で生活する高齢者が病院や診療所、介護老人保健施設などに通い、日帰りでリハビリテーションや、入浴など日常生活上の支援を受ける介護保険サービス。

ーーこれまではどのようなお仕事をされていたのでしょうか。

元々は人と関わることが好きだったので、子供ができる前は対人系のお仕事が多かったですね。デイケアで働く前はスポーツインストラクターをしていました。出産後は子育てに集中したくて、人と積極的に関わる仕事には就かなかったんです。時間の自由が利きやすい、整形外科の医療事務なんかをしていましたね。メーカー(製造業)に勤めたのも「子育て中だったから」という理由があったのですが、心の中にはどこかで「また人と関わる仕事がしていきたい」というビジョンがあったように思います。

ーー今はどういう職場にお勤めされているのでしょう。

2020年3月に、特別養護老人ホーム(※)に入職しました。最初の半年間は非常勤でOJT研修を受けながら働き、10月から正職員として働いています。合わせて介護職員初任者研修の研修を受講しました。新型コロナの影響もあって思うように通学できなかったのですが、7月には無事に研修を修了しました。

※特別養護老人ホーム…在宅での生活が困難になった要介護度3以上の高齢者が入所し、日常生活の世話、機能訓練、健康管理及び療養上の世話を受ける介護施設。

ーー介護の仕事に復帰されるのに、特別養護老人ホームを選ばれたのはどうしてでしょうか?

今の自分の年齢を考えると、定年まではあと十数年しかありません。寝たきりの方も多いと言われる特別養護老人ホームで仕事をすることで、介護の技術やご利用者への接し方など、より短い期間でスキルアップができると思ったんです。また、要介護度が高い方でも、少しでも心が動いてもらったり楽しくなってもらえるような関わり方をしていきたいと思ったのも理由の一つですね。その他には、今の勤め先が自宅から近いということもありました(笑)

ーー就職活動をするにあたって重視するポイントはありましたか?

「職場が家から近い」「提示される雇用条件が良い」「正社員で働ける」この3点は重視していました。

1つ目の「職場が家から近い」は、片道30分以内の通勤時間を希望していたのですが、現在の職場はバイクで10分くらいで通うことができます。介護の仕事は地元での就職が多いため、探してみると意外と自分の家の近くに介護施設・事業所があったりするんですよね。また、「雇用条件」についても、今の職場はかなり恵まれていると感じます。年間休日も、前職のメーカーは125日あり、介護職で同水準の休日日数は難しいと思っていましたが、現在の職場の年間休日は124日あります。

「正社員で働ける」に関しては、入職当初は非常勤で、半年の研修を受けてから正社員への切り替えでしたが、他の条件が合致していたので妥協できる点でした。半年頑張れば正社員になれる、とわかっていたのも大きかったかもしれませんね。それに、結果として半年間しっかりと指導をしてもらえたことは、働く上ですごくプラスになりました。未経験から長く働くことを考えると、研修がしっかりしている介護施設・事業所を選ぶこともポイントなんだなと実感できました。

ーー実際に働かれてみて、特別養護老人ホームの印象はどうですか。

介護施設の印象として、常に節約していたりお金がないとか、そういう厳しい環境だったりするのかなと思っていたのですが、今自分が勤めている職場はとても経営がしっかりしており、運営状態がすごく良いですね。例えば介護用品一つとっても、必要なものが十分に利用でき、そういった点でストレスなくご利用者のケアに集中できています。

ーー特別養護老人ホームでのお仕事はどんな内容でしょうか。

私の職場はユニット型(※)の特別養護老人ホームなので、日勤は10名、夜勤時は最大20名の入所者の方をユニット単位のチームで介護しています。仕事内容はご利用者の食事・入浴・排泄・移動などの介助や、整容・口腔ケア・着替えの介助など身の回りのお世話が中心です。その他には居室や共用部の清掃なども行っています。シフトによる交代制で、現在は日勤と夜勤両方を担当しています。

※ユニット型…10室ほどの個室と共有スペースで構成されたユニットごとに介護士が配置され、小人数で入居者の体調や生活スタイルにも配慮しながら個別ケアが行える特徴を持つ。

ーー前職でのお仕事の経験で、今の特別養護老人ホームでの勤務に役立っていることなどはありますか?

前職はライン業務だったため、マニュアル通りに確実に作業することが求められましたが、結果だけが良ければOKということだけではなく、作業手順の大切さや、ミスや事故が起きる可能性についてもよく考えていました。介護の仕事でも、ご利用者に対する介助の手順の大切さや、ミスが起きる可能性を常に考えながら仕事ができています。一見、メーカーの製造業と介護の仕事は正反対のように見えますが、ご利用者に対する視点で考えると、意外と共通点があるのかなと思いますね。

ーー特別養護老人ホームのお仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか。

私が勤める特別養護老人ホームは、ご利用者の生活の場として、時には人生の終焉を迎えられることもあります。その中で日々ご利用者の方から「ありがとう」や「Tさんがいてくれてよかった」という言葉をいただくと、自分たちがご利用者の日常を支えているんだという実感が持て、やりがいにつながっています。また、介護は介護職や看護職、リハビリ職などがチームで利用者のケアにあたるため、自分がご利用者の様子の変化に気づき、その発見を共有することで他の職種のケアにも役立つ点なども、仕事をしていてやりがいに感じますね。

ーー転職前後で、労働環境に変化はありましたか?

夜勤のシフトにも入るので今までとは大きく働く環境が変わりましたが、前職に就いていた時も夜11時~12時半くらいまで副業をしていたんです。月の給料もベースアップしてボーナスも年間4.4カ月つくので、労働条件は良くなりました。そのおかげで今は副業をする必要もなく、その時間を勉強やスキルアップに充てることもできますし、生活全体が安定しましたね。前職では睡眠時間が平均3~4時間でしたが、今は1日7~8時間寝られていますよ(笑)

ーー今後、介護職としてどんな目標や夢をお持ちですか?

まずは実務者研修の資格を取って、その次に国家資格である介護福祉士になるのが目標です。自分の勤めている特別養護老人ホームに、少しでも貢献できるような人材になりたいし、自分を採用して良かったと思ってもらえるような働き方がしたいです。あとは、入所者の方に少しでも楽しい時間を過ごしてもらえるようになりたいですね。

ーー最後に、メーカー(製造業)に現在お勤めで、これから介護職を目指そうと考えている方へメッセージをお願いします

介護職は個人の性格といいますか、ご利用者の方や同僚たちとコミュニケーションがきちんと取れるかは結構重要だと思います。積極的に人と関わっていくための言葉を自分が発信でできることや、わからないことは自分から聞いて行くことが大事です。ですが、それはメーカー(製造業)の仕事でも必要なことですし、一般社会・仕事の常識みたいなものだってもちろん重要です。異業種から転職するからこそ、ご自身の強みを十分活かせると思います。「何で介護の仕事をやりたいのか」という気持ちさえハッキリしていれば、介護の世界でも、必ずご自身が満足いくような仕事ができますよ。

まとめ

メーカー(製造業)を辞めて転職したいとお考えの方に、介護業界と介護職について、そのメリットや転職の成功体験談などをご紹介してきました。介護の仕事は未経験からでも働きやすく、またメーカー(製造業)で培われる5Sなどの改善活動も活かしやすい環境であること、キャリアアップも明確であることがおわかりいただけたかと思います。未経験からでも働ける好条件の介護求人をお探しでしたら、介護専門の求人サイト『カイゴジョブ』に登録してみてはいかがでしょうか。

本記事を参考に、メーカー(製造業)にお勤めの皆様の転職活動が成功することをお祈りしております。最後までお読みいただきありがとうございました。

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監修者 カイゴジョブ編集部

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