法人ごとの志望動機が思いつかない…。使い回しても大丈夫？【介護の転職Q＆A】

介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ＆A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。

Q 法人ごとの志望動機が思いつかない…。使い回しても大丈夫？

Ａ 志望動機は会社への思いを伝えるもの、使い回しはNGです。一方、職種に対しての志望動機は転用可能です。

志望動機とは、「なぜその会社で働きたいのか？」「その会社で自分はどう貢献できるのか？」といった会社への思いを伝える、いわばラブレターのようなものです。使い回しはできないと考えてください。

ただ、業界や職種に対する志望動機については、一度書いたものを他社でも活かすことが可能です。例えば、「なぜ介護業界で働きたいのか？」「なぜ介護職に就きたいのか？」といった思いの部分はどの法人であっても共通しているはずです。そうした「固定できる部分」を使いながら、「その会社ならではの部分」を盛り込んでいくと、より効率的に仕上げることができるでしょう。

介護業界の場合、それぞれの法人ごとに経営理念や介護に対する考え方、施設形態が異なります。会社のホームページにアクセスして、「経営理念」や「代表者のあいさつ」「事業内容」を詳しく見てみてください。その法人が何を大事にしているのか、特徴をつかむことができると思います。

それらを志望動機に盛り込むことによって、企業側は「この人はうちの会社についてきちんと調べて興味を持ってくれている」と感じ、好印象につながります。

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