「正社員になりたい」が転職理由。その場合、志望動機はどう書けばいい？【介護の転職Q＆A】

介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ＆A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。

Q 「正社員になりたい」が転職理由。その場合、志望動機はどう書けばいい？

Ａ 「正社員になりたい」という理由を伝えることはマイナスではありません。

介護業界では、アルバイトやパート勤務をしている人も多く、転職を機に正社員としてステップアップしたいと考えている人も多数いるからです。そうしたステップアップやキャリアアップを目的とした前向きな転職理由は、プラスに捉えられる可能性が高いです。

ただ、「なぜこれまで正社員として働いてこなかったのか？」「なぜ現職の会社で正社員になれないのか？」については、採用側も気になる点ですので、理由をしっかりと伝えてください。

例えば、「子育て中のためパートとして勤務してきましたが、子どもの手が離れたので、正社員としてチャレンジしようと決意しました」「今の会社はパートから正社員登用の制度がなく、キャリアアップが難しいため御社に応募させていただきました」などと、具体的に伝えることで印象はアップします。

その上で他社ではなく、その会社に応募した理由（志望動機）を伝えられると説得力がグッと増します。会社のホームページに掲載されている「経営理念」「代表者のあいさつ」「事業内容」などから、その法人が何を大事にして介護事業に取り組んでいるのか、特徴をつかむことができます。その中で自分が共感した部分を一つでも見つけて盛り込んでいけば、アピールになるでしょう。

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