介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ&A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。
Q 採用担当者が応募書類を見る時に重視する項目はどこ?
A 重視する項目は、写真からの第一印象、志望動機、経験・実績などです。
介護業界の採用担当者が応募書類で重視するのは、以下のようなポイントです。
①顔写真の表情や雰囲気から見える人柄(第一印象)
②なぜうちの会社を志望したのか?(志望動機)
③前職で具体的にどんな仕事をしてきたか?(経験・実績)
介護の仕事は様々な利用者やその家族と接するため、人柄の良さやコミュニケーション能力の高い人がより求められています。そこでまず注目するのが、履歴書の顔写真です。
写真の表情、髪型、服装から「明るい人柄」や「清潔感」を感じさせる人は、好感を持たれやすくなります。逆に暗い表情だったり、ヘアスタイルが乱れていたり、服装がラフあるいは派手すぎたりすると、マイナス印象につながります。顔写真を撮影するときには以下のポイントに気をつけるようにしてみてください。
好印象な顔写真のポイント
〇歯を見せない程度ににこやかにほほ笑む
〇髪型は顔のラインが出るようにスッキリとまとめる
〇服装はスーツあるいは白などの明るい色のシャツを着用
続いて採用担当者が重視しているのが、「志望動機」です。介護業界は離職率が高いことから、少しでも長く働いてくれる人を求めています。そのため、なぜ介護職として働きたいのか、なぜその会社を選んだのか、という志望動機がしっかり伝えられていると好感度が高くなります。
また、前職でどんな仕事をしてきたか、「経験・実績」も重視しています。これまでの経験や実績から、実際に介護の現場で通用するかどうか、職場でどのように活躍してくれそうかイメージできるからです。
職務経歴書の「業務内容」の欄などに、経験してきた仕事内容を詳しく記載しましょう。例えば未経験の場合、接客の仕事をしていたなら、対応していたお客様の年齢層や一日の接客人数など詳細を書くと良いです。
介護経験がある場合は、どんなサービス形態(施設・訪問など)で、具体的にどのような介護をしていたのか(食事・着替え・入浴介助など)。また、利用者の人数に対して何人の職員で対応していたのかについても補足すると、採用担当者の理解も深まりやすくなります。
過去の経験を一つひとつ洗い出して、書いてみましょう。
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監修者 カイゴジョブ編集部
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