介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ＆A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。
Q 求人情報で気になる点があり、応募に踏み切れない。応募前に企業に問い合わせても大丈夫？
A 応募して面接に行ってみて、確認することをおすすめします。
気になる点が「転職する上で絶対譲れないもの」なのか、それとも「ある程度、譲歩できるもの」なのかで変わってきます。例えば、勤務地や勤務時間など条件面で、「この場所（この時間帯）じゃないと働けない」のであれば、応募前に問い合わせて確認したほうが確実です。面接に行って自分の希望通りにならなかったとなれば、お互いに無駄な時間を過ごすことにもなってしまいます。
絶対に譲れない条件面ではなく、返答次第で解決するかもしれない内容であれば、まず面接に行ってみて確認することをおすすめします。応募前に確認したとしても、そもそも書類選考が通過するかわかりませんし、面接時にその場で聞くほうがお互いに意向を確認し合いながら話せるのでスムーズです。自分の希望通りとまでは行かなくても、お互いの妥協点を見出すこともできるでしょう。
また、給与など待遇面については、応募前ではなく、面接時に確認するほうが賢明です。というのも、給与額は応募者の職務経歴、経験、実績を鑑みて算出するため、面接を経ないと条件の提示ができないからです。
特に介護職は体力的にもハードな側面があるため、仕事そのものへのやる気や志望度の高い人を好みます。そうしたことから、応募前に待遇面についてあれこれ聞くのは、「仕事のやりがいよりも待遇を重視するのか」とマイナスに受け取られなくもありません。待遇面については、面接時に確認するのがベストです。
面接の中で質問するタイミングとしては、終盤の質疑応答の時間に投げかけるのがおすすめです。面接官から最後に「何か質問はありますか？」と聞かれることが多いので、そのときに質問してみましょう。もしその時間がないなら、面接の最後に「質問よろしいですか？」と声掛けしてみましょう。
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監修者 カイゴジョブ編集部
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