介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ＆A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。
Q 法人理解を深めるための「法人ホームページ」の見方のコツは？
A 「経営理念・代表者の挨拶」、「施設形態・施設情報」、「事業の内容」、「SNS・ブログ・動画」の4点に注目しましょう。
最近は介護業界でも、自社のホームページを持つ法人が増えてきました。応募先の法人を見極めたり、志望動機を深めたりするために、求人情報だけでなく、法人ホームページにも必ず目を通しておきましょう。掲載されているすべての情報をチェックしておきたいところですが、中でも注目すべきポイントについて以下にあげています。参考にしてみてください。
法人ホームページで注目すべきポイント
経営理念・代表者の挨拶
経営理念や代表者の挨拶を確認することによって、その法人がどのような目的・思いで介護事業を行っているのか、法人の基本的な考え方やスタンス、方向性を知ることができます。そこに共感できるかどうかは、応募先を選定したり、志望動機を深めたりする上で重要なポイントです。
施設形態・施設情報
介護業界と一口にいっても、特別養護老人ホーム、グループホーム、介護老人保健施設、ショートステイ、デイサービス、訪問介護など様々な施設形態があります。また、施設の規模や建物の空間・設備、利用者や職員の人数などもそれぞれ異なるので、これらの情報からどういう職場環境なのかをチェックしましょう。
事業の内容
その法人が実際にどんな事業に力を入れているのか、取り組み内容に注目してみましょう。例えば、「専門リハビリで在宅復帰率・地域ナンバーワンを目指す」「無添加・無農薬を中心とする素材にこだわった手作りの食事を提供」「おむつゼロの自立支援介護に取り組む」など、法人によってそれぞれ注力している点や目指していることが異なります。どの取り組みに魅力を感じるか、共感できるかを見ていきましょう。
SNS・ブログ・動画
最近はFacebookやInstagram、TwitterなどのSNSや、ブログ、YouTubeなどの動画で、情報発信している法人も増えています。法人ホームページに各SNSにつながるリンクを貼り付けている場合が多いので、そこから各ページにいって投稿内容をチェックしてみましょう。文章や写真、動画から、施設の雰囲気や職員の働く様子などもつかむことができます。
また、投稿頻度が定期的あるいは頻繁にされているほど、外部に発信できる“人的な余裕”があることを読み取れます。そうした視点からもSNSをチェックしてみると良いかもしれません。
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監修者 カイゴジョブ編集部
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