介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ&A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。
Q 面接の入室・退室時で注意すべきポイントは?
A 入室、退室時には明るくハキハキと挨拶しましょう。
介護施設で面接が行われる場合、受付をした後、会議室に案内され、そこで面接官が来るのを待つか、あるいは受付に直接面接官が迎えに来て、一緒に会議室に向かうケースが多いようです。また、会議室などの個室がなく、オープンな打ち合わせスペースで行うこともあります。
いずれにしても、応対してくれた職員や面接官に対して、明るくハキハキと挨拶することが肝心。面接が始まる前には、「本日はお時間をいただき、ありがとうございます」と、面接官にお礼を伝えると好印象です。面接終了後も緊張感を途切れさせないように注意しましょう。会議室を退出するときや施設を出るときも、相手に対してお礼と挨拶を忘れないようにしてください。
面接時の入室・退出の流れやマナーを以下にまとめましたので、参考にしてみてください。
【介護の面接】入室時の流れとマナー
面接が行われる部屋(会議室)に案内され、面接官を待つ場合
▽案内してくれた職員にお礼を伝え、指示された通りに着座して待つ
▽面接官が来たら、立ち上がって一礼する
▽「どうぞ」と促されたら、座る
▽面接が始まる前に「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。○○と申します。よろしくお願いいたします」など挨拶をする
面接官がすでに居る部屋(会議室)に入る場合
▽ドアを3回ノックする
▽中から「どうぞ」など返事があったら、「失礼いたします」と言い、ドアを開けて入室する
▽ドアに向かって振り返り、静かにドアを閉める
▽面接官のほうに向き直り、一礼する
▽面接官から「どうぞ」と言われたら、カバンを椅子の横に置いて座る
▽面接が始まる前に「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。○○と申します。よろしくお願いいたします」など挨拶をする
【介護の面接】退室時の流れとマナー
▽面接が終わったら、椅子に座ったまま「本日はありがとうございました」など面接のお礼を伝え、一礼する
▽立ち上がり、椅子を元の位置に戻す
▽椅子の横に立って再度一礼し、ドアの手前まで移動する
▽面接官のほうに向き直り、「失礼いたします」と挨拶して、一礼する
▽ドアを開けて退室し、静かにドアを閉める
面接官も一緒に部屋を退出し、玄関まで見送ってくれる場合もあります。最後まで気を抜かずに、しっかりとお礼を伝え、おじぎをして玄関をでましょう。終始にこやかに気持ちよく応対することで、プラスの印象を与えることができます。
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監修者 カイゴジョブ編集部
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