介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ＆A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。
Ｑ メールや電話で面接を辞退する際の断り方が知りたい。
Ａ お詫びの言葉を伝えることが肝心。辞退の理由を聞かれたときには事実を伝えましょう。
企業によっては面接のために採用担当をはじめ、現場の管理者など複数人の予定を押さえている場合もあります。辞退すると決めたら、なるべく早く連絡しましょう。当日キャンセルは避けるべきです。
もし、やむを得ない事情で当日に辞退の連絡をする場合は、メールではなく、電話をかける方が確実です。担当者とこれまでメールでやり取りしている場合は、一旦メールを送った後、さらに電話でもフォローを入れると良いでしょう。
肝心なのは、メールでも電話でも、誠心誠意、心を込めてお詫びの言葉を伝えることです。ただ、辞退の理由については、こちらから敢えて述べる必要はありません。もし、先方から理由を聞かれた場合には、失礼のないように心がけつつ、正直に伝えるほうが心証は良いでしょう。
というのも、介護業界は地域の横のつながりが強く、他社の職員同士が顔見知りのケースも少なくありません。ある種、狭い業界と言えるので、面接での失態が悪い評判に発展する危険性もなくはないのです。
例えば、「他社の選考が進んでいる」といった理由は言いにくいと思いますが、ここで「身内が倒れて面接に行けなくなった」「転職活動自体を辞めることにした」などと嘘をつくと、後々バレてしまう可能性もあるので控えるべきです。相手の気を悪くしないような伝え方で事実を述べると良いでしょう。
下記はメールで断りを入れる場合の文例です。よかったら参考にしてみてください。
【介護の面接】辞退メール文例
〇〇様
お世話になっております。
〇月〇日〇時より面接のお約束をいただいている●●●●（氏名）と申します。
この度、諸般の事情により面接を辞退させていただきたく、ご連絡をいたしました。
貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、お伺いできず、誠に申し訳ございません。
身勝手なお願いで大変恐縮ですが、何卒ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
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監修者 カイゴジョブ編集部
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