介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ&A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。
Q 給与だけで求人を探すのは危険? 給与アップのためには転職すべき?
A 給与アップを目的とする場合は、“昇給率”や“業務量”に注意しましょう。
介護業界で働く人の中には「給与アップ」を目的に転職するケースも少なくありません。例えば、保有資格や経験年数によって次の転職先で給与が上がる場合も大いにありますし、リーダーやマネージャーなど現場を統括するポジションにチャレンジすることで、年収が50万~100万円上がるケースもあります。
ただ、給与アップを目的とする場合は、以下の点に注意することが重要です。
3年後・5年後の昇給率
入社時の給与はアップしたとしても、その後の給与があまり変わらなければ、いずれまた給与への不満が出てくる可能性があります。昇給率が高い会社のほうが経験を経るごとに年収増が見込めるため、転職先の3年後・5年後の昇給率はどうなっているのかを面接時に確認しておいたほうが良いでしょう。
業務量の多さや残業の有無
給与が上がる反面、業務量が増し、残業など勤務時間に影響が出るケースもあります。給与が上がることで業務量はどれぐらい増すのか、定められている就労時間で無理なく勤務できるのかについても、事前に確認することが大切です。
給与アップを目的とすることは危険ではありませんが、上記の2点に留意して、転職先を見極めると良いでしょう。
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監修者 カイゴジョブ編集部
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