「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の主な違いは?目上の人へのマナーと使い分け比較表

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「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の主な違いは?目上の人へのマナーと使い分け比較表

職場でのあいさつはコミュニケーションの基本ですが、ふとした瞬間に「お疲れ様です」と「ご苦労様です」のどちらを使うべきか迷ってしまうことはありませんか。目上の人に対して間違った表現を使ってしまったらどうしようと不安に思う方もいるでしょう。

この記事では、この二つの言葉が持つ役割の違いと、医療・介護現場での具体的なシーンを想定した使い方について解説します。

「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いと使い分け

ビジネスシーンにおいて、この二つの言葉は一般的な使い分けがあります。違いは「言葉を向ける相手の立場」にあります。まずは基本となる使い分けの基準を正しく理解しましょう。

職場でどちらを使うべきか一目でわかる比較表

比較項目 お疲れ様です ご苦労様です
主に使う相手 上司・同僚・部下など社内の相手 自分より立場が下の相手
目上の人への使用 問題なく使える 使わない
使われる場面 日常的なあいさつ 立場が上の人が相手をねぎらう場面

「ご苦労様です」が目上の人に向かないとされる理由

「ご苦労様」という言葉は、本来、上の立場の人が下の立場の人の労働をねぎらう際に使う言葉です。そのため、目上の人に対して使うと、相手を評価するようなニュアンスが含まれてしまい、失礼だと受け取られる可能性があります。

文化庁が策定した「敬語の指針」においても、現在では目上の人に対しては「お疲れ様です」が一般的とされています。

※出典:文化庁「敬語の指針(p45)

「お疲れ様です」が使われる場面

「お疲れ様です」は一般的に、同じ組織内であれば立場を問わず使われることが多いあいさつです。同僚同士はもちろん、目下の人から目上の人、あるいは目上の人から目下の人へ向けても使用できます。

ただし、職場によっては言葉遣いに独自の慣習がある場合もあるため、周囲の使い方に合わせると安心です。

シーン別「お疲れ様です」の使い方

言葉の意味を理解したら、次は実際の職場でどのように使い分けるべきかを確認しましょう。

目上の人に対して退勤時にかける言葉

自分が先に退社する際、目上の人には「お疲れ様です。お先に失礼いたします」と伝えることが多いでしょう。退勤時のあいさつを丁寧に行うことで、丁寧なコミュニケーションにつながります。

医療や介護の現場で同僚と交わす適切なあいさつ

医療や介護の現場では、多職種が連携して働いています。出勤時や申し送りの開始時、夜勤明けのスタッフと交代する場面などでは、「お疲れ様です」と声をかけることが多いでしょう。

ビジネスメールやチャットでのあいさつの使い分け

メールやチャットツールでも、文頭のあいさつとして「お疲れ様です」を使うことが定着しています。しかし、社外の取引先や患者さんのご家族などに対しては、「いつもお世話になっております」を使うのが自然です。

面接や施設見学では?押さえておきたいマナー

転職活動中の施設見学や面接では、まだその組織の一員ではないため「お疲れ様です」の使用は避けましょう。

受付では「本日お時間をいただきました〇〇です」と名乗り、案内を受けた際は「ありがとうございます」と伝えます。退室時には「本日はありがとうございました。失礼いたします」とあいさつをするのがマナーです。

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相手や状況に応じたあいさつの使い分け

病院や施設では、職員以外にも患者さんや利用者さん、外部業者など、多様な立場の人と接します。ここでは、相手別の適切な声掛けを整理します。

患者さんや利用者さんへの声掛けに使える表現

患者さんや利用者さんに対しては、職員同士のような定型あいさつとして「お疲れ様です」を使うことはありません。

一方で、リハビリや入浴の後などには、「お疲れ様でした」や「頑張りましたね」と声をかけることがあります。日常のあいさつであれば「こんにちは」や「お変わりありませんか」と声をかけるのがよいでしょう。

往診の医師や外部スタッフへのあいさつ

往診の医師や配送業者、委託業者の方など、外部から来る方に対しては、「ありがとうございます」や「お世話になります」といった表現を使うのが一般的です。作業後や対応後には、「ありがとうございました」と感謝を伝えると丁寧な印象につながります。

この記事では、「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の主な違いと、相手に失礼のない使い分けについて解説しました。目上の人には「お疲れ様です」を使い、外部の方や利用者さんには感謝や丁寧なあいさつをするというマナーの基本を押さえて、自信を持って日々の業務に取り組みましょう。

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ウェルミーマガジン編集部

執筆者:ウェルミーマガジン編集部

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