『前と言ってることが違う…』新人保育士が指導で迷ったときに大切にしたいこと【今回のレシピは“トマトチーズサラダ”】

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『前と言ってることが違う…』新人保育士が指導で迷ったときに大切にしたいこと【今回のレシピは“トマトチーズサラダ”】

Q:指導内容が違うように感じ、混乱しています

今年の春から保育園で働き始めました。

先日、活動中の子どもへの関わり方について上司から注意を受けました。前回の指導では「子どもの気持ちに寄り添うことが大切」と教えていただいたため、それを意識して保育にあたっていたのですが、「見通しをもって動かないといけない」「できる能力を奪わない」と言われてしまいました。

その日は他のことについても何度か指導を受け、余計に落ち込んでしまいました。

以前は「子どもに寄り添うことが大切」と教わったことと、今回の内容が少し違うように感じ、「どちらを優先したらいいのだろう」と混乱しています。

毎日分からないことばかりで、自分なりに考えながら動いているつもりですが、経験のある先生方と比べると何もできていないように感じてしまいます。

また、自分の行動をずっと見られているような気持ちになり、「これでいいのかな」「合っているのかな」と不安になります。そのせいか、以前よりも声かけに迷うことが増えました。

気持ちの切り替え方や、仕事への向き合い方についてアドバイスをいただけたら嬉しいです。

新人保育士

A:「寄り添う」と「見守る」は、どちらも大切な保育です

新しい職場で働き始めたばかりの頃は、覚えることも多く、毎日が精一杯ですよね。いつもお疲れさまです。指導を受けて戸惑いや不安を感じながらも、「子どもにとって何がよいのだろう」と考え、前を向こうとしている姿勢に保育と真剣に向き合っている気持ちが伝わってきました。

保育の現場では、「子どもの気持ちに寄り添うこと」と「子どもの成長や自立を支えること」の両方が大切にされています。しかし実際は、この二つのバランスを取ることがとても難しく、経験を積んだ保育士でも悩むことがあります。

例えば、子どもが困っているときに手を差し伸べることは、安心感につながる大切な関わりです。一方で、少し待てば自分でできそうな場面では、見守ることが子どもの成長につながる場合もあります。

「寄り添う」と「見守る」は、どちらも保育の中で必要な視点です。その子の年齢や発達、気持ち、その時の状況によって適切な関わり方は変わります。

おそらく上司の先生も、「寄り添うことが間違っている」という意味ではなく、「寄り添うことに加えて、次の成長につながる視点も持てるといいね」という思いがあったのかもしれません。

保育園児

保育には、算数の問題のような一つの正解がなく、同じ場面を見ても、保育者によって考え方が異なり色んな正解があります。

そのため、「前回と言っていることが違う」と感じることがあっても、それは矛盾ではなく、その場面ごとに着目するポイントが違っていたという可能性もあるのです。

迷ったときは、先輩の「考え方」を聞いてみよう

もし分からなくなった時は、「前回は寄り添うことが大切と教えていただきましたが、今回の場面ではどのような関わり方がよかったのでしょうか」と具体的に質問してみるのがおすすめです。その時には日頃の感謝の気持ちを添えながら尋ねることで、「反論」ではなく「学びたい」という気持ちが伝わりやすくなります。

保育の仕事を始めたばかりの頃は、迷ったり失敗したりする機会もたくさんあります。一方で、新人だからこそ気づけることや、見える視点もあります。その経験の一つひとつが、これからの保育の土台になっていきます。

絵本を読む保育士

新人だからこそ、たくさん失敗して大丈夫

ここからは話し言葉になってしまいますが、私も同じような経験があったので、その気持ちはよくわかります……!

でも今、自分が教える立場になって感じるのは、新人の先生が最初から完璧にできるとは思っていないということです。自分が教える側の立場になったからこそ、より深く思います。「たくさん失敗しなー!」って思っています。「分からないことあったら聞いてなー!」って思っています。気楽にするの難しいかもだけど、肩の力ぬいてね……!

目に見える技術ではないから、不安になってしまうけれど。できるようになったことだけではなくて、今日わかったこと、その気付きや学びも、できるようになったことの一つだと思います。

「子どもの気持ちがわかるようになった」
「自分の苦手なことが分かった」
「今回の指導の意味がわかった」
これもできるようになったこと。

昨日の自分にはなかったものだもんね。今日も頑張ったね…!!!

焦らなくても大丈夫です。一歩ずつ経験を積みながら、自分なりの保育を見つけていってくださいね。

【本日のレシピ:夏野菜で作る♪“トマトチーズサラダ”】

保育には正解が一つではないからこそ、悩んだり立ち止まったりすることもあります。でも、子どものことを考えて迷った時間も、保育者としての成長につながっています。

そんな毎日を頑張る自分のために、今日は夏野菜で作れる「トマトチーズサラダ」を紹介します!

さぁ、夏本番! トマトやきゅうりが安く、おいしい季節になりました。

子ども達にも人気のサラダです! ぜひ作ってみてくださいね。

トマトチーズサラダ

【材料】

  • トマト 中3個(450~500g)
  • きゅうり 2本(250g)
  • ベビーチーズ 4つ
  • サラダ油 大さじ1
  • レモン汁 大さじ1
  • 醤油 小さじ1
  • 塩コショウ 適量

【下準備】

  • きゅうりは半月切りにし、分量外の塩2つまみで塩もみをしておく(塩もみをすることでシャキシャキとした食感が増し、味もなじみやすくなるため、ぜひ省略せずに行ってください)。
  • きゅうりを切る
  • 鍋にトマトがかぶるほどの水をいれて沸騰させる。
  • お湯を沸騰させる

【作り方】

①トマトはヘタをつまみ取り、おしり側から十字の切れ目を浅く入れる。

トマトのヘタを取り切れ目を入れる

②沸騰したお湯にトマトをやさしく入れ、20秒ほどで取り出す(皮がめくれ始めたらOK)。

沸騰したお湯にトマトをやさしく入れる

③冷水にとって冷まし、皮をむく。

冷水にとって冷まし、皮をむく。

④きゅうりは手でしっかりと絞って水気を抜く。

きゅうりは手でしっかりと絞って水気を抜く ⑤トマトは薄めのくし形切りに、ベビーチーズはさいの目切りにする。 トマトは薄めのくし形切り ベビーチーズはさいの目切りに

⑥全ての材料をボウルに入れ混ぜ合わせる。塩コショウで味の濃さを調節してください。

〈ポイント〉

  • トマトが苦手なお子さんも湯むきで皮と種(今回は勿体ないのでいれた)を取り除くと、驚くほどよく食べます。
  • お好みでチーズは足してください。
トマトチーズサラダ

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misa

執筆者:misa

保育士歴12年。幼稚園教諭、児童相談員、リトミック2級の資格も保有。0~5歳児までの学年担任に加え、支援保育士も3年程経験。現在は保育士を続けながら、料理家としても活躍中。お菓子部門で「料理レシピ本大賞」を受賞するなど、著書も人気を博し活動の幅を広げている。

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