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介護お役立ち情報(旧けあZine)
人材確保は地域偏在の問題にも着目を
日本介護福祉士養成施設協会のまとめによれば、介護福祉士の養成校の入学者が過去最少を更新したことがわかりました。入学者数の減少もさることながら…
生産性向上と魅力PRの芯はどこに?
厚労省より、2019年度予算の概算要求が出されました。介護福祉分野で特に重点化されているのが、「現場の生産性向上」と「人材確保」をテーマとす…
要支援者の重度化防止に黄信号!?
介護給付費の実態について、最新となる2017年度(17年5月審査分から18年4月審査分まで)の調査結果が公表されました。17年度は介護予防・…
事業状況報告から浮かぶ現場の苦境
2016年度の介護保険事業状況報告が公表されました。毎年度の要介護認定者数やサービス受給者数、介護給付費などを示したデータですが、今回は15…
涼しくなってからが現場負担の山場
今年の夏は、「災害級」とも言われる猛暑により、熱中症による救急搬送数も対前年同時期で倍近くにのぼっています(総務省消防庁調べ)。これだけの猛…
総合事業の危機、地域はどう対処?
厚労省の老健局長が、都内で地域包括ケアシステムの展望について講演を行ないました。その場で、介護予防・日常生活支援総合事業(以下、「新しい総合…
10月からの福祉用具貸与の展望
厚労省は、「福祉用具の全国平均貸与価格および貸与価格の上限の公表」について通知を発出しました。福祉用具貸与については、10月から「全国平均貸…
ヘルパーという仕事
先日、かつて私が所属する事業所のサービス利用をされていたお宅のお嫁さんから、とても嬉しいお手紙をいただきました。その際、改めて考えさせられた…
夫婦も辛いですね
認知症の症状があっても、元気に暮らしている方はたくさんいらっしゃいます。しかしそのお世話をする家族には、やはり大きな努力と苦悩があるでしょう…
サービス付き高齢者住宅の現状と課題
「年をとったら、どこに住みたいですか?」そう聞かれたとき、どう答えるでしょうか。現在は「家族に迷惑をかけたくない」という気持ちから、老人ホー…
義理の母と嫁〜夫の死や子どもの自立を経てわかった存在の大きさ〜
長年ケアマネジメントの仕事をしていると、出会う世帯の形はさまざまです。そして、支援しているうちに世帯の形が変化する場合もあります。今回は、義…
何となく腑に落ちない。「介護度」ってどう決まるの?
介護の現場にいると、「Aさんは要介護1なのに、Bさんは要支援2。どう見てもBさんの方が介護度は高いと思うのに……なぜ?」という疑問を持つこと…
認知症予防にオススメ!デュアルタスクトレーニング
認知症は、初期段階でしっかり予防していくことが重要です。予防法はいろいろありますが、「デュアルタスクトレーニング」という運動が注目されている…
生活援助中心型ヘルパー導入、その影響と現場で求められるものとは
2018年4月より、訪問介護の生活援助を中心にサービス提供する「生活援助従事者研修」が導入されました。身体介護を伴わない分、研修時間は従来の…
通うこと自体が目的になっていませんか?〜認知症の方のデイサービス利用〜
身近な病気の一つとして広く知られるようになった認知症。同時に、介護保険サービスの利用も特別なことではない世の中になり、デイサービスに通う認知…
最新介護職必要数、2つの気になる点
将来的な介護人材の必要数(2025年までの見込み)について、厚労省から新たな推計値が示されました。これは、第7期(18〜20年度)介護保険事…
介護福祉職におけるモラルとコンプライアンス
昨今耳にする機会の多くなったコンプライアンスという言葉。直訳すると「法律や内規などのごく基本的なルールに従って活動すること、またはそうした概…
介護家族とのコミュニケーション〜情報共有の方法とメリット〜
地域包括ケアシステムの構築が進む中、医療と介護の連携の必要性が強まっています。介護報酬にも反映されており、意識を高めている事業所は多いことで…
利用者の「本当にしてほしいこと」とは
世界に類を見ない超高齢化社会を迎えた日本。介護保険サービスの利用者は右肩上がりで増加しており、私たちのヘルパーステーションも休むことなく稼働…
どこまでできる?高齢者の旅行
年をとるに連れ、親に「やってあげればよかった」と思うことの一つに「一緒に旅行へ行くこと」という方は多いのではないでしょうか。今回は要介護でも…
認知症の人の意思決定ガイドライン、浸透に向けた課題
厚労省より「認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定ガイドライン(案)」が示され、5月21日までパブリックコメント募集が行われています…
改定介護保険法による介護老人保健施設の方向性
今回の介護保険法改正により、老健の基本報酬が「スコア型」と呼ばれる加点方式に変更されました。これは10個ある評価項目に点数が割り振られ、最高…
力になりたいと思う気持ち
介護の現場には色々な方がいらっしゃいますが、共通していることはご自身あるいはご家族のために少しでも力になりたいと思っていることです。介護する…
ケアプランの表と裏〜隠された目標の達成〜
ケアマネになって10年以上になりますが、ケアプランを作るときには悩むことが多々あります。担当者会議で申し合わせたことが現実と違っていたなど原…
介助の負担軽減を目指そう!今すぐ現場で使いたい福祉用具
介護業務は抱えあげや中腰の姿勢が多く、体に大きな負担がかかります。負担をできるだけ少なくおさえるため、福祉用具を有効活用しましょう。今回は、…
ヘルパーにできること
高齢者はもちろん、障害のある方に対してヘルパーができることは何なのか。1人の利用者様とのご縁から、深く考える機会がありました。ここでは具体的…
病院と老健の働き方、意識の違い
介護職員と言えば、一般的に介護サービス事業所に従事しているイメージを持たれがちです。しかし中には、療養病院を代表に、医療機関に従事している人…
介護・福祉職が受ける研修の捉え方
福祉に関する研修・勉強会などさまざまな受講機会がある中で、自らの職場だけではなく外部の研修等にも触れることで、見識が深まりスキルが向上したり…
「この人のケアマネジャーは誰だ!?」〜ケアマネジャーのせいなのか〜
介護を必要とする高齢者に必要な介護サービスや支援を継続的に受けられるよう、自治体や各事業者との連絡、調整を図ることを主な業務とするケアマネジ…
生活援助新研修で現場はどうなる?
生活援助の人員基準が緩和されたのに合わせ、生活援助に従事する人のための新研修が設けられます。そのカリキュラム案が、パブリックコメント募集案件…
2018年度は転換期!在宅支援機能を問われる老健の役割とは?
介護老人保健施設(以下、老健)は2018年度の介護報酬改定で、在宅支援施設としての機能を大きく打ち出しました。これまでは在宅復帰施設としての…
日本式介護は本当に実現できる?
現在の日本式介護は、「『自立』を支援する介護」が推奨されています。しかし実際には、理念だけが先行していて、実情が追いついていない印象を受けま…
ケアマネ実習生の受け入れを経験して〜指導する側の学びの機会でもある〜
ケアマネ研修新カリキュラムが始まり、240時間程度の現場実習が課せられるようになりました。この背景には、ケアマネの研修水準が都道府県によって…
「自立支援強化」と「利用者の尊厳」
自立支援・重度化防止が主軸の18年度報酬・基準改定案。当事者の自立が進むこと自体は望ましいことですが、忘れてならないのは、あくまで「自立支援…
高齢者を転倒から守ろう!施設における転倒予防に必要な知識と実践例
高齢者にとって転倒は骨折を招くだけでなく、要介護状態の悪化や生命予後にまで関わります。そのため、介護現場で転倒を予防することは重要な課題です…
「配食サービス」は介護においてどのような位置付けなのか
高齢者の低栄養が問題になっています。一人暮らしだと、どうしても料理が億劫になりがちです。そのため、さまざまな企業が宅配サービスに参入。介護保…
本人の思いと家族の思い
介護の現場では、ご本人とご家族とで思いが食い違ってしまうことが少なくありません。これは、どんなに仲の良い家族でも同様です。そんなとき、私たち…
介護人材確保のためのチャレンジ
厚労省は、2018年度予算案において「介護職のイメージ刷新等による介護人材確保対策の強化」として、トータルで3.7億円を計上しています。仮に…
「ショートステイに行った方が良い」とは言うのに、「退院おめでとう」とは言ってくれない
介護保険申請のキッカケによく聞かれる脳血管障害の後遺症では、体に麻痺が残ることでこれまでの生活が大きく一変してしまうことが少なくありません。…
入所系施設で困った……ショートステイの持ち物忘れや衣類間違いを防ぐには
介護系施設で働く介護職員の悩みの一つに、利用者(入所者)の持ち物に関するものがあります。一般的に高齢者の方々は物持ちが良く、施設入所の際には…
介護事故防止は今や最優先課題に
厚労大臣は、1月5日の記者会見で「介護保険施設および有料老人ホームにおける介護事故についての実態把握を進める」旨を示しました。利用者の重度化…
前傾姿勢を引き出す介助の重要性と実践方法
人材不足が深刻な介護業界では、利用者様の介助方法に関してはさまざまな方法があるでしょう。移乗介助や排泄介助などの介助場面では、利用者様の状態…
歓迎されないヘルパー
ホームヘルパーという仕事の定義は、「介護が必要な方の自宅を訪問し、日常生活のお手伝いをする」ことです。お掃除や調理、オムツ交換や入浴の介助等…
雪国の介護〜巡る季節に対応できるか〜
過日、県内全域の介護支援専門員(ケアマネジャー)が一堂に会する研修に参加しました。11月も後半になると県内のあちこちで初雪が降っていて、「道…
介護老人保健施設が抱える課題―在宅復帰・在宅支援は本当に利用者にとって喜ばしいものなのか
先般、次期介護報酬改定の大枠が決定し、その中で介護老人保健施設(以下、老健)における在宅復帰・在宅支援を従来以上に評価するといった内容があり…
アクティブシニアが大活躍!介護の役割分担で人材不足を解消する方法
人材不足が深刻な介護業界ですが、改善策の一つとしてアクティブシニアの採用が挙げられます。団塊の世代とされる70歳前後の高齢者は、定年後もまだ…
地域のSW機能を高めるための道筋
東京都の高齢者福祉施設協議会の調査によれば、都内の特養ホームの約7割が「入所の際は要介護度を優先させている」といいます。介護報酬上のインセン…
リハビリはセラピストだけではない、介護職でもできるリハビリとは
一般的にリハビリと言えば、理学療法士や作業療法士などセラピストが機能回復を行うイメージがあるでしょう。しかし、特に高齢者におけるリハビリにお…
ケアマネ間の上下関係とケアマネ不要論〜主任介護支援専門員更新研修を受講して〜
2016年度から介護支援専門員(ケアマネジャー)の質の向上を目的として研修制度が大幅に見直され、主任介護支援専門員については更新制が導入され…
外国人介護人材の育成は介護業界の人材不足を解消できるか?
介護業界の人材不足を行うために、外国人介護人材の育成が注目されています。国は技能実習制度の対象となる資格に介護士を追加するなど、外国人介護人…
ヘルパーの持つべきプロとしての意識とその影響
介護保険で利用できる訪問介護、ホームヘルパーは全員が有資格者です。2000年に介護保険制度がスタートするのにあわせてホームヘルパー3級から1…
いつもの声がけ、スピーチロックになっていませんか?
「スピーチロック」とは言葉で身体的・精神的な行動を抑制することです。私たちが普段、介護をしていると何気なく使ってしまう「ちょっと、待ってね」…
介護現場でも活用できるSPDCAサイクルとは?
品質や生産管理の現場で実践される手法の一つであるPDCAサイクル。このサイクルを回すことで、継続的に業務の改善を図ることができるとされていま…
気持ちの良いコミュニケーションのために
「あの人と話をするの、なんだか苦手だな……」ただ会話をするだけなのに、人によって苦手意識を感じてしまうのはなぜでしょう。介護現場では日々、さ…
身体拘束廃止に必要なもう一つの視点
介護サービス利用者の尊厳保持に向け、第三者視点でサービスをチェックする介護相談員。このたび、利用者への身体拘束や虐待の未然防止に向けて「介護…
高齢者施設で働く介護職におけるストレスマネジメントについて
高齢者施設で働く介護職員は、利用者の身体介護だけが業務ではありません。入所されている高齢者の居住空間の整備、生活の質向上の援助などの間接介護…
排泄に関するある施設の取り組み
先日、施設介護をしている知り合いから相談を受けました。その人の勤めている施設では、「オムツ外し」の取り組みをしているそうです。色々な理由で、…
リハ職がカバーできない介護職の役割
9月6日の介護給付費分科会では、PT・OT・STの各団体からのヒアリングが行われました。現行の介護保険によるリハビリで、各職能がどのような役…
旨くはないけれど、お茶は自分で入れます〜若年性認知症の妻〜
18歳から64歳の間で発症する認知症は、総じて「若年性認知症」と呼ばれています。この若年性認知症という言葉の浸透で、「認知症は若い人でも発症…
利用者を支配していないか?!
利用者の人本意のケアを、という流れが介護現場の主流になりつつある現状のなかでも、一部の施設などにおいては、いまだある特定の専門職が、現場のケ…
高齢者がいつまでも自分らしく生活するために〜生活行為を向上させよう〜
高齢者がいつまでも自分らしく生活するためには、たくさんの障害があります。特に要介護状態になると老化による心身の衰えはもちろん、人や社会との繋…
「介護離職ゼロ」目標が迎えている危機
<2016年度(2016年5月〜2017年4月審査分)の介護給付費実態調査の結果が公表されました。要介護者に対する介護給付費を見てみると、名…
介護職、親の介護に直面して
介護職として働いている人は、自分の親に介護が必要になった時、上手く介護できるでしょうか? 介護の仕事をしているので、親の介護をするということ…
2018年度改定は「人を守る」を最重点に
8月23日開催の介護給付費分科会では、介護人材確保対策について議論が行われました。あらゆるデータが現場の厳しい人材不足を示す中、根本的な打開…
責任者だけでなく現場の介護職員ができる通所サービスの顧客獲得法
介護サービスにおいて、ホスピタリティや奉仕の精神は当然根底になくてはならないものです。しかし介護サービスはサービス業でもあるため、顧客の獲得…
施設職員が考える、介護士の専門性
お年寄りの介護において、介護職員の「専門性」とは何なのでしょうか。ケアマネジャーはケアのマネジメント、ケアプランの作成のための情報収集。看護…
認知症の人を在宅・地域でどう支えていくか?
「地域包括ケアシステム」を構築し、高齢者が住み慣れた地域あるいは在宅で生活を継続するための施策を実施。認知症の人に関しては「新オレンジプラン…
在宅介護を諦めるとき
私の働いている訪問介護ステーションは特別養護老人ホーム付設のステーションで、居宅介護支援センターと包括支援センター、デイサービスも併設されて…
人手不足の数字から見える深刻課題
公益財団法人介護労働安定センターが毎年度実施している「介護労働実態調査」ですが、最新となる2016年度の調査結果が公表されました。調査時期が…
若者による介護
家族間の介護といえば、夫婦や親子という認識が多いでしょう。ところが「祖父母」の世話をするために、学校生活や進路に影響がでている「若者ケアラー…
在宅看取りを考える〜最期にあたり「生きました」という報告〜
医学の進歩によって、人間にとってがんが脅威でしかなかった時代から、現代では治るがんも多くなりました。また、完治が望めなくてもいかに苦痛を少な…
介護予防について思うこと
「介護予防の視点で」「自立した生活を」など、介護の現場にいるとよく耳にする言葉。長く現場にいても、こうした言葉の掴みどころは難しさを感じます…
パラリンピック開催で考えたいこと
2020年に東京オリンピックが開かれますが、同じくして開催されるのがパラリンピックです。東京パラリンピック統括部長は都内で行われた講演の中で…
介護保険施設で働く仕事の悩み。業務改善を図るためにはどうしたら良いの?
介護施設で働く介護職員が行うのは、直接的な介護業務だけではありません。シーツ交換や身の回り品の清掃整頓、掃除や書類作成、行事やレクリエーショ…
実習生に伝えたいこと
介護に限らずどんな職種・職業であっても、多くの場合は実習や研修というものがあります。中には雇用されてからある一定期間を「実習期間」と位置づけ…
高齢者住宅としてのシェアハウスのメリットとデメリット
若い人の間で流行っている『シェアハウス』が、高齢者の間にも広がっています。「年をとったら気が合う友だちと一緒に住みたい」という人は多いですし…
サービス提供責任者の仕事
サービス提供責任者とは、介護保険制度設立時に設けられた職業。 在宅介護というと訪問介護(ホームヘルパー)とケアマネジャーが要というのが一般的…
実地指導や監査で失敗しないために、介護保険施設で働く介護職員が心掛けること
介護保険施設には、都道府県及び市町村が介護サービス事業所に対し適正な施設運営が行われているかの確認をするため、「実地指導」が義務付けられてい…
24時間の介助や姿勢を考える大事さ
人の生活は一つの動作や姿勢が連続して成り立っています。そのため、私たちが介助を行ったり、姿勢を調整したりしていく上で、生活の一部分として関わ…
「科学的介護の導入」と2018年度改定
首相官邸開催の未来投資会議で、「未来投資戦略2017」の素案が示されました。介護分野では、「科学的介護の導入による『自立支援の促進』」がかか…
AIでケアプランを作れるのか?ケアマネジメントのこれからと課題
将棋で高段位の名人を負かしたことなどでも注目されている「AI」。介護分野でも官民一体となり、AIを使ってケアプランをつくらせる試みがなされて…
高齢者とおしゃれ〜周囲にも好影響を与える可能性〜
医院に併設されている通所リハビリテーションと同一建物内に居を構える介護支援センターに勤務してはや10年。朝夕の利用者さんの行き来や日々の様子…
定期巡回・随時対応型議論のポイント
介護給付費分科会が、サービスごとの議論に入っています。トップを切ったのは、厚労省がもっとも力を入れようとしている定期巡回・随時対応型と小規模…
介護職員の待遇改善について
2017年4月から介護職員処遇改善加算が変更となりました。算定要件がクリアできる施設は加算Iを算定することで、施設によっては1ヶ月1万円以上…
ロコモティブシンドロームを予防しよう!
高齢者が要介護状態に陥る原因は骨折や転倒、関節疾患などのいわゆる運動器の障がいが20%以上を占めています。このように運動器の障がいにより移動…
高齢者のリハビリについて
リハビリテーションについて調べてみると、国連の障害者に関する世界行動計画(1982)によれば、「身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の…
サ高住入居者の「置かれた立場」に注意
2018年度の報酬改定に向け、「住宅型有料ホームやサービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)における過剰サービス対策」が論点として上がってい…
自殺願望を訴える人にどう声をかけるか? 精神疾患を患う利用者の支援で重要なこと―7
対人援助の仕事をしていると、支援相手から「死にたい」と言われることが意外と多いという。しっかり向き合おうと思ってもどうすればよいのか術がなく…
家族はここを観ている!家族が良し悪しを判断する施設の介護職員の基準とは
ここ数年、マスコミでも多く取り上げられている「介護事業所における虐待事件」。こういったマスメディアによる報道は、介護サービスの利用者本人やそ…
リハビリで出来ることを実用化するための模索〜住宅改修で「できる」を実現〜
介護保険による住宅改修は、初めて介護認定された際や実際に転倒してしまったときなど、利用者本人や家族が「介護が必要」と感じたごく初期に行われる…
多職種協働の機能・スキルを謳う前に
厚労省が設置した「新たな医療のあり方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」が、報告書を取りまとめました。「医師・看護師『等』」とあ…
混合介護サービスを具体的に運用するときケアマネジャーが留意すること
高齢に伴って身体が不自由なっていくと、「障がい者のためのサービスも使いたい」と思うことがあるでしょう。しかしその場合、いくつか気を付けなけれ…
「今日初めて会話をした……」ケアプランにのらない信頼にこたえる支援を
ケアマネジャーの業務の中に、月に一回のモニタリングがあります。自宅にモニタリング訪問することが基本ですが、ご家族の事情でショートステイを連続…
認知症の周辺症状について
認知症には、「物忘れや見当識障がいといった中核症状といわれるもの」と「不穏やイライラといった周辺症状」があります。アルツハイマー型認知症、あ…
介護職は本当に低賃金!?
10年ほど前から、各メディアで「介護職=低賃金」というイメージが定着し始めました。高校生が選ぶ職業では常にワースト上位に有る介護職。しかし本…
注目資格!介護福祉経営士とは?
介護業界は成長産業として注目され、多くの企業の参入が進められてきました。その中で、介護福祉業務だけでなく、介護福祉産業に特化した、経営知識を…
退院支援を行う際のMSWとケアマネジャーとの連携
高齢者が退院するとき、病院側からも介護側からも、ケアを重視する退院支援の体制が整えられてきました。支援の軸となるのは、メディカルソーシャルワ…
多様化する通所介護について
昨年8月、兵庫県神戸市がアミューズメント型デイサービスについて規制する方向での条例改正を打ち出し、全国発として話題になりました。このアミュー…
介護職員のスキルアップについて
「スキルアップ」という意味を辞書で調べると、「腕前をあげること、技術力をあげること」などと書かれています。介護現場においても、スキルアップは…
高齢者ファーストで、行政はもっと制度の周知の努力と支援を
居宅介護支援事業所のケアマネジャーの仕事をしていると、多くの相談を受けます。介護のことはもちろん、医療や障がいの分野、そして生活に付随するさ…
介護現場におけるアロマテラピー
介護現場でのアロマテラピーが徐々に普及してきています。リラクセーション以外にも利用され、とりわけ認知症への効果が注目をされています。そこで、…
今注目のアドバンス・ケア・プランニング
最近、高齢者の孤独死や介護疲れによる配偶者殺人のニュースが出るたびに、「安楽死を認めてほしい」という言葉をよく耳にします。こうした希望が出る…
理解してほしい、ケアマネジャーは偉そう?〜ケアプランでみんなを守りたい〜
介護保険制度の制定と共に現れた「ケアマネジャー」という新しい資格とその存在。介護を必要とする高齢者の望む暮らしを実現するため、それに向かって…
訪問介護事業所について徹底解説
訪問介護事業所は在宅介護サービスの中で最も使われているサービスであり、事業所の数も最も多いです。ここでは、訪問介護のサービス内容や人員配置、…
実践!これから必要な介護予防の方法
医療費や介護費を抑制するために、国は介護予防に力を入れています。要支援者のサービスが総合事業へと移行されていく中で、効果的な介護予防を実践で…
介護関係の資格は役に立つ?
最近、介護関係の資格が増えています。「なんとなく気になる」という方は多いのではないでしょうか。介護に求められているものの奥の深さや難しさを感…
孤独死について考えてみる
介護の仕事をしていると、当然“死”と直面する場面があります。いつもの時間に訪問すると大変に状態が悪くて119番通報。家族の不在時には一緒に救…
完璧すぎる嫁〜自分の居場所がなくなる時・同居介護の難しさ〜
日本における65歳以上の高齢者が子と同居している割合は年々下がり続けています。1999年には50%となり、2013年以降は遂に40%以下とい…
自立支援に必要なリハビリテーションマネジメント
地域包括ケア確立に向け、国は施設介護から在宅介護へと転換を進めています。そのため、施設・在宅どちらで介護業務を行うにしても、しっかりと自立支…
福祉士の違いについて
福祉士といっても、さまざまな種類があります。資格取得の方法や難易度等も違えば、資格を取得してからの活躍の場、あるいは仕事内容にも違いが。ここ…
施設介護がアットホームにならないのはなぜか
施設介護には、生活の場としてアットホームさを求められることが少なくありません。しかし実際のところ、これはなかなか難しいことと言えるでしょう。…
楽しみを生み出す『アクティビティケア』とは?
最近は、SNSにも介護福祉士の集まるコミュニティができています。そちらの投稿等を見てみると、利用者のために「どうすれば喜んでもらえるのか」と…
「自分で出来ることは自分でしましょう」〜言われたらどんな気持ち?〜
介護の現場では、よく「自分で出来ることは自分でしましょう」と利用者さんに声がけすることがあります。実際、介護職として働いたことのある人なら、…
介護ってなんだろう……
ふと、介護という言葉の意味について調べてみました。すると、まず出てきたのが「障がいのある人に生活上のお世話をすること」という説明。その意味を…
介護業界で給料アップするには?
介護業界は他業界と比べると低賃金であり、それが人材不足の原因の一つであるといわれています。ではこの介護業界、給料をアップさせるためにどのよう…
疾患別!認知症ケアのポイント
認知症の治療は薬物療法が一般的です。しかし、それと同じくらい日々のケアが重要となります。ただし、認知症といっても原因となっている疾患によって…
介護保険は自立支援ではなかったのか
このところの介護保険制度の改正や方向を見ていると、介護保険法がその理念から離れていってしまっているのではないかと感じます。特に次回改定につい…
在宅介護・施設介護のメリットとデメリット
年をとって、自分自身で身の回りの事ができなくなってしまった場合。住み慣れた家で訪問介護等を受けながら生活を続けるのが良いのか、それとも、施設…
介護のキャリアアップに役立つ資格
働く場所によっては、資格がなくても働ける介護という業種。しかし近年の動向として、介護には何らかの資格が必要になってきています。また、事業所に…
介護従事者の深刻な腰痛問題!原因と対策について
厚生労働省は2013年、「職場における腰痛予防対策指針」を改定しました。実に19年ぶりの改定となり、介護施設でも離職率を減らすため、腰痛予防…
財務省の「通所叩き」の落とし穴
財務省の財政制度等分科会が10月4日に開かれ、社会保障改革に向けた議論を行ないました。政府のかかげる経済・財政再生計画等にもとづいて何をどの…
特養の入所基準について
介護保険制度では原則、「要介護3」以上でなければ特別養護老人ホームに入所することができません。しかし一口に「要介護3」といっても、身体の状態…
施設職員が感じる、日常生活に潜む傷病 Vol.1
医療が発達し、国内の平均寿命が著しく伸びている昨今であるが、多くの高齢者は何かしらの傷病を抱えて生活をしている。在宅で暮らしている方、介護施…
介護施設に株式会社参入、介護はどう変わる?
公正取引委員会が9月5日に発表した「介護分野に関する調査報告書について」で、多様なニーズに対応していくため、介護施設への株式会社参入という案…
高齢者施設での事故〜事故の予防とやってはいけないこと
高齢者施設での事故には、予防できるものが多くあります。しかし時として予測不能な行動をとる高齢者の事故を、全て予見できないことも事実でしょう。…
介護する人を先に救うということ
警視庁による「原因・動機が介護、看護疲れにあるとされる自殺者数と殺人事件の検挙数」の2009〜2013年までのデータによると、自殺者は毎年3…
ケアする人が不幸なら、いい介護はできない
「ケアラー」は2010年に「家族などの無償の介護者」連盟が発足し、その中で使われるようになった言葉です。介護される側への支援は、不十分ながら…
再就職準備金の効果には前提が必要
厚労省より2016年度二次補正予算の概要が示されました。介護人材の確保については「再就職準備金貸付事業」の拡充(10億円)、介護離職防止では…
看取りケア〜ご家族の心のケアについて
看取りケアで大切なご家族の心のケア。高齢者施設で看取りケアを選択するご家族が増えていますが、後悔する声も後を絶ちません。そんな、ご家族の心の…
どんな「療養」が必要か
2011年度までに介護療養型医療施設を廃止し、新型老健へ移行することが進められていました。しかし実際にはなかなか上手く移行できず、これは20…
看取りケア〜介護職員の心のケアについて
看取りケアについて、さまざまな取り組みがなされる今日。看取りケアを担当する介護職員の不安、そして看取りケアを選択したことを悔やむご家族が増え…
麻痺があってもジーンズを格好良くはきこなす
身体の動かしにくさや麻痺が生じると、暮らしの中でこれまでとは同様にできないことが出てきます。不便さを解消するために、例えばトイレットペーパー…
聴覚からの気づき 精神疾患を患う利用者の支援で重要なこと―4
前回は、「視覚による気づき」に関して事例をもとに、それが対人援助を行ううえでどれだけ重要なことかを考えたが、今回はもう一つの「気づき」である…
介護職の社会的評価を上げるには?
介護労働安定センターより、2015年度の介護労働実態調査の結果が公表されました。今回は、2015年度の制度改正・報酬改定後としては初の調査と…
要介護1・2の高齢者の介護サービスの今後について
厚生労働省によって、要介護1・2で受けられる介護保険内サービスの見直し検討が発表されました。要介護1・2の高齢者が利用する生活援助サービスと…
高齢者特有の身体の変化
歳を重ねると、身体が鈍感になります。例えば普段行っていない運動をした時、筋肉痛が翌日ではなくその後になったりするというのはよく聞く話。このよ…
監視?防犯?プライバシー?設置に揺れる福祉施設の監視カメラ
福祉施設においてさまざまな問題が取りざたされる現在。監視カメラの導入についても、その賛否が問われています。施設としてどう方向性を打ち出すのか…
高齢者住まい法を背景とした“暮らし”の現状と課題
現在、独居または夫と2人暮らしの高齢者が増えています。慣れた地域で暮らすためには、借家での独居、もしくは老夫婦を対象にしたサービスを想定しな…
認知症における周辺症状(BPSD)について
認知症という病気は、随分と社会に周知されてきていると感じます。例えばアルツハイマーと聞いて、何の事か解らないという人は殆どいないでしょう。し…
本当に認知症? 高齢者施設の認知症ケアについて考える
「認知症」と言っても、その行動障がいはさまざま。中には認知症でなく、適切な治療が必要にも関わらず認知症と判断され、症状を悪化させているケース…
高齢職員の労務管理〜定年の引き上げと廃止編〜
前回は、高齢者雇用における、実務上の手続きについてお伝えしたが、それと同時に高齢者の雇用とは切っても切れないのが「定年」である。筆者の関与先…
家庭内虐待を発見、そのとき事業所は?
今回は、在宅で起きる家庭内虐待問題を取り上げます。2016年2月の厚生労働省の統計発表によれば、2014年度における全国の家族や親族による虐…
虚弱高齢者がジムに? CGTとは
最近よく聞く「アンチエイジング」という言葉。女性にとっては、美白やシワ、シミなど、何歳くらいから意識するでしょうか。年齢が上がると「生活習習…
介護という仕事について
介護保険制度のスタートに合わせて、たくさん介護のプロが養成されました。「介護の仕事」というものは、大きく2つに分けられると思います。それは、…
視覚からの気づき 精神疾患を患う利用者の支援で重要なこと―3
『気づき』には、さまざまな側面からのアプローチがある。視覚面・聴覚面・体験や経験面からなどによるものが主であるが、なかでも『視覚による気づき…
25年の遠距離介護を終えて見えたもの―家族介護の役割と限界
東京と長野の遠距離介護を経たのち、筆者の義父は穏やかな最期を迎えた。その体験を通じて知った義父と地域との絆、ヘルパーやケアマネとのかかわりの…
介護業務を構成する「感情労働」に注目
厚労省が、2015年度の「過労死等の労災補償状況」を公表しています。その中の「精神障害にかかる労災補償」の業種別の状況において、社会保険・社…
被災地支援を通じ、肌で感じた介護の原点 Vol.1
熊本県を襲った大地震で、益城町のある特養に、介護職員として支援に入った筆者が経験した支援チームのリーダー役。意見や問題が噴出する毎晩のミーテ…
ケアマネへの営業活動について−2 日ごろから顔の見える関係を築き、コミュニケーションを円滑に!
ケアマネジャーさんとの関わりを、前回に引き続き書きます。今回は、関係性ができた後のことについて触れてみましょう。電話での対応、利用者さんの見…
医療から介護へ、切れ目なくケアしていくために
各都道府県で「地域医療構想」の策定が進んでいます。介護の側でも、高齢者の退院直後からすぐに在宅介助や介護が生活を支えていかなければなりません…
ヘルパーはお手伝いさんではない
ヘルパーとは介護保険法により定められた職業の名称。文献によれば、「高齢者や身体に障害を抱える人に対し日常生活上で困難な事の援助やケアを行う」…
クレームに負けない体制づくり
施設運営になくてはならない、お客さまからの声。サービスの質を良くするために必要なものですが、中にはいわれのないお叱りや、度を超した要求がある…
つくり笑顔の介護士は嫌われる?
介護職員のつくり笑顔は見破られる。本当に信頼に足る人物なのか、利用者やその家族の目は思った以上に厳しいからだ。本物の笑顔で接することのできる…
「通い介護」を選択できる制度づくりを
「平成27年高齢社会白書」によると、要介護状態になっても自宅で暮らしたいという方の割合は4割を超えているとのこと。しかし実際、65歳以上の高…
現場のマネジメント負担を考えるべき
厚労省が、中高年齢層を介護の担い手として現場に呼び込む施策を強化しようとしています。労働力人口が中長期的に減少の傾向をたどる中、労働市場への…
人材確保のための実践的アドバイス―その10 若者雇用促進法など、国が力を入れる若者向け就職支援にも注目
少子高齢化に伴い、若者が生き生きと働ける雇用環境をつくりだすことが、国にも求められている。そのなかのひとつが、「若者雇用促進法」だ。段階的に…
五感という感覚器を活用したセルフケアのすすめ
自分のからだの意識にスイッチを入れることからセルフケアは始まる。筆者はその方法として都内各所で「五感あそび」を実践している。通所や特養・小規…
質の高い介護とは?
介護という言葉から、まずどんな事を思い浮かべるでしょう。恐らく「下の世話」が思い浮かぶ方が多いかもしれません。私達の預かっている訪問介護の現…
施設の組織力アップを図ろう
一人ひとりは忙しく動いているのに、いまいち空回りしていたり、あるいは一部に負担が偏っていたり。人員に余裕を持てない介護施設にとっては、「少な…
訪問は利用者宅の家の前から始まっている精神疾患を患う利用者の支援で重要なこと―2
精神疾患のある利用者宅を訪問するときは、いろいろな情報を得るよい機会となる。すでに自宅前に着いたときから、あらゆる『気づき』が得られ、コミュ…
軽度者の給付カットが意味するもの
福祉用具貸与などの事業者団体である「日本福祉用具供給協会」が、財務省などが提言している「要介護2以下の人の福祉用具貸与給付の縮小」に対し、「…
“香り”は脳を元気にする
最近、アロマオイルと脳との関係、特に認知症との関係について話題になっています。一般にはアロマテラピーについて、「いい気持ちがするだけ」と思っ…
在宅介護の医療行為について
在宅介護、つまりヘルパーの訪問を必要としている方は、そのほとんどが高齢者です。それも、後期高齢者がその大部分を占めます。さらに半分以上の方は…
「ぼけ」「痴呆」から「認知症」へ……名称変更と共に失われたもの
昔はよく近所の奥様方の井戸端会議で、「もう、うちのおばあちゃんが最近ぼけちゃって」「うちのおばあちゃんも、最近物忘れが多くて」なんていうやり…
ケアマネへの営業活動について−1 どうやってよい関係性を築くか?
ケアマネジャーさんから信頼を得るためにはどうしたらよいでしょう? 今回はケアマネさんとの関わりについて、関係を作る前と関係性ができてからの2…
看取りとグリーフケアの調査から……私たちが一市民として学ぶべきはセルフケア
このほど、一般社団法人セルフケア・ネットワークが、一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会からの委託を受け、「介護職の看取りとグリーフケア…
高齢者介護施設における看護職員の役割について
施設での看取りも、もはや珍しくなくなった今日。看護職員に求められるスキルは多様化しています。病院とはまた異なる働きが期待される、高齢者介護施…
自分の専門性に疑問を感じ、介護職としての未来に夢をもてない人に、モチベーションを抱いてもらうにはどうしたらよいか?
介護職として就職しても、現場の業務に追われ、仕事を振り返ることもままならず、未来に夢を抱けない人が多い。そしてそれが離職の大きな原因ともなっ…
死を受け入れるための援助……誰がどのように寄り添っていくのか
担当していた人の死。多くの介護関係者は、耐えがたい悲しみを抱くと言います。あるいは仕事と割り切りつつ、「これでいいのか」と悩む人も。これまで…
施設職員が考えるジェンダー
介護職に従事する人の約8割が女性で、訪問介護では9割を超えるという。しかし、施設においては、男性の介護職員も多く、従来のジェンダー(社会的に…
「生活保護制度」について考える
憲法25条に基づき、「健康で文化的な最低限度の生活」を具体的に保障する仕組みとして「生活保護制度」があります。第1条によれば、「この法律は、…
介護施設の抜き打ち実地指導に備える
神奈川県川崎市で起きた介護付有料老人ホームの虐待事件を受けて、厚生労働省はこれまで事前通知後に実施していた実地指導を、通知なしに行えるものと…
「介護地獄」を乗り切る知恵と力を
介護の社会化によって介護地獄が解消されると期待されたが、皮肉にも、介護家族の負担・苦悩は軽減していない。団塊の世代の高齢化も問題だが、その前…
病気の特徴を知り、傾聴につとめる 精神疾患を患う利用者の支援で重要なこと―1
このところ、精神疾患を患い苦しんでいる利用者を支援するケースが増えている。対人援助職は、精神障がいで困っている人をどう援助したらよいのか、今…
ダブルケアに対応できる人材育成とは
内閣府が公表した「育児と介護のダブルケアの実態に関する調査結果」が注目を集めています。育児と介護のダブルケアを行なう人は推計で25万3,00…
ケアマネジャーと社会福祉協議会の連携
社会福祉協議会の主な仕事は「地域福祉」と「ボランティア」。地震の影響により、現在は熊本に集まったボランティアを指導しています。高齢者がその地…
職場でのコミュニケーション―管理者・経営者の立場から―
介護職の離職の原因のひとつに挙げられるのが、職場での人間関係だとよくいわれます。職員間のコミュニケーションがうまくいかないと、よい職場環境は…
60歳過ぎて第2の人生は、デイサービスの運転手 顔晴る(がんばる)地域の新人職員から学ぶこと
人材不足と言われる介護業界において、60歳過ぎて定年退職を迎えた人の再雇用に注目したい。第2の人生をスタートしきれずに、地域に眠っている優秀…
成年後見制度のこれからを考える
2000年にスタートした成年後見制度は、保佐・補助などを含めた利用人数がのべ18万人に達しています。ただし、認知症者の数(約500万人)と比…
介護職員がケアプランを把握することの意義を考える
介護職の皆さんはお気づきの通り、施設ではケアプランがなくても介護ができます。なぜなら施設には、食事・入浴・排泄などのケアが行える設備、そして…
人材確保のための実践的アドバイス―その8 発想の転換で新しいかたちの採用法が編み出される
従来の採用のしかたにとらわれていては、人材不足の解消には追いつかないのは自明の理。ここで発想の転換を行い、自由な考え方で、介護人材の雇用につ…
論点を明らかにし、正しい議論の流れを把握する−介護現場に必要なノンテクニカルスキルにおける問題解決フレーム2
会話の途中から、論点がどんどんずれて行方不明になってしまう。現場ではよくこういうことが起こらないだろうか? 相手の問いが何だったのか、聞く力…
身元引受人がいないとサービスが受けられない?
最近は“家族の在り方”が大きく変わったため、高齢者の生活も様変わりしてしまいました。その影響から、「身元引受人」がいない人が増えています。こ…
何のために介護をしているのか? 現場での理念共有がカギに
入居型の施設などにおいては、発言力の強い看護師などの発言に、現場が左右される傾向が強いが、そもそも本意でないケアのやり方に無理やり従うより、…
介護ロボットと人手不足―今後の展望
介護職不足を何とか解消しようと、さまざまな取り組みが行われています。例えば外国人にも門戸を広げる、「介護ロボット」の研究開発と導入や、介護職…
電動車いすを用いた自立支援
春の穏やかな風が心地よい季節になってきました。寒い時期は外出を控えていた方も、お花見をきっかけに外出への意欲がわいてきている方々も多いのでは…
自宅で看取るということ
長い間にわたり訪問介護の仕事をしている中、何度か臨終に立ち会ったことがあります。その際にいつも思うのが「幸せな最後だなぁ」ということ。ひと昔…
疲れていれば、いい仕事はできない……認知症の暴力・暴言への対応
施設を利用している高齢者からの暴力や暴言。受ける側としては、とても辛いものです。高齢者の虐待は社会問題になっています。では、私たち介護者は誰…
人材確保のための実践的アドバイス―その7.なるべくコストをかけない打ち手(2)
前回に引き続き、事業主がコストをあまりかけずに済む、採用のための「打ち手」を紹介。公的機関の行っている雇用や就職支援のメニューの活用、さらに…
探し物が多くなったら・片付けられなくなってきたら―認知症を疑ってみる
「もしかして認知症かも……」そんな疑いを持つキッカケは、人によってさまざまでしょう。例えば、食べたにもかかわらず「ご飯を食べていない」と言っ…
介護現場と地域住民との架け橋になる
ともすると閉じた場になりがちな、介護の専門職の現場。介護職同士、そして多職種とのつながり、さらに地域に出て、地域の一員として多くの人とつなが…
施設職員が考える、介護職員の健康観
一般企業に勤務している方、自営業の方、飲食店勤務、公務員、身体を使う職業の方、または就労していない方や学生、スポーツ選手など、職種や立場によ…
身体介護と生活援助について
2000年(平成12年)にスタートした介護保険制度。それまではいわゆる「措置」として行われてきた介護という分野が、契約に基づき行うという仕組…
外国人介護人材の雇用について−2
前回は、外国人スタッフを雇用する際には、事前にその者が自社で働くことができる在留資格を持っているかを必ず確認するなど、採用に関する注意点につ…
高齢者のプライドに配慮した対応は千差万別
介護の現場で、何かにつけて他の利用者の世話を焼きたがる高齢者に困った経験はないでしょうか。例えばトイレに連れて行こうとする、あるいは食べ物を…
意外と盲点!事業所のIT力が関係する人材定着率について
IT化のメリットとして、誰もが頭に浮かぶ言葉は「生産性向上」「効率化」や「セキュリティ強化」と言ったキーワードだと思うが、正直読者の皆さんは…
「廃用症候群」について
過度に安静にすることや、活動性が低下したことによる身体に生じた状態を指す「廃用症候群」。例えば病気によって安静にしていなければならない時期は…
孤立した男性高齢者の住まいと支援
最近問題になっている「孤独死」。近所の人が異変を感じ通報するまで、誰にも亡くなったことを知ってもらえない。「家族に囲まれて、眠るように息を引…
施設職員が考える身体拘束−後編
2007年に愛知県で起きた、認知症の男性が一人で外出して列車に跳ねられる事故の損害賠償責任をめぐり最高裁にまで至った裁判では、「介護する家族…
認知症事故訴訟、判決に気になる一文
認知症の人がJR線の線路に立ち入って電車にはねられて死亡した事故について、3月1日、最高裁は「家族側に(JRへの)損害賠償責任はない」とする…
認知症による行方不明者を減らすための取り組み
認知症の高齢者は約520万人。2014年時点で全国の警察へ届け出があった認知症による行方不明者は、1万人を超えると言います。今後も増えること…
介護の専門性とは何か?
介護職の専門性とは、いったい何なのか? 人の生活をみていく際に必要なことは何か? 介護という仕事におけるスキルとは? チームケアを高めるには…
施設職員が考える身体拘束−前編
高齢者への虐待問題が後を絶たず、「身体拘束」という言葉も目にする機会が増えている昨今だが、拘束の実情・背景・制度上の言葉の定義について明らか…
物忘れ外来ではどのような治療をするの?
最近、規模の大きい病院で、「物忘れ外来」「認知症外来」などの診療科を見かけるようになりました。ここでは認知症の発症や悪化を防ぐため、投薬やリ…
介護福祉士の資格を取る?
介護職に就く人の不足は、長年に渡る問題です。しかし残念ながら、一向に改善される兆しは見られません。例えば5年以上ヘルパー(現在は介護職員初任…
実務的解説! ご利用者の要介護申請とマイナンバー
今年からマイナンバー制度が本格的にスタートしましたが、皆様が働いておられるそれぞれの地域では、特に実務上問題なく機能していますでしょうか。昨…
ヘルパーの苦悩
契約によってスタートする介護保険制度。一番の理想は、利用者本人が生活に不便を感じて「ここを手伝ってほしい」などと申し出、それによって利用開始…
ささやかながら難しい「家に帰りたい」という思いの実現
これまで問題視されていた「機械による延命治療」が減り、現在はQOL「ターミナルケア」の重要性が高まっています。看取り加算もつき、「住み慣れた…
リハビリ特化医療専門集団 ゴルディロックス Vol.2
2013年5月の創業以来、完全リハビリ特化型デイサービス、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーションと経営を広げてきたゴルディロックス。龍嶋代…
認知症、問題行動の果てに行きつくのは?
認知症は、型によって問題行動がとても顕著な場合があります。グループホームや施設に入所したのに、介護しきれない状況になって退所せざるを得なくな…
通所介護の送迎サービスに求められる専門性とは? vol.8 事故報告書・ヒヤリハットの取り組みの流れ
前回は、送迎サービスの質の向上を高めるための、事故報告書やヒヤリハットの活用の必要性についてお伝えしました。今回は、事故発生予防、再発防止の…
在宅でQOLをあげる−PT・OTと連携する重要さ
初めて『リハビリテーション』と聞いたときは、いろんな器具が並んでいる部屋で行われるものを想像していました。しかし在宅リハビリテーションも、介…
一人暮らしの認知症高齢者をどう支えるのか-医療同意に見る難しさ
意思決定が困難になった独居高齢者が、入院した場合、だれが治療方法を決めるのか? ケアマネや訪問看護師がそれを求められ、困惑するケースも多いと…
認知症予防の取り組み
高齢者の増加に伴って、認知症を発症する率も高くなっています。日本だけでなく、世界各国で認知症に関する研究が進む中、それを予防するための取り組…
リハビリ特化医療専門集団 ゴルディロックス Vol.1
ゴルディロックスは、急性期病院で活躍していた理学療法士の龍嶋裕二さんと萩原礼紀さんの二人が立ち上げた医療専門集団です。スタッフすべてが医療専…
通所介護の送迎サービスに求められる専門性とは? vol.7 事故報告書・ヒヤリハットを活用しよう
送迎サービスでの事故報告書・ヒヤリハットについても、日ごろ意識して取り組みをしていますか? 発生後、その場での処理等は実施しても、他職員との…
介護市場の疲弊が現場にもたらすもの
東京商工リサーチの調査で、2015年(1〜12月)の老人福祉・介護事業の倒産件数が、介護保険スタート後で最多となったことが明らかになりました…
薬剤師の在宅訪問「かかりつけ薬局」をつくろう
年をとると、いろいろな身体の不調が出てきます。それに伴い、通院や薬の服用が多くなるでしょう。しかし複数の薬が出されるときちんと管理して飲むこ…
介護の職場における真のやりがいは自立支援。「ありがとう」を返すこと
介護は「ありがとう」と言われるやりがいのある仕事、と魅力を語る人が多くいます。しかし、さらに一歩踏み込んで、『自立支援』という観点から介護の…
地域福祉から生まれる居場所 - 1.
今まで高齢者支援に注力してきた筆者が、なぜ肢体不自由児を対象とした「放課後デイサービス」を始めたのか? 重要なのは、本人や家族のニーズに応え…
認知症って厄介な病気なんです
あるアンケート調査で、「癌と認知症、どちらが最もかかりたくない病気ですか?」と言う質問がありました。そこで驚いたのが、癌よりも認知症と答えた…
介護職の離職を防ぐには、体力的負担と賃金の改善だけでいい?
これほどまでに高齢化が進み、介護を必要とする人が増えているにもかかわらず、介護職はいつも人手不足。介護職に携わる仲間達は、少なからず体力的負…
起業のために必要な10のポイント-1.開業管理
事業所起業を決めてから、無事開業にこぎつけるまでに必要なことは何か? 家族や周囲の人間からの理解、勤めていた職場からの円満退職、そして勉強す…
栄養士と在宅ケア
高齢者が病気や怪我で入院すると、退院時にADLが落ちていることが少なくありません。リハビリの実施や家庭内のバリアフリー改築などには目がいきま…
元気な認知症
そもそも、認知症とはどんな病気なのでしょうか。解釈はさまざまですが、ここでは「認知機能に低下があり、日常生活に支障のあるもの」と定義しておき…
日中独居高齢者がどんどん増える
先日、テレビ番組で“日中独居高齢者”についての番組を放送していました。独身の子どもに介護されている高齢の親は、子どもが仕事に行っている間、日…
老人ホームでの経験から、人との出会いが立ち上げのきっかけに 湘南デイサービス代表 三浦康孝さん vol.1
「湘南デイサービス」は、小田急線・本鵠沼駅より徒歩15分。古民家を改装した小規模デイサービスだ。まるで誰かの家に遊びにきたようなアットホーム…
認知症の妻の介護でみえたこと−介護家族と医師の視点から その後 vol.12(最終回)提言−在宅生活の条件−の再検討
今年1年間、転居後で経験した認知症の妻の在宅介護の実態を報告しました。私は、以前(2009年)、認知症の人の在宅介護の条件として9つの項目を…
在宅介護と口腔ケア
最近、口腔が汚いことが原因で、肺炎になりやすいことが指摘され話題になっています。口腔ケアと言えば、「虫歯」や「歯石除去」などが思いつくでしょ…
人材確保のための実践的アドバイス その4 採用・ホームページの有効活用
前回における求人票の「ウリ」の書き方からさらに進んで、今回は、自社のホームページを通じた情報発信と訴求について考えたい。その際にはふだんのケ…
「要支援者」を「要介護者」にしないために
人間の寿命は、医療の進歩と栄養事情などの改善から大幅に伸びています。しかし、本当に大事なのは健康寿命。できるだけ自立した生活を送ること、要支…
地域包括ケアの難しさ―ケアマネはやはり連携の要か
重度化し医療的ケアが必要になっても、最期まで自宅で看取れるように在宅医療とケアの充実をはかる。それが国の施策であり、そのための医療と介護の連…
施設職員が考える、終末期ケアの在り方
終末期ケアの先にあるものは何か? 施設の介護職員として、利用者の終末期に接したときにときに何ができるのか? 施設を「終の棲家」と選択した利用…
MSWとケアマネージャーは
高齢者が入退院後に必要となる生活のフォローは、メディカルソーシャルワーカー(MSW)にとってもケアマネージャーにとって大切な仕事です。医療連…
人材が育って時期が整ったら事業拡大も ひまわり訪問看護ステーション代表 松尾愛美さん vol.3
事業を順調に拡大し、収益を確実にのばしてきた松尾さんだが、さらに事業を広げるには、人材の成長がさらに必要だという。質のよい看護や介護を提供す…
認知症の妻の介護でみえたこと−介護家族と医師の視点から その後 vol.11 どう生きるか、どう死ぬか
認知症の妻との介護と生活は足かけ8年になり、転居して1年8ヵ月です。妻の認知機能障害の程度は変わりなく、これに伴う精神状態はいつも混乱してい…
在宅介護…家に潜む危険
一人暮らしにしろ、家族と同居しているにしろ。支援や介護を受けて生活している高齢者にとって、自宅は何より安全安心な場所のはず。しかし気をつけて…
介護事業所におけるインターネットサイトへの投稿トラブルとその防止策
介護職員のインターネットサイトへの投稿をめぐるトラブルが、後を絶たない。その背景には何があるのか? 安易に利用者情報を洩らしてしまったり、法…
人材不足を少しでも解消する現場工夫
深刻な介護人材不足が続く中、11月の「介護の日」前後に、全国のハローワークで「介護就職デイ」として、就職説明会やセミナー、施設見学会などの企…
在宅医療・介護の促進における特定看護師導入の利点とは
2015年10月から、特定行為看護師の制度がはじまりました。これは、研修を受けた特定行為看護師が手順書に従い、自身の判断でいくつかの医療行為…
「お泊まりデイサービス」は心強い味方
自宅での介護が困難にもかかわらず、特養や老健、グループホームなどへの入所はますます難しい時代になっています。そのような場合、利用する人が多い…
ケアマネの公務員採用を考えてみる
各種制度改正により、今年度から自治体にはさまざまな責務が課せられています。新しい総合事業については2017年4月までに、認知症総合支援事業、…
「孤独死」を防ぐための取り組み
最近、インターネットを中心としたメディアで「孤独死」に関する話題が取り上げられています。中には興味本位で「事故物件」を取り扱うものも見られま…
地域の差、事業所の差をもたらすものは何か?
日常生活総合支援事業がスタートし、各自治体では新しい取り組みが始まっている。地域差、事業所格差について言われるが、本当にそうなのか? トップ…
同居家族が居る世帯の生活援助をどうする? vol.1
家族と同居する世帯での訪問介護サービスを提供する際は、原則として、生活援助サービスを位置づけることができない。しかし、本人の状況と家族の事情…
介護付き有料老人ホームは「終の棲家」ではなかった
脳梗塞などによって自宅で一人暮らしができなくなったものの、特別養護老人ホームはすぐに入所できない状態。そんなとき地域の包括支援センターに相談…
安価(無料)で便利なソフト&サービス:情報共有ツール編
介護業界・事業所におけるITの活用についてお届けする本コラム。第二回目の今回は、前回に引き続き、汎用的なWEBサービスを介護業界に生かし業務…
認知症の妻の介護でみえたこと−介護家族と医師の視点から その後 vol.10 成年後見制度
2000年の介護保険制度の導入に合わせて始まった「成年後見制度」は、認知症の人たちにとって画期的な制度です。認知症の妻を介護するなかでこの制…
予防医学の教育と地域における支え合いこそが大切 - 佐々木淳氏インタビュー vol.3
日本は高齢化社会になり、介護や医療の負担がどんどん増えている。このままでは、国家財政の破たんも目前に思えてくるほどだ。佐々木淳氏は、その近い…
高齢者にとって満足のいく最期とは?
人間誰もが必ず迎える最期のとき。多くの方は、「眠るように穏やかに死にたい。」と願っていることでしょう。介護現場でも、看取りの瞬間に立ち会う機…
介護と医療がチームとして高齢者を支えるために - 佐々木淳氏インタビュー vol.2
在宅診療医として、「病気を治す医療」ではなく、「治らない病気を抱えている人を支える医療」に心血を注いでいる佐々木淳氏のインタビュー。2回目は…
「治す」のでなく「治らない病気」を支え続ける在宅診療の可能性 - 佐々木淳氏インタビュー vol.1
在宅医療(訪問診療)を専門に取り組んでいる医療グループ悠翔会は、365日、24時間体制で、関東9地域延べ2,300人の在宅患者さんを診療して…
利用者からの暴言や暴力をどう考える?
高齢化社会を反映してか、高齢者に対する暴言や暴力といった虐待がたびたびメディアなどで取り上げられています。虐待する側は家族や親族、あるいは介…
基準が統一された「ユニバーサルデザインフード」とは
現在は介護食にも食品メーカーが参入し、多くの会社からレトルトや缶詰などが売られるようになりました。しかし堅さや粘度がメーカーによって違うため…
認知症ピラミッド:65歳以上は3080万人、認知症高齢者は460万人 - 藤田英明氏×石川和男氏対談動画 vol.4-1
株式会社日本介護福祉グループ 代表取締役会長 藤田英明氏と社会保障経済研究所代表 石川和男氏の対談動画第4弾。認知症ついて語ります。
通所介護の送迎サービスに求められる専門性とは? vol.5 送迎運転手・介助者予定表
前回に引き続き、今回は、送迎に必要な書類のなかの、送迎運転手・介助者予定表についてお伝えします。
通所介護の送迎サービスに求められる専門性とは? vol.4 送迎車輌運行計画表と運行実績表
送迎サービスを確立するためには、利用者が安心でき、かつ働く職員もまた安心して携われることが重要です。また、サービスの質を確保するためには「送…
受け入れ拒否の実情と介護士のもつべき心構え
介護現場で働いていると、さまざまな疾患や障害のある方とお会いする機会があり、教科書には載っていないような「困難事例」を経験することになります…
地域の「もったいない力」を活かして、互いにささえ合うまちに vol.2 「街中サロンなじみ庵」
飯島さんインタビュー2回目は、西那須野駅のすぐ近くにある「街中サロンなじみ庵」。ここの会員数は100名以上、70歳〜100歳の要支援や要介護…
平均寿命と健康寿命:晩年10年間は「不健康寿命」? - 藤田英明氏×石川和男氏対談動画 vol.3-1
株式会社日本介護福祉グループ 代表取締役会長 藤田英明氏と社会保障経済研究所代表 石川和男氏の対談動画第3弾。平均寿命と健康寿命について語り…
認知症の妻の介護でみえたこと−介護家族と医師の視点から その後 vol.9 外出
認知症の人も普通の日常生活を送ることが好ましいと外に出ることが勧められますが、認知症の妻の場合はうまくいきませんでした。外出の機会は減り、美…
お年寄りも子どもも、みんな一緒に「ありのまま」でいられる居場所 vol.3
「『老いる』ということは素敵なことだし、さまざまな経験や歴史を積んできた人を、介護する側が思うようにすることはできないし、またしてはいけない…
みま〜もサミット vol.2
前回の記事、サミット開催のきっかけに続き、みま〜もサミット当日の様子を今回はレポートします。熱い想いを抱いて集まった全国の仲間とサミット参加…
「看取り」の文化を日本に取り戻す - 下河原忠道氏インタビューvol.3
介護の大きな課題として、「看取り」がある。いかに看取るかを、どのホームも考えてはいるが、いまだ確立されていないところもある。下河原さんが運営…
市民後見人の現状と問題点
現在、認知症をかかえていたり、一人暮らしをしていたりといった高齢者が増えています。従来は弁護士や公認会計士などが行っていた成年後見人ですが、…
介護施設の防災対策 vol.5 - いま見直される防災計画(2)
震災後は、利用者や家族の防災に対する意識が変わりました。施設の対応をしっかりと見ています。この回では介護施設の防災について環境面と職員の意識…
初めての入浴介助 - 「ミライ塾」塾生体験記 vol.2
「ミライ塾」塾生・佐々木さんの連載2話目は、初めての入浴介助。初仕事でいきなり、ドキっとする体験も。経験を積み重ねて、少しずつ介護職として成…
選択の自由がある「居場所」づくりに - 下河原忠道氏インタビューvol.2
下河原さんが運営するサービス付き高齢者向け住宅「銀木犀(ぎんもくせい)」の入居者さんは、年齢を重ねているのに、若々しく見える。それは、よく笑…
「介護記録」の重要性とは
介護の現場において「記録」が大切であることは、職員全員の共通認識です。しかし、人によってどう書くかは多様でしょう。例えば、他者から見ればどう…
「自分が住みたい」サ高住を造る - 下河原忠道氏インタビュー vol.1
「見学に行ってみたいサービス付き高齢者向け住宅はどこ?」と聞かれたら、介護業界人がおそらく真っ先に思い浮かべるのが、下河原忠道さんが運営する…
ケアマネージャーの更新研修は役に立つのか?
ケアマネージャーは5年毎に資格を更新し、その際には5日間の研修を受けることになっています。人の人生そのものに関わる重要な仕事ですから、継続的…
「つながるケア」で地域をそのまま介護施設に vol.3
菅原さんは7月に藤沢の団地のなかに小規模多機能の新しい事業所を立ち上げるため、急ピッチで準備中です。その原動力となっているのは生まれ育ったこ…
僕が介護現場で働きながら大学で学ぶ選択をしたきっかけ - 「ミライ塾」塾生体験記 vol.1
大学や専門学校に通うために、介護現場で働いて給料を得、学費や生活費に充てる。その学生を徹底的にサポートする取り組みが、「ミライ塾」という新し…
介護職もいろいろ…今の職場で働き続ける?
介護職といっても、その職場は特養や老健、グループホーム、訪問介護、デイサービスなど多岐にわたります。介護業界は離職も多いのですが、いったいど…
認知症の妻の介護でみえたこと−介護家族と医師の視点から その後 vol.8 感情、幻覚・妄想など
認知症の妻の在宅介護を始めたころ、数分前のことを覚えていない顕著な記憶障害に気づきました。同時に、「怒りの感情」が頻繁に現れ、戸惑いました。…
介護プロフェッショナルキャリア段位制度を活性化させるためには
介護人材の能力をレベル評価する「介護プロフェッショナルキャリア段位制度」。その実施機関であるシルバーサービス振興会は、新たに認定者が78人誕…
介護現場の節度を求めたい - 本人、家族が望む介護との隔たり
介護の現場は、本人や家族が望む介護を実現できているのだろうか。介護事業者にとって、できるだけ本人や家族のニーズをかなえたい気持ちを持つのは当…
介護職が直面する利用者の死、その喪失感に対処するには?
在宅にせよ施設にせよ、自分が介護していた方が突然亡くなるということがあります。親身になってお世話していた者にとって、その時に感じる喪失感は計…
地域包括ケア病棟は機能しているか
平成28年度の診療報酬改定に向け、中医協における前回改定の検証作業が続いています。前回の平成26年度改定では、病床再編に向けたさまざまな仕掛…
特養の待機老人は本当に52万人か
政府が作る「数字」には、好都合なものもあれば不都合なものもある。その代表格が「待機老人」であろう。年々増え続け、全国に約52万人いると言われ…
認知症の妻の介護でみえたこと−介護家族と医師の視点から その後 vol.7 失禁
認知症の人の症状や行動で、介護を困難にすることのひとつが失禁です(注1)。認知症の妻の場合も失禁への対応で試行錯誤を繰り返しながらよりよい介…
高齢者が気づきにくい熱中症を予防するには
暑い夏場は、介護現場にとっても注意が必要な季節です。扇風機やクーラーの適度な利用や水分補給、暑い時に身体のどこを冷やせばよいかなど、熱中症対…
福祉住環境コーディネーターを介護職が取得するメリットとは
国内にはさまざまな福祉関連の資格がありますが、その中でも「福祉住環境コーディネーター」は東京商工会議所が運営する民間資格です。介護職のみなら…
すぐできる!身近な住環境整備〜介護職の視点から〜
高齢者の方々に自宅で安全に過ごしてもらうためには、どのような気づきが介護職として必要でしょうか。今回は、住環境整備という切り口から考えてみま…
介護保険法改正から見る今後
平成27年4月より介護保険法が改正されました。その中で話題になったのは処遇改善加算と、いわゆる「軽度者カット 」でした。今回の改正から見る介…
家事援助、こだわりの強いご利用者にどう対応する?
訪問介護では、色々なご家庭を担当することになります。その中で、例えば調理方法についてこだわりを持っているご利用者もいることでしょう。ここでは…
介護職員の給与アップを実現するには
けあともの掲示板を見ていると、介護職員の給与に関するスレッドが盛り上がりを見せており、閲覧数もコメントも多くなっています。実際に介護現場で働…
スムーズな施設入所には在宅と施設の連携がカギ
施設入所となる場合、背景にはさまざまな事情があるが、利用者本人の思いや気持ちが置き去りにされがちだ。その思いや気持ちを、在宅スタッフと入所先…
気になるリバースモーゲージのメリット・デメリット
現在、大きな家に住んでいながら現金はないという高齢者が増えています。年金が安いため節約して暮らしたのに、亡くなってから不動産を売却するとお金…
介護現場を信じることが離職を防ぐ
「上の人間に言っても何も変わらない」と言われた上司は、ダメ上司と烙印を押されたようなもの。現場スタッフの裁量だけでは回らないことがある介護現…
介護殺人と介護離職を予防する「ケアラー支援」
家族介護者による殺人事件が後を絶たない。ケアラー=家族介護者を支援する「日本ケアラー連盟」は、様々な不安を抱えるケアラーを支援し、残念な事件…
現場から若者を遠ざける介護報酬改定
平成27年度の介護報酬見直しにより、介護職の離職率アップに拍車がかかりそうです。事業者は採算が合わなくなり、祝祭日も稼働するデイサービスも出…
介護保険制度は悪玉か
ここ最近、財政から見た「介護保険悪玉論」が展開されていますが、果たして本当に介護保険制度は単なる財政負担なのでしょうか?
「CCRC」は介護難民を救えるか
東京都杉並区が、区の高齢者を優先して受け入れる地方移住型の特別養護老人ホームを静岡県南伊豆町に整備する構想を打ち出しました。このことをキッカ…
介護保険法施行当時の輝きは何処へ
「介護保険法は、創設時の思想を失いつつあるのではないか」ということを、ここのところ考え続けています。介護保険法施行前の措置制度下の介護は、「…
適切な口腔ケアで老後の生活をイキイキと
最近は色々な方面から健康寿命を伸ばす研究が行われており、「口腔ケア」もそのひとつです。朝晩の歯磨きが、元気な老後につながります。また、生活に…
通所介護の送迎サービスに求められる専門性とは? vol.3 乗車後のリスク管理
前回は、送迎サービスでの専門性について各利用者を安全に乗降するための事前準備となる乗降場所や方法、介護技術の必要性についてお伝えしました。今…
介護現場で働く人を真に「動かす」ために
介護労働安定センターが、介護の雇用管理改善に向けたチェックリスト(および業務推進マニュアル)を提示しています。介護現場の雇用管理には多様な課…
『かいごの学校からP.E.I.P.まで』インタビュー後編−『P.E.I.P.』で介護の専門性の高さを証明する
介護職の労働条件を改善し、専門性の高さを社会に認知させたい、という熱い想いが、聖徳大学心理・福祉学部社会福祉学科准教授で介護労働学を専門とす…
『かいごの学校からP.E.I.P.まで』インタビュー前編−介護職をサポートし、エールを送り続けたい!
高齢化が進む日本社会において、不可欠な介護現場の仕事。しかし、労働条件がきついことや、専門性を認めてもらいにくいことが悩みになって、転職や離…
外国人介護福祉士の受け入れは人手不足解消になるか?
現在日本では、介護の仕事を担う介護福祉士が常に人手不足となっています。そのため、政府は2006年から外国人介護士の受け入れを開始しました。経…
現場の介護職員が持つべき目的意識とは
介護の現場では、誤った常識が横行してしまうことが多い。個別性ある介護、というテーマのもとに援助を行っているはずが、日々の仕事を作業化・ルーチ…
認知症の妻の介護でみえたこと−介護家族と医師の視点から その後 vol.5 ショートステイ
ショートステイ(注1)は、デイサービスと同様に、あるいはそれ以上に介護者のレスパイトケアとしての役割が強く、私の場合も、認知症の妻のためとい…
介護ロボットは施設で活かせるか
前回、高齢者の徘徊予防用として見守りロボットに触れました。このように、すでに施設で実用化されている介護ロボットがいくつもあります。「日本再興…
介護福祉士、受験料値上げで何が起こるか?
厚労省が、介護福祉士と精神保健福祉士の国家試験受験料の値上げに踏み切ろうとしています。社会福祉振興・試験センターの積立金が底をついたことが理…
認知症の徘徊による事故を未然に防ぐために
先日、徘徊していた認知症の高齢者が亡くなるという痛ましい事故がありました。これは、施設でも家庭でも対応が難しい問題です。徘徊している本人は、…
肩の痛み、シルバーカーの高さが原因では?
今回は、シルバーカー・歩行器などの高さを大きく間違った設定にしてしまった場合に身体へ与える影響を、実体験を踏まえてお話ししたいと思います。
認知症の妻の介護でみえたこと−介護家族と医師の視点から その後 vol.4 デイサービス−
転居先で妻が利用しているデイサービスも、転居前同様、認知症に特化したデイサービスではないが、利用し始めて1年が経った。職員は、妻の認知症の状…
『未来をつくるkaigoカフェ』インタビュー後編−地域社会に向けて何を発信し貢献するか
職種や肩書き、立場を超えて、介護について語り合い、介護の世界をよりよいものにしていこうとする場、それが「未来をつくるkaigoカフェ」。月1…
『未来をつくるkaigoカフェ』インタビュー前編−自由に集まり介護を語り合う「場」に
介護職の人たちはシャイで自己表現が苦手で、小さな世界にとどまりがち? そんなネガティブイメージをひるがえして、ポジティブに自分らしく、介護に…
介護職の「キャリアパス」とは vol.2
前回は、介護職員の能力を評価することは、とても大事なことだが、数値化できなかったり客観的に評価しづらい部分がある、というお話をしました。では…
介護職の「キャリアパス」とは vol.1
平成27年度から、平成26年度までの介護職員処遇改善加算IはIIに、IIはIIIに、IIIはIVに変更になり、新たに介護職員処遇改善加算Iが…
「触れあうこと」の大切さ vol.2 終末期の癒し
年齢を重ねるにつれて、触れ合いやスキンシップの機会は少なくなってくる。しかし、「触れる」ことで生まれる豊かな感情や心地よさは、何にも代えがた…
保険外サービスを優先させる流れ?
経済産業省が「次世代ヘルスケア産業」の創出をテーマとした協議会を開催しています。その中で示されているのが、地域包括ケアシステムとの連携。具体…
若年性認知症と仕事の関係
前回まで、認知症の人たちが居住地域で受けられる支援について見てきました。今回は、若年性認知症にスポットを当ててみましょう。
ニューヨークの介護事情 vol.1
皆さん、初めまして、ビーンズの坂野と申します。ニューヨークで暮らす高齢者向けの訪問介護事業を手がけています。日本は高齢化社会に直面し、増え続…
認知症の妻の介護でみえたこと−介護家族と医師の視点から その後 vol.3 賃貸マンションの鍵−「徘徊」を防ぐ−
「徘徊」は、認知症に特異的で介護上で最も困難な症状の一つです(注1)。「徘徊」という行動を伴う他の精神疾患を思いつきません。また「徘徊」は、…
平成30年度の介護報酬改定で、デイサービスはどうなる?
平成27年度介護報酬改定で、小規模デイサービス(月平均延利用者数が300名以下)の介護報酬は1割近くカットされた。巷では、デイサービス事業か…
高齢者の暮らしを支える地域活動
前回は、認知症の方の生活を支えるサービスについて、時系列に沿いながら述べてきました。オレンジプランにおける多様な取り組みについて、ご理解いた…
『ミライ塾』インタビューvol.1−介護の人手不足を補う新しいしくみは、新聞奨学生の経験から生まれた
2025年に向けて高齢化が進む日本において、介護業界の人手不足、特に若い人たちが介護の仕事になかなか就いてくれないことが、深刻な社会問題とな…
介護報酬改定がデイサービスの送迎に与える影響について
平成27年度介護報酬改定はドラスティックで、特に報酬面での影響が凄まじいが、報酬以外の面でもいろんな変更が加えられた。今回はデイサービスの送…
90歳、Mさんの自律
人は「老い」を自分のこととして受け入れるのは難しい。常に自然体で自分の人生を受け入れ、誇りをもって生活しているMさんの「自律」とは?
医療・介護の連携で自宅で暮らせるのか?認知症初期集中支援チームとは
前回、認知症患者を支援する「オレンジプラン」についてご紹介しました。その施策内容や、中核を担う認知症サポーターの役割についてご理解いただけた…
通所介護の送迎サービスに求められる専門性とは? vol.2 乗降方法や乗降場所
前回は、送迎サービスの運転手として、心構えをもつことの大切さや押さえておくべき接客・接遇サービス、運行ルートの効率化の観点からお伝えしました…
福祉用具の新たな制度改正「複数貸与の減額」のメリット・デメリット
今回は、介護保険法改正における、福祉用具に関する「複数貸与における減額」についてお話ししたい。
オレンジプランにおける地域理解への取り組み
現在、国内で認知症とされる人は約462万人、認知症予備軍は400万人に及ぶと言われています。2025年には団塊世代が後期高齢者となりますが、…
認知症の妻の介護でみえたこと−介護家族と医師の視点から その後 vol.2 転居 −環境の変化は悪いか−
昨年暮れに住み慣れた一軒家からマンションに転居した筆者と妻。家を売って賃貸マンションに引っ越す決意をなぜ下したのか? 引っ越しに際して認知症…
過酷な夜勤は職員と利用者を危機に晒す
日本医療労働組合連合会が、介護施設等における「夜勤実態調査」を公表しました。全体の8割以上が「2交代制」で、そのうちの66%以上が「16時間…
介護報酬改定を受けて小規模デイ経営者が思うこと vol.3
最終回の今回は、小規模デイがどう生き残っていけるのか、今後について考えたい。
「触れあうこと」の大切さ vol.1 コミュニケーション
少子高齢化が進み、核家族化によって家族内での世代間交流の機会が減少し、現代は家族の在り方が変化している。セラピストとして、病気や障がいのある…
介護報酬改定を受けて小規模デイ経営者が思うこと vol.2
連載2回目は、一事業所の経営者の立場から観点を移し、もっと広い視野に立って小規模デイへの改定の影響について考えてみたい。
平成27年度介護報酬改定解説vol.3−制度変化に流されない特養の気概を
引き続き、平成27年度からの介護報酬改定について考えてみます。今回は、やはり基本報酬が引き下げとなった介護保険施設についてふれてみましょう。…
介護報酬改定を受けて小規模デイ経営者が思うこと vol.1
今回の介護報酬改定では、小規模デイへの減算率が高く、経営難に直面する事業所も多いときく。3回のシリーズで、小規模デイの経営者である筆者が、改…
平成27年度介護報酬改定解説vol.2−ケアマネのあり方が問われる改定に
ケアマネにとって気になる、居宅介護支援の報酬改定に着目してみましょう。あらゆるサービスを通じてもっとも収支差率が低い(マイナス1.0%)こと…
第6期介護保険改正の危うさ
2月6日に給付費分科会で、介護報酬改定の概要が出たことを踏まえ、地域包括ケアの行方、医療と介護の連携における影響について考える。
平成27年度介護報酬改定解説vol.1−報酬改定で「重度化防止」が崩れる!?
2月6日の介護給付費分科会で、平成27年度の介護報酬改定案が諮問・答申されました。示された報酬単価は、予想通り多くのサービスで厳しい引き下げ…
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