カイゴジョブに 登録

入居者の死亡


介護士の仕事を初めて3ヶ月の者です。
人の死が 身近に起きる事は 分かっていたつもりでしたが さっきまで元気だった人が
トイレの中で急変して 目を見開いたまま亡くなった姿が 頭から離れず 悩んでいます。
先輩方は そのうち馴れてくるからと言うのですが 馴れる気がしません。

介護士の方々は どのように 乗り越えているのでしょうか?

ワタシには無理!

コメントを書かせていただきます。

多くのお年寄りの訃報を知り、
お通夜に参列をしてきました。

出勤した直後に
『昨夜、Aさん(匿名)亡くなられました。』の
話しを、幾度きいてきたことか。
どうしても泣きたいときには
他職員に事情を話しをして、
トイレで思いっきり泣きます。

他入居者さんを不安がらせないためにも
泣きたくても、明るく振舞わなくてはいけない!
つらい仕事だと思います。


「どのように乗り越えているのか?」と
ありますね。

ワタシは、その方との関わりを
忘れないように心掛けています。

参考になりましたら
幸いです。

乗り越えるものではなく受け入れていくものでは

辛い、悲しい、ショック

これは人として当たり前の反応ですし、そう感じて当然かと思います。
ただ、それらを受け入れて、次の一歩を進まないと介護を必要としている人はたくさん居ます。ベテランになると悲しさなんて感じないように振舞っていますが、実はそうではないと思います。それはそれ、これはこれで、切り替えて前に進んでいる。それだけのことだと思います。

目の前での消えていく命、看取りでの最期、そこで考えるのはこの人最後は良い人生だったのだろうか。と、、、より良い利用者の暮らしの為に次に生かせばよいと思います。私は介護士になってから亡くなった方のお部屋で最後のお祈りをする事を欠かさずしています。
それはうちの施設に来てくれた感謝とお別れです。何年も介護の世界に居ると亡くなる場面にも多く遭遇します、そんな中でも命の尊さを忘れないために、当たり前にならないために、と思っています。

「メンタル面、ストレスマネジメントは看護師や管理者、施設長がするべきです。」
との文面がありますが、これは間違いです。
命の尊さやその時の感情、そして前に向いていく強さ、そういうストレスメンタル面は看護師や管理者や施設長がする仕事ではありません。

自分の身内が亡くなった時にはメンタルクリニックの門を叩くのでしょうか?看護師やDrは誰にストレスマネジメントをしてもらうのでしょうか?

命がなくなるのは全員に訪れる事であり、日常に当たり前にある事であることを再認識してもらいたいです。

ビックリされたでしょうね

私も経験があります。お泊りのできる小規模多機能で働いていた時、利用者さんと一緒にお夕飯を食べていたのです(その施設では職員が食べないと、食べれないなんてかわいそう…と自分の食事を分けてしまう利用者さんがいたため…職員は自分が持ってきたお弁当を一緒に食べることになっていたのです)が 食事が終わるころ その方が突然がたっと箸を落し、呼びかけにも答えず… もう一人のスタッフと救急車呼んだり、その方に呼びかけたり、布団に横向きにして寝かせたり、バイタル測定したり、買い物に出ていた社員に連絡したり… 二人で、できることをすべてやりました。しかし残念ながら… 救急車のなかで 病院探している間に、天国に帰られました。

それだけでもショックでその日は何もできず、交代が来るまで、ほかの利用者さんには影響がないようにただ淡々と仕事をこなしました。

つらかったのは それからです。解剖の結果 急性心筋梗塞ということでした。本社のスタッフは「初めてのことだったのに二人ともよく協力して頑張ったね。本当にお疲れ様」 ご家族も89歳だし、退院しても自宅に帰れなくて退院した翌日からお世話になっていたわけだし、自分は73歳で こっちもよたよただし、最後一人で天国に旅だつことなく一緒にいてくれてそれだけで十分。ホントありがとう」と言って頂きました。

しかし… ある同僚ですね。きつかったのは。初めてで大変だったね。お疲れ様…という言葉はなく、一方的に私たちを攻め始めたのです。連絡ノート 2ページにわたり自分だったらこうはしなかった… 死なせなかった。これは明らかに人災だ!と。数日前から兆候が出ていたらしいのですが、私たちにはそれは知らされていなかったのです。 所長に涙ながらに訴えました。所長は理解してくれましたが、その方からの言い過ぎて悪かったという謝罪は一切ありませんでした。

確かに私の知識が足りなかったかもしれません。経験豊かな方でしたら、その兆候をつかんだでしょう。そうすればその方は今も生きていたかもしれません。 でもせめて、大変だったね… お疲れ様… と言ってほしかったです。そして 一呼吸置いた後、じつはあの利用者さんはこういう兆候があって云々というのを書いてほしかったし、伝えてほしかったです。 

人の死は慣れるものではないですね。

ケースが違いますが

有料勤務で介護職を6年やっています。

未だ死亡現場に直面した事はありません。
ただ、この6年の間に7~8割の利用者さんが死亡等で
入れ替わっています。
元気だった利用者さんが心不全などで急変でお亡くなりになるケースも
何件かあります。
お亡くなりになられた方には都合が付けば出来るだけ
お葬式・通夜に出向き、拝む事で
自分の気持ちに整理をつける様にしています。


あと、はこびやさんとケースが違いますので
参考にならないかもしれませんが。。。

僕の夜勤時間中に首吊り自殺を
図った利用者様がいらっしゃって 

居室のカーテンレールに荷紐の様なもので
首をつってダラァと頭を垂らしている利用者様を見た時は
凄いショックでした。

荷紐は完全に首に巻きついていました。

すぐに荷紐を切断し
背中を叩きながら入居者様の名前を必死に声掛け、連呼しながら
他フロアのスタッフに応援を要請していたら
利用者様は、息を吹き返しました。

その後、何とか。。特変なく朝を迎えました。

家に帰っても動機が収まらず
その後の勤務でも。。暫くは、
ドキドキ感が尾を引く様な感じで。。暫くはしんどかったです。

僕の場合は、
時間だった様に思います。

馴れる、そして乗り越える、とは

"馴れる"、というのが"何も感じなくなる"という意味であれば、馴れる人の方がむしろ少ないんじゃないかと思います。むしろ馴れるべきではないでしょう。
ですが"感情や思考、行動をある程度コントロールできるようになる"という意味であれば、そうならなければ介護の仕事は続けられないんじゃないかと。

私自身は、この仕事を始めて10年、最初の頃は利用者さんが入院先の病院で亡くなったと聞いただけで動揺していたのが、急逝や看取りを幾度となく経験して、たぶん今では周りの人たちには"あいつは全然悲しんでいないんじゃないか"と思われているくらいになっていると思います。

"乗り越える"ということに関して言えば、職業人としてはこれも貴重な経験なのだから、この経験を今後の利用者さんたちに対して生かしていくことこそ、亡くなった方やご家族さんたちに喜んでもらえると思う、と後輩たちや、そして自分に言い聞かせています。

でも本当の理由はたぶんバカみたいに単純で、
"それでも自分はこの仕事が好き"
という一言に尽きてしまうのかなと思っています。

カイゴジョブで介護の求人を 検索