カイゴジョブに 登録

足の挙上について


介護の現場で椅子に座り足をソファーや台座に乗せて足の挙上をしたり、見たりという経験がありますか?
私の施設でもそうして浮腫の軽減に努める職員がいるのですが・・・。
以前に椅子に座ったままでは心臓よりも足の位置が低く、踵等への褥瘡の原因にしかならないというのを介護専門の雑誌か何かで見た記憶があります。
椅子に座ったままでは意味が無いというのを職員にも説明するのですが、なかなか理解してもらえません。
そこで、その時に見た本があればと思ったのですが、どこを探しても見当たりません。
同じ本でなくてもかまいませんので、椅子に座ったままでは足の挙上に意味が無いことが載っている本やサイトを教えて頂けると幸いです。
よろしくお願いします。

返答にならず恐縮ですが…。

お疲れ様です。

私も同じ見解を学びました。医学的には心臓より拳上しなければ意味がないと。なるほどなぁ~とは思いました。けれど同時に それはあくまで循環動態改善という医学的所見・生理学的な視点でのものだとも思いました。

介護職に求められるのは 医学的知識をベースにしたうえでの その方にとっての苦痛や生活のしづらさ・その軽減(生活のしやすさ)なのではないかと考えます。

一口に浮腫とはいえ その浮腫によっての弊害やリスクは様々です。何を軽減することがその方にとって必要・最優先すべきなのかもさまざま。私たちに必要なのはその『何が』を見極めることのように思います。(循環動態を改善しなければ生命にかかわるのか・それほど深刻ではないにせよ重だるさの訴えが強く生活に支障をきたすのか等)

それを思うと心臓以下の高さでの拳上がまったく意味をなさないともいいきれない部分もあるように考えます。

下肢拳上の高さと循環動態に関する論文で下記のようなものもあります。(読み解くには少し難解ですし 対象者が若年健常者・リンパドレナージ施行時ではありますけれど)
http://a-plus.auhw.ac.jp/modules/xoonips/download.php/AN10224792-00220002-0052.pdf?file_id=1796


何かの参考になれば幸いです。


re

浮腫の原因は色々ありますから、足の浮腫=下肢挙上と考えるのは危険です。
一日中座っているのではありませんから、短時間であれば多少の下肢の浮腫が増強しても座位をとっていた方が良い場合もあります。
返って長時間の下肢挙上は心不全を悪化させます。
また、浮腫があるから下肢挙上とばかりしていますと高齢者は容易に肺水腫を起こします。
介護施設で医療的判断が難しい場合は、本人の安楽な姿勢をとることが一番です。
では、座位中の台座を使用した下肢挙上はどうなのかというと、
本人が楽なのであれば良いと思われます。
ですが何事も長時間の同じ姿勢は苦痛でしかありませんから、同一体位を長時間行わないことが大切です。
そして浮腫の原因やそのケアは医療側へ相談することも大事です。
あなたの求めるサイトや本が、あなたの利用者に適しているとは限らないので。

ありがとうございます

返信がかなり遅くなり大変申し訳ありません。
arc-en-ciel様、puku様ありがとうございます。
他職種とも話をして入居者に適した介助方法を探していきたいと思います。

カイゴジョブで介護の求人を 検索