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デイサービスでの看取りについて


初めての事で悩んでいます。自宅かデイサービスで、その日を迎えたいという要望がありました。万が一の時に救急車を呼ぶのは延命だ、と医師が話したそうです。でもデイサービスの送迎で自宅に送るのも何だか違う気がします。皆さんのご意見をお聞かせください。よろしくお願いいたします

まずは、感謝いたします。

やじさん、初めまして。
私はもう現場からは離れていますが、デイでの経験はあります。

終末期介護の法令が出たころには、施設からは離れていましたので、病院での看取りをやっておりました。

イメージとしては、施設や病院で行うものという概念を持っていましたので、やじさんが投稿されるまで、デイサービスでの看取り、考えてもいませんでした。

言葉では「そんな時代が来ました。」適なことを教えていたりもしていますが・・・。

これは真剣に向き合わなければならないなと思い、調べてみました。

ネットで参考になったものは、「デイサービスにおけるターミナルケアとそこでの看護師の役割を考える。」というレポートで、
医療(医師)との連携で、亡くなる前日まで通所したO氏に関する事例でした。

今日は休みなので、書籍を調べてみようと思いこれから行ってきます。

厚生労働省で出された文書のみで、わかった気になって、生徒さんたちに伝えている無知さを反省させられました。

ありがとうございます。

よろしければ経過などを教えていただけないでしょうか。個人情報などでアップできないご事情ならば、けあともでの個人メールでも構いません。

当方大阪に住まいしていますので、個人の特定には至らないかと考えますので、ぜひ勉強させてください。

あまり前例の少ないことに努力されようとしている関係者各位に心からのエールを送ります。

どうかみなさま、お体ご自愛され、頑張って取り組んでください。

通所介護施設での看取り?

基本的にデイサービスでの看取りは、不可能だと思います。

デイサービス利用中に心拍停止状態になっても、「何もしないで救急車も呼ばないで!」ということなのですかね?そういうわけには、いきませんよね?

「万が一の時に救急車を呼ぶことは延命だ」というのは、随分と極端な言い方だと思います。そりゃあ、救急車要請したなら救急隊員も、病院に到着したら医師も、「最終的には心臓を拍動させること」が究極の目的になりますからね。

O氏が「延命処置は、しないでくれ。今後、救急車を呼ばないでくれ。」と遺言してあるのかな?

娘さんが、「仕事も有るし費用も馬鹿にならないから、もうお父様の事は...」ってな感じかな?「日中独居」なんだよね?

O氏のケアマネの意見は?

僕の意見としては
・短期間なので医療依存度が高くても入居可能な有料老人ホームに入居する。
・ロングショートで繋ぐ(病院とショートステイの往復)。
・訪問ヘルパー(ベテランヘルパー)をおおいに利用する。
・訪問医を入れる。

死亡診断書を発行出来るのは医師のみなので
★O氏の元に医師が来てくれる体制が整っていればいいのではないでしょうか。(デイサービス運営元のクリニックが併設されていて医師が常駐しているなら、何の問題も無い。)←←デイサービスには看護師も常駐しているし医師もすぐ近くに常駐しているので、対外的には【看取り可能なデイサービスとなる】

デイサービスの職員であるやぢさんにとっては酷な話だけど、O氏のことを考えると、体に負担が掛かるデイサービスは、お勧め出来ませんが。

他人の死を目前にすること(他人を看取ること)は、容易なことではないのですが、医療との連携を整えることが第一だと思います。

あと...娘さんに対しては「ここまでやったのだから誰も娘さんを責めません」と言ってあげて欲しいです。

看取りとは

通所介護での看取りは現実的に今の段階ではかなり困難だと思います。
入所されている施設や入院されている病院、あるいは自宅で行うものだと考えています。

よく考えてみてください。お泊りデイならまだしも普通のデイサービスで朝から調子が悪い人をデイサービスに連れてきますか?
サービス提供中に調子が悪くなった場合、しっかり看取ることができますか?
例えば息を引き取るまで数時間から数日かかりそうな場合はどうしますか?

看取り希望だからと言って病院に連れて行かないとは違います。本人がしっかりとその意思を持っておられ、特定の場所で看取ってもらいたいと思っているのなら、入院時のDNARの同意書にサインを行う若しくは、代筆してもらいたいと意思表示を元気なうちに書面として残し、そうなった際にスタッフで代筆する等いろいろな方法があると思います。

今後の看取りの考え方がどう変わっていくかはわかりませんが、デイサービスでの看取りはかなり話が飛躍していると思います。

そんなことが出来るの?

デイで2年働いてました。管理者もしてました。
正直言って「そんなの出来るの?」って印象です。
デイって、自宅に迎えに行って、7時間過ごしてもらい、自宅に送りますよね。
その営業時間中に亡くなるってことですよね。死にそうな人を車に乗せてデイに連れてくるんですか?デイには他の利用者もいます。そうなった場合、フロアが騒然となりませんか?デイには医者がいないので、死亡の判断が出来ません。どの道、救急車を呼ぶことになると思いますけど、違うんでしょうか?生体反応のないまま、ご自宅に送るんですか?ストレッチャーの入る送迎車があるのでしょうか?警察への説明は大丈夫でしょうか?
デイで計画的に亡くなる状況は私ならお断りします。他の利用者に悪影響があり、迷惑がかかります。職員にも精神的負担をかけます。仮に受け入れても、看護師の判断で危ない状態となったら、救急車を呼ぶのが条件です。ご家族って何故それを希望するんでしょうかね。

一般的な意見です。

山部さん、ケアとも則さんの意見にほぼ同意です。知識があり、法令的なことは管理者の方の意見で参考になったのではないでしょうか?

私はヒラのヘルパーとしての意見です。

仮にクリニックが経営したり併設だとしても、そのデイに通っている方が一般的な利用方法だとします。
入浴だったり食事の提供、レク、おやつの提供等。

その方がデイで具合が悪くなったり、倒れた場合、他の利用者さんに動揺が広がりませんか?
救急車が来るなら、みなさん高齢者ですから、心配はしても明日は我が身だし他人事ではないという感覚だと思うのです。

それが、もし別部屋なりカーテンの向こう側のベッドに寝かされたまま、救急車も来ない、スタッフもワサワサしている、場合によってはスタッフが通常通りの動きができないとなると、他の利用者さんに動揺が広がるのではないでしょうか?

ご家族の経済的な問題、宗教や死生観へのこだわり、色々な理由があると思います。

看取り、ターミナル、体裁の整った言葉が先行していますが「死に方くらい選びたい。家族に迷惑かけたくないし、ポックリ逝かせて」ではないでしょうか?

言い方が良くないけど、看取りの言葉が先行して「自分の死に様のけつ持ちを他に押し付けている」ようにも思えます。
在宅での看取りとは別の話では?
少なくとも一般的な日帰りのデイに求めているなら、それは違うと私は思う。

敷地内にクリニック併設でストレッチャーで移せるとかなら別ですが。。

終末期医療のDr.達から、ケースによっては患者の喫煙を一部認めて欲しいという意見も出ているそうです。
私はそっちのが大事では?と思います。
死を迎える前に何をしたい?何が叶えられる?誰に側にいてほしい?

現実的には「逝きそうなら、そのままでヨロシク」で、それは否定してはいけないと思います。








そうですよね

本当に、皆さんのご意見ありがとうございます。私は、今相談員をしており結局は救急車を呼ばないとなると、私達がご自宅まで送るって事ですよね。葬儀屋さんじゃないし、ケアマネも娘さんが家に着くまで私が○さんと家に残るから❗って言ってましたが、不法侵入ですよね?これじゃあ警察のご厄介になるのが目に見えますもんね。明日、出社したら所長に伝えます。本当にありがとうございました。

それやりましたよ。

まあ本人が何より「行きたい」と行ってくれたので最後に希望を叶える感じでした。
末期ガンでずっとデイお休みしでしたが、元気なときは生きがいとしてデイに好んで来てくれてました、そんな方が具合も相当悪いはずなのに、「行きたい」と行ってくれたのですから、叶えてあげたいと思いました。
まず本人と家族とケアマネ、訪問看護師と医者に万が一デイ利用中に急変したらこうします、の確認、何度もは無理なので一回だけ、もし調子よければまた検討しましょう、で自宅でもデイ利用中でも最悪看取りに入れるように一時的に手厚くした体制組みました。

一度だけ、のはずでしたが頑張って二回来てくれました、不思議なもので、デイ利用中は急変することなく過ごされ、最後は自宅でした。なじみの利用者さんやスタッフと自分の死を覚悟した上であんなにも和やかに話せるものなのかと出来すぎた感動ドラマでも見ているような話ですが、リアルにそれがあることを初めて知りました。

看護師と共に介護士も看取りと向き合うのは悪い経験ではないです、こんな言い方おかしいかもですが、こちらも大変貴重な経験させてもらいました。

その場合…

クラノスケさん、ありがとうございます。その時の急変した場合の計画は救急車要請でしたか?お風呂はどうしましたか?

てゆーか

本人が要望したのなら、まず実現できるかどうかを皆で検討すべきでしょう。
これこれこーゆう風にならできますが、こんな感じでよければ是非デイにいらしてください。これとこれはどうにも無理なので申し訳ない、て感じでお互い話してみるのが先です。

最近のデイは死にかけはお断りなのですか? 元気なうちはやれリハだの健康のための減塩だの、元気にすごすための個別援助計画だのと膨大な押し付けがましいプログラムで金もらっといて、いよいよひとつの人生を終えようという時には自宅とかデイは勘弁してくれ、病院かどっか行って死んでね。てゆー流れはどうなのかな。

出来損ないの介護保険や医療保険に振り回されてだけではなにも進展しません、せめて私達専門職がその中でその出来損ないの制度を上手に扱わなければなりません。

私は、その介護士たちのめげない一歩一歩の前進が、日本の介護を、保険制度を良くしていく礎になると思います。

たしか

お風呂はなし、その代わりあったかいタオルで清拭。
救急車要請はなしで、その方は訪問看護と往診にきてもらえるようにしといたのでそのおかげで在宅とデイの看取りできたのは大きいですね。

なるほど

その方は認知症で自分の意見は言えない状態です。父一人娘一人ですから、娘さんの思いが馴染みのデイで。との事なのです。今の会社では出来る事は限られています。でもクラノスケさんの、まずは一回からという経験、提案してみます。介護は本当に…色々な意味で難しいですね。勉強にもなりますが。またその結果をのせてみます。まずは明日、上に伝えます。ありがとうございました

看取りにあたっての注意点

まずは家族との話し合い。
そして主治医との打ち合わせとなります。


看取りと方針が決まれば
1.サービス利用中の急変した場合
2.サービス利用中に亡くなった場合
の段取りを詰めていかなくてはいけません。

問題点として
1については、「救急搬送する」であれば普段の対応と変わらないのですが「しない」となると、スタッフへの負担が一気に来ます。
救急搬送しないとなれば家に送るしかないわけです。
主治医+訪問介護に連絡して家で合流して引き継ぐといったことが考えられます。
送り中のお亡くなりという事態も想定できます。
送迎中となるとそこに主治医が来て死亡診断で済むのか、不審死扱いで検死となってしまうのか警察に確認が必要でしょう。


2については主治医に施設まで来てもらえるのか
どの時間で来てもらえるのか
それまでどこで待っていてもらうのか
お客様へのアナウンス
スタッフのメンタルケア
といった点ですね。

どちらにしても主治医の理解と協力が無ければ成り立ちません。


亡くなってからの移動は死亡診断書が無ければ遺体損壊とか遺体遺棄とかに問われたと思います。
絶対にしないでください。
死亡診断書があれば、葬儀屋や寝台車業者に依頼することでスムーズにご帰宅いただくことができます。
死亡診断書があれば自家用車でも移動できますが、警察に止められてしまうとまず殺人と疑われ、主治医への確認とか非常に時間と手間がかかると聞いています。

いつもと変わらぬ日常に身を置きたいのはわかりますが

「看取り」と一口に言っていますが、
死亡診断を取るところまでが看取りではないのですか?
デイサービスで「死」を迎えることをいくら本人が希望したとはいえ、「看取り」と言ってはいけません。
死亡事故または殺人の完全な否定ができないからです。
いくら末期がんとはいっても、病死である判断がその場でできなければ
誰かが殺したか、あるいは事故による死亡である可能性があります。

当然、自宅以外での死亡は警察案件です。
現場にいた他の利用者も当然聴取の対象となりますし、現場検証も行われます。
家族の同意があっても、本人の同意があっても例外はありません。
必要があれば、死亡解剖もされます。
疼痛管理のために麻薬を使用している場合はなおさらです。
それでも良いのでしょうか?

それにしても、もし、デイサービスで息を引き取ろうとしたとき、その方は家族に見守られていなくても良いのでしょうか?
だからと言って家族との関係性が悪いとは言い切れませんが、その程度の希薄な家族関係の場合、もしかしたら「自宅ではなく、デイサービスで死んでくれればいいのに」と思っているかもしれません。
もちろん、関係者は「そんなことはない」とおっしゃいますし、
福祉でいう「看取ってあげたい」という気持ちなのでしょうが、第三者も同じ目線で見てくれるとは限りませんよ。

そういった事も踏まえて判断する必要があるのではないでしょうか?

「何とかしてあげたい」という気持ちから考え始めるのもいいですが、
今一度、冷静になって判断することも必要です。
「看取り」をしたデイサービスが必ずしも「立派」だとは思いませんし、
「看取り」を断ったデイサービスが「勇断した」とも思いません。

ある程度想定される問題をクリアにしてから判断された方が賢明です。

そもそもデイサービスって何を目的にしているのでしょうかね?
「看取り」する所でしたっけ?

あらゆる事を想定して、ケアをして下さい✨

このケースの場合、沢山の方が述べられている事が想定されます。敢えて、その事は触れません。職員も、相当なリスクを背負い覚悟が必要になると思います?しかし、本人の希望を叶えられた時、今までの介護観とまた1つ違った、介護に対する考え方が芽生えると思います!既にされていると思いますが、その事を踏まえて本人、家族、職員、医療関係者と話し合いケアをしてあげて下さい。個人的な意見で、大変申し訳ありませんが、貴重な経験が出来ると思いますし、むしろ今後こういったケースは増える可能性が充分にあり得ると考えています!デイでの看取りをされる場合は、チームケア一丸となって乗り切って下さい!

追加です!

ケアをされる場合、このような場合に備えて生活の様子が詳しく記録できる、介護記録を新たに作成すると良いと思います。万が一、警察・裁判沙汰になった時の為に証拠として提出できるように!

正義感だけではどうにもならないのも現実

入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話であって厚生労働省令で定めるもの及び機能訓練を行うこと(利用定員が厚生労働省令で定める数以上であるものに限り、認知症対応型通所介護に該当するものを除く。)をいう。

これが介護保険法の通所介護の目的です。
先の方も言われているように原則として生活する場でない以上、看取り判定は難しいと思います。あくまで上記のサービスを提供する場所です。
もちろんしっかり考え医療介護で連携をとって結果そうなった場合はあるとおもいますが、、、居宅サービスでの緑を容認推奨してしまうと、いろんな事件が起こってくると思います。
あくまで居宅サービスに位置付けられたものなので、それを飛躍して実行するのは今の段階では飛躍しすぎていると思います。

個人的な意見ですが、いつも通っている美容院にここで死なせてくれって言ってるのと変わらないように感じます。

デイで看取り、次段階

明後日ついに、担会です。皆さんに出して頂いた意見や、自分達のデイでの限界を話してきます。結果は悩みましたが載せます。今後、特に田舎はこんなケースが増えるのかな、と悲しいけど思っています。ただ、デイサービスに出来る事は限られていますから、私も勉強してきます。

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