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福祉職からの転職


昨年の9月いっぱいで福祉職を辞め、異業種への転職活動をしてきました。当時もこちらの掲示板に書き込みさせていただきましたが、辞めた理由は簡単でした。結婚して家庭を持ち子どもも生まれましたが、福祉職では賃金が安く家庭を養っていくことが出来なかったからです。
「賃金が安い」 このことは福祉職に就く人なら誰もが感じることです。
ここからは、余計なお世話と言われるのを承知で書き込みさせていただこうと思います。もし今、福祉職からの転職を考えていらっしゃる方がいれば参考にしていただければ幸いです。

自分は現在29歳。介護福祉士・社会福祉士の資格を所持し、介護職3年、相談職を3年経験してきました。昨年の9月に某大手福祉系企業を辞めました。辞める時期に合わせ、少しずつ転職活動は行ってきましたが、転職先が決まらないまま退職の日を迎えました。今思えば、自分の考えに甘さがあったのだと思いますが、そのときは年齢的にも自分はまだ若く、転職先はすぐにでも見つかると思ったのです。
それから約8ヶ月…。結果は無残なものでした。8ヶ月経ってやっと転職先が見つかりました。非常に厳しいと感じざるを得ませんでした。
主に業界を問わず営業の仕事を探していましたが、何社受けたか覚えていないくらいの企業を受けてき、ことごとく不採用。。。自分は一応、相談職と兼務で営業経験もあったので、全くの未経験というわけではありませんでした。しかしこの結果。あまりにも不採用が続き、何社かに不採用の理由を直接聞いてみました。そしてその答えは、簡単に言えば「福祉職はキャリアにならない」とのことでした。
たとえ異業種への転職でも、必ずどこかに繋がるものがあると思っていました。例えば、福祉職は言い換えればサービス業です。利用者はお客様だからです。そう考えれば、「サービス業」という括りで色々な仕事がみえてくると思います。ホテルマン・飲食店従業員・色々な業種での接客業etc…。また相談職をしていると、本当に様々な人とのやり取りを経験します。ケアマネをはじめ利用者やその家族などです。日々多く方とやり取りを続けていくことで、対人コミュニケーション技術が磨かれていきます。そしてこのコミュニケーション技術は、自分が希望していた営業職にも大いに活かされるものだと思います。

この様に、たとえ福祉職でも「介護」というスキルだけではなく、多くのスキルを身に付けられると自分は思うのです。
しかし、大抵の企業ではそうは思われないようなのです。これには私自身、非常に憤りを感じました。福祉職は単に利用者のお世話をしているだけだと思われていたりもしたからです。

そして結果的に採用をいただいたのは、結局福祉施設を対象とした営業。。。もちろん、この採用に関してはこれまでの福祉職の経験が活きたと言わざるをえません。

もちろん、不採用の理由は私個人に何らかの原因があったことも否めません。わたしがこういう結果だからといって、皆さんにも当てはまるとは限りません。しかし、福祉職からの転職はやはり全般的に厳しいようです。
もし、現在私と同じように福祉職からの転職を考えているのであれば、是非慎重に話を進め、バカな私のような結果にならないよう頑張ってください。

以上、長文失礼しました。

RE:福祉職「へ」の転職

ぱぱりんさんへ。

就職活動、お疲れ様でした。
そして、なにはともあれ、就職おめでとうございますと申し上げます。
文章を読んで、つい返信したくなりました。

私も29才。ぱぱりんさんと全く逆で、サービス業を6年間していましたが、
結婚を機に(子どもはいません)おととしから社会福祉士要請過程を受講し、19年の試験に一発合格するためと、実習もあったため、昨年の9月に前職を退職し、4ヶ月勉強に励み試験にはなんとか合格し、いまは特養で介護職をしています。
給料は月5万ほどダウンし、(ボーナス・残業代含めると年100万くらいダウン)そしていま精神的にダウンしています。
社会福祉士を持っていても介護の現場がわからないとダメだろうと思い
無職でしたし、試験も受かると思っていなかったので、
試験発表前に就職活動し、介護職として採用されました。
しかし、現場の介護職の皆さんには本質を見抜かれてしまっていたんですね。
こいつ、本気で介護する気はないな、と。
社会福祉士として仕事するために介護を「知っておかなくては」
という感覚で働き始めたことが失敗でした。
職場の方とコミュニケーションがとれず、
受け入れてもらっていないようです。
自分自身も「らしさ」が出させていません。
また、介護そのものに対しても自分の無力感でいっぱいです。
利用者がトイレに行きたいといっても、
「ご飯終わるまで待っててもらって…」
「その人立てないから…」
「夜はオムツだから…」
「無理やり介助するごはん」自分の下手な介護…
利用者には、おむつ交換を大声で拒否られ、
もう精神的に追い詰められています。
自分は悪いことをしているんじゃないか…
出勤前憂鬱で吐き気はしょっちゅう、吐いたこともあります。

はなしがそれてしまいましたが、
福祉の現場で経験された様々なことは、絶対に生かされます。
介護福祉士、社会福祉士での様々な学習も内面的には生かされるはずです。
自分に自信を持ってください。(という、自分は自己嫌悪ですが・・・)
就職までに時間がかかったのは、そういうこともあるんだと思います。
まして、いまは景気上向きですから。
決まったところが、縁のあるところですよ。
私みたいに、ダメだったらまた勇気を持って活動しましょうよ。

私は今の職場を早くも止めようと思っています。
29歳にして、結構覚悟をして資格をとり転職したのですが、
ここまで苦しい思いをしたのは初めてです。
これでいいのか、と悩み苦しみます。

でも、ぱぱりんさん、自分らしく生きていきましょうよ。
奥さんとお子さんも見方ですよ!
新しい職場に幸あれ!

ぱぱりんさんへ!

思わず 返信させていただきました。就職活動お疲れさまでした,その中で様々な事を感じたようですね。わたしも,介護を辞め異業種への転職活動をしていました。ぱぱりんさんと同じようにこれまでの経験は必ず何かしら役に立つ,と思っていたのでサービス業を何社か面接受けました。もちろんどれも未経験でしたが,「そんな大変な仕事をしてきたのなら大丈夫,笑顔がいい」 との理由で受かり 現在は飲食店で働いてます。わたしは女ですが 男性だと福祉から異業種への転職は 少し難しいと思います。

RE:福祉職からの転職

はじめまして、ひろです。私の場合は、色々と転々と職場を変えて、今の職場に勤めています。五年前までは、介護とは全然無関係な仕事をしてました。五年くらい前までは、ただ就職すればよかったと思ってました。しかし、今は介護の仕事が天職と思い、介護福祉士やケアマネの資格を取る為に、仕事をしながら勉強してます。確かに、介護で生活をするのは、大変だと思います。転職も考えてた事も、少しは考えました。ですが、利用者から頼れる存在になり、転職は考えていません。どちらかいいかは、人それぞれの考えですが、私は異種への転職は考えていません。テーマと違ってみたいですみませんが、一応自分の考えを述べました。

RE:RE:福祉職「へ」の転職

あけさん、ころさん、ご返信ありがとうございます。

>あけさん
色々と悩まれているようですが、自分の信じた道を目指して頑張ってください。私はあけさんの気持ち、すごくよくわかりますよ。
というのも、私も初めから相談員になりたいと思っていましたので、就職活動は当然相談職で探しました。そして、私の地元の法人から採用をいただきましたが、直後に「相談職は現場を知らないと務まらないから」との理由で介護職にまわされました。
そのときは正直、その言葉の意味がわかりませんでした。別に介護職が嫌だとか介護職を下に見ているとか、そんな気持ちは全くなかったので、同僚や上司の介護職員の人に平気で「相談員になるために現場に回された」と言っていました。単純に初めから目指すものが違うだけなんですよね。福祉職にもあらゆる職種があるわけですから、その中で目指すものの個人差があって当たり前なんだと思います。実際、新人の介護職員だって初めからケアマネを目指して介護に従事している人だっているはずです。
私の場合、介護職をしながら「相談職は現場を知らないと務まらないから」と言われた言葉の意味を理解出来たのはずっと後のことです。でもあけさんは初めからその必要性を認識していらっしゃるなんて素晴らしいと思います。ただまわりには確かにそれをおもしろく思わない人もいると思います。今はただ、「相談職に就くために…」という前置きはあっても、とりあえず封印して「介護職で頑張る」ことを実践していってください!!応援してます!!

>ころさん
ころさんも私と同じように福祉職から転職されたんですね。私の場合、妻もいて子どももいて…という状況だけだっただけに、家族には本当に迷惑をかけてしまったと思います。これからその分を挽回できるように新天地で頑張っていこうと思います。
転職はしても福祉業界に興味がなくなったわけではありませんので、今後もこちらの掲示板に顔を出していきたいと思っています。機会があれば今後もよろしくお願いいたします。

RE:RE:福祉職からの転職

ひろさん、はじめまして。ご返信ありがとうございます。

そうですよね。わたしも気持ちは同じでした。多くの利用者方から頼られ、「ありがとう」と言われたときは自分もこの仕事は天職だと思っていました。でも…。私の両肩には妻と子どもの人生がのしかかっているんです。家族を養っていけるだけの収入があれば絶対この仕事を続けていましたよ。
それぞれ事情はあるとは思いますが、今はただひろさんのように福祉職に情熱を持って続けている人を応援していきたいと思っています。がんばってください!!

RE:RE:RE:福祉職からの転職

ひろです。ありがとうございます。今は、独身だから言えると思いますが、結婚して子供や妻を養うとなると、正直自信はありません。年齢と体力的に、次の職業に就くには厳しいと思います。お互い、違い意味で頑張っていきましょう。

Re:福祉職からの転職

26歳男性です。練馬区の特養で介護職してます。去年結婚しました。色々な手当てを含み年収は450万、年間定期昇給が一万なので、比較的普通に生活していけると思います。都内だと給料が良い施設もあるので、異業種への転職ではなく同業種での転職も良いかと思います。

はじめまして

私は福祉の仕事から異業種に移り、それからまた福祉の仕事にもどりました。今は、埼玉県の老健で支援相談員をしていますが、副業で講師の仕事もしています。

出身高校が技術高校で、無線技士養成の学校だったので、転職先はNTTドコモでした。ちょうど電話番号が10桁から11桁へ変わった頃で、ドコモは急成長をした時でした。

月の半分以上が出張で、月曜日虎ノ門へ出勤するのではなく、東京駅新幹線ホームで上司や同僚と待ち合わせ、地方のNTT局舎へ向かい、携帯からの電話回線を一般の電話回線へつなぐ仕事をして、金曜日退社は地方の局舎から新幹線ホームを経由して東京駅で解散、という毎日でした。ですから、月曜日から木曜日まではビジネスホテルでの生活です。

何で福祉の職場にもどったか?ですが、異業種は技術職を除き自分の意見は正論でも通じません。
それぞれにいいところもあり、悪いところもありますが、専門職としての意見が言えない、特に福祉専門職経験の男性は馬鹿にされやすいです。

それが頭にきますね。
それで戻りました。「福祉」確かに安いとは思いますが、株式会社が経営する事業者は格段に安いですね。医療法人、社会福祉法人といったところが株式会社の運営する福祉事業者よりはまだ良心的です。

そうした所は、職員も辞めませんね。
私も、ドコモから福祉業界に戻り両手、両足で足りないくらい移動をしましたが、今では安定をしています。

それは、通信で大学を卒業した事をきっかけとしています。
仕事の選び方もあるのでしょうが、独身の時にできることをどこまでなしたか、その結果が現在ではないだろうか?そのように思うことがあります。

運も実力の内です。その運を実生活の中で生かしきること、そのものも過去からの小さな積み重ねにより開花する産物と考えます。
今を嘆くことより、今何をなすべきか、そのことが未来にどのように影響するのか、そして何よりも生活に即するためには実践力を身につけることではないか、と考えます。

様々な理由により、そうしなければならなかった事もあるでしょう。「職業」とはその人が持つ運命ですから、その運命の中に仕事(職)「業」として宿すものです。それをいかに受け止めていくか、そこが大切なのだと思います。

運命は人が変えてくれるのではなく、自分自身で切り拓くもの。
皆さんがどの職に就いたとしても、ご自身の運命である職の「業」というものにただ流されないよう、強く乗り越えられることを、心より祈っています。

長文すいません

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