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食事介助について


今私の施設では、食事介助時、速ければ良いという感じになっています。ミキサー食の方で、30分以上介助がかかる方がいるのですが、プラスチックの注射器の様な物で口に押し込み介助しています。スプーンで介助できるのにです。そうすると、10分〜15分で終わります。あと、食事を拒否するというか、食べたくないという方にも、それで無理やり介助しています。時間がかかると、他の業務が回らないというのもわかりますが、最近少しおかしいのでは、と思っています。皆さんの施設のお話やご意見など聞かせていただけるとうれしいです。

RE:食事介助について

たしかに食事は早ければいいと言うわけではないですよね。一日の楽しみでもあるし。あんまり時間かけるのも本人に負担になったりするし、他利用者や全体のこともあるからって感じです。人によって食介のペースは違いますよね。自分はなるべく利用者にあわせてゆっくりでもなくそんなに早くない程度です。その利用者がスプーンで食べれるならスプーンがいいですけどシリンジを使っている理由とかもあるかもしれないですよね。みんなで話し合いして例えばなるべくスプーンで途中でシリンジとか色々な意見をだして話してみてはどうでしょう?話が変わりますがうちの施設も食介は早めにという暗黙の空気というかそんな雰囲気ですよ。利用者に合わせてやっていきたいですよね。

RE:RE:食事介助について

おぢさんお返事ありがとうございます。シリンジというのですか。私もまったくシリンジを使わないわけではないのですが、どうも度がすぎてる様に感じたので、他ではどうなのかなと思い聞いてみたのでした。私の担当の入居者だから、ますますそう感じるんですかねぇ。栄養の面を考えて、割り切るしかないのでしょうか。むずかしいです。何が一番大切か 、ということですね。

RE:RE:RE:食事介助について

介護用品でも、そのような物が販売されているんですよね。

私が勤めていた施設で一度、同様の物を使う機会がありました。
短期入所された方で、自宅でそれを使っているとの事で持ってきました。ご家族は、「食事に時間がかかって申し訳ないので、これでご飯をやってください」との事でした。短期入所のため、自宅と違う事をやってしまうと、自宅に戻った後いろいろな問題が生じる可能性がありました。
ご家族には、食事の状況を観ながら対応したい旨を伝え、了承を得てスプーンで介助しました。ほぼ30分〜40分で摂取が可能であるため、退所時にご家族に食事の状況や介助方法を説明し、可能であればスプーンでの介助をお願いしました。

施設側の都合でシリンジ介助は、問題であるかも知れません。
普通にスプーンで介助できない原因は何なのか、どうしたらスプーン介助でできるのかをしっかり話し合っていかないと、施設の意味がなくなってしまう可能性があります。
食事に限らず、そういう事一つ一つをどのように対処していくかが、介護職の地位向上に繋がっていくのではないでしょうか?

RE:食事介助について

私のトコにも、お一人そういう方がおられます。
ミキサー食でシリンジで。。
確かにそのほうが早いし、全量摂取できるので、栄養面での心配は減るんだけど・・・
開口できるときはスプーンで摂ってもらい、時間的に難しくなったり、開口しなくなったらシリンジを使ってます。
良くはないんだけど、時間的な問題もあるし・・・
良くはないけど、どうしたらいいのやら・・・
おかしいと感じてるだけマシなのか!?

RE:RE:食事介助について

私の職場にも食介に関しいろいろですが、自分で食べれる人、半介助の人、ミキサー食の人、口も空けられず、現在、注射器で40分位かけ食べられるひと、胃ろうから普通食になり食の進まない時は、1部胃ろうにと、、できる限り、口から食べると言う事にしてるので、夜勤帯は大変です。人数が少なくなる上、時間がずれ込むことあり、でも皆それなりにあわせてます。何しろヘルパ−の年齢が平均65位?いつか行く道だからと余裕もあるかな?

RE:食事介助について

私は都合により介護してはいけないと感じています。
日によって体の状態も変わります。スプーンだったりシリンジだったり、その方のペースで負担にならない食事方をして差し上げるのが良いと思います。
 栄養量については、例えば喫食量を調べて通常5割位しか召し上がれないのであれば通常お出しする量を1/2量にして不足分を高エネルギー飲料やゼリーに置き換えるという方法も有りだと思います。
 無理やり食べてもらって誤嚥するより、他の職種と一緒にその方らしさを考えてあげて頂きたいなぁと感じました。

RE:食事介助について

食事介助は速ければよいというものではないと思うのですが・・・。
シリンジを使って短時間で‘注入’して、その方はちゃんと飲み込めているのでしょうか? どんどん流し込んでも誤嚥していたらなんにもならないどころか危険です。患者さんが熱発して吸引してみたら大量の残渣物が引けたということが私の職場でもありました。
たしかに介助する人の技術によってはスピードの速い・遅いが出てしまう部分もなきにしもあらず、ですが・・・。
「口から食事をする」ということの意味をもうすこし考えたいですよね。
私の職場・・・ある意味、ホスピスみたいな老人病院ですが、最初はIVHだった人が徐々に経口摂取できるようになって、だんだん食指が動いて食事量も増え、日に日に顔に丸みが増して元気になり退院された方がいました。ほんとに口から食事できるってすごいな、って思いました。
食事介助の速さを競いたくはないですよね・・・もっとも競いあっているわけではないとは思うのですが(時間が足りなくて速く終わらせたいというのはわかるのですが)。

RE:食事介助について

場合によってシリンジ等を使うところがあるようですが、だいたいどのような人に対して使っているのでしょうか?
またどのように判断してシリンジ等を使っているのでしょうか??

RE:RE:食事介助について

ミキサー食、食べてみたことありますか?
うちの事業所ではスタッフ全員で食べてみました。

 以下、ながぁ〜くなっちゃたんで、分けて投稿します
 忙しい人は最後の5〜6行だけでも^^
 お暇な人は中身も読んでみて下さいな。

RE:RE:RE:食事介助について

きっかけは、病院から退院したばかりでミキサー食指定のTさんの食事に1時間以上掛かってしまい
午後の入浴業務に支障が出ている、と言うスタッフの問題提起。
どうやったら早く食事をしてもらえるか考えよう。と言うものです。

市販のレトルトのおかゆ、介護食、離乳食や、
うちのその日の昼食を刻んだもの、ミキサーにかけたもの、
市販のとろみ剤各種、出汁で溶いた片栗粉
テーブル一杯に100個近い皿を並べて順番に一口ずつ。

 介護食、離乳食は醤油かければ結構いけるよ
 やるなぁ…○ューピー、うむ、和○堂も中々良い仕事をしている
 この河豚のおかゆ、美味しいわぁ…幾らすんの?あ、結構安い!!
 風邪ひいた時用に買いだめしとこうかなぁ
 あ、それ私も食べたい!!ま、不味いじゃん…
 えぇ〜そんなこと無いよぉ〜、あ、冷めたからだよ、温かければおいしいよ
 うそ、んじゃちょっとチンして来よっと

 刻み食ってぽろぽろして、のどに引っかかって飲み込みにくくない?
 うんうん、歯と歯茎の隙間に入り込んで気持ち悪いわぁ
 うわ…このとろみ剤っての、もっちゃりしてて気色悪ぅ!
 味なんて全然わかんなくなっちゃうジャンねぇ
 こっちの片栗粉は中々いけるよ〜、揚げ出し豆腐とか食いたくなるねぇ
 理事長はまったく気が利かないねぇ、ビール無いの?ビールゥ〜

 目隠しして、食べさせっこしてみよっか?
 何食べてるか当ててみ?
 うはぁ〜全然何食べてるか解からねぇ〜
 痛!痛いよ!スプーンで擦るの痛いってば!!

 ワイワイガヤガヤ…
 調子よく食べ進んでいたんですが、ミキサー食になった途端みんなの口が止まり、
 うわぁ、ゲ…と声にならないうめきが上がります。

RE:RE:RE:RE:食事介助について

シーンとなった中、ベテラン介護福祉士が涙ぐみながら言いました。
 『こんな下呂みたいな代物、のどを通るわけが無い』
 『私は今日の昼、おいしいですよぉ〜って笑いながら
  こんな物をTさんの口に押し込んだんだ…味見なんてしてなかったのに』
 『10年以上、私はなんてことをして来たんだろう…』
その日を境に、ミキサー食を利用者さんに勧めたがる人間は誰一人居なくなりました。

入浴業務の方は、スタッフ皆でフォローしあって何とかしよう。と満場一致で決まり、
一日の流れ全てを見直して手が足りないところは事務職の私に声がかかりました。
 『理事長、給料さえ遅れなきゃ他の仕事は後回しで良いよ』
 『そうそう、事務仕事で命に関るような事なんて無いんだから』
 『あ…ハイ…』

RE:RE:RE:RE:RE:食事介助について

勿論、病院からの指定がある以上、自分勝手な思い込みだけで変える訳には行きません。
でも、Tさんには球麻痺はなく嚥下反応があますし、顔面咀嚼筋群や舌運動にも麻痺が無い以上
噛んで飲み込む動作は基本的には可能なはずです。

ご家族に、少しずつ普通の食事をして貰えるようにしていってかまわないでしょうか?と確認を取り
入院中の食事状態を看護サマリーを照会してもらい、
元もとの入院原因が定期検査入院だと言うこと
3ヶ月の入院期間中、最初の1週間は普通食を食べて居たこと
誤嚥性肺炎を起こしてIVHになったことで、入院が長引いていたことも解かりました。

誤嚥をしないためにはどうしたら良いか?
かかとをしっかり付けて前傾姿勢が取れるよう、椅子の足を切り飛ばし
背中の上部を支えられるようにクッションを作りました。
とても小柄で右半身に麻痺があり椅子の中で傾いてしまうので、座布団とタオルで支えも入れて
もふもふのTさん専用椅子の出来上がりです。
左手は動くんだし、どうせならご自分の手で食べてもらうことを目標にしよう、と
テーブルは高さの調節できるものを利用して、前に出した肘よりほんの少し低いくらいにしました。

最初は、ミキサー食と、普通の食事を柔らかく煮込んだり片栗粉でとろみをつけたりした物を両方用意して、
Tさんにどっちが食べやすいか聞きながら、時間が掛かって冷えてしまったら温め直しもしました。

RE:RE:RE:RE:RE:RE:食事介助について

結果は、食事介助に時間が掛かったのは最初の2週間だけ
(うちはデイサービスでTさんは週3回利用だったから都合6回程)
その後は、少しずつ意欲を取り戻されるのにあわせて、
握力が余り無い左手で扱いやすいように、柄を自在に曲げられるスプーンを用意(介護用の一般的なもの)
右手で食器を持つことは出来ないので、一寸重めの陶器で縁に少し”返し”のあるものを探してきて
底に滑り止めをして掬い易くしてみることで、見事にご自分で食べて頂けるようになりました。

ちょっと柔らかめの普通食に出汁溶き片栗粉を別容器で用意、
ご自分で具合を見ながら器用にとろみを付けつつ食べていらっしゃいました。
3ヶ月ほどたつ頃には、お魚なんかスタッフよりよっぽど綺麗に召し上がり、
元々左利きだったんじゃないですかぁ?とスタッフが冗談を言うと、
小さな声で『猫またぎ…』失語症のTさんが始めて発せられた言葉でした。

介護現場の皆さん、忙しいのは解かります。
でも、味見に掛かる時間なんてホンの何分かです。
お勧めは、わかめときゅうりと玉葱の酢の物、鮭の焼いたの。
(食べてみれば理由はわかると思います)

ミキサー食、食べてみたことありますか?

RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:食事介助について

一路有さん、読み応えのあるコメント、ありがとうございました。

ミキサー食、刻み、ペースト…全て試食しました。
そしてファーラー位での介助も経験。

糊のようなお粥はのどに引っ付き飲み込めるのもではありません。

高齢者疑似体験から始まりトロミをつけたお茶に、オムツ体験、ストレッチャー入浴体験など、体験できる事は全て体験しました。

どんな研修より身に付くと思います。

私の知っている施設は新人に一日利用者体験をさせるところがあります。

ベッドに仰臥してオムツ体験、食事介助、お風呂、コールを鳴らしても来てくれない体験。

生きる気力に関わらない事は後回し…
優先するのは何だ…と考えるようになれば、おのずとしなければならないことが見えてきますよね。

RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:食事介助について

一路有さん とてもいいお話でした 私もこんな風にトライしてみたくなりました 脳性麻痺の人で意思の疎通はできない方が ミキサー食を召し上がっています まだよく情報は分からないのですが 噛むことは出来ますが飲み込みが悪くよく誤えんしていて常に気管支がブーブー言っています ミキサー食を召し上がっていますがですがお茶や牛乳は飲めてます
情報が少なくて申し訳ないですがこの様な意思の疎通もできない脳性麻痺の方もミキサー食からの脱皮も可能なのでしょうか 牛乳飲めてるのにどうしてミキサー食なんだろうか…
やわらか食の方が飲み込みやすい様に思えるんですが…
ぜひ教えて下さい

RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:食事介助について

一路有さんの返信、興味深く、ときどきクスッとなりながら読ませていただきました。

私の職場ではミキサー食はありません。きざみ食もありません。
ミキサー食は、何を食べているかわからないし、‘粘性のある液体’という状態の食物がそのまま気道に流れ込む危険があるからです。お茶などにトロミをつけるものも使っていなくて今の職場に入ったばかりのとき、最初はびっくりしました(液体でむせる人にはゼリー状のものを召し上がっていただいてます)。とにかく「生きる喜びでもある食事をおいしく」ということを最重要視しています。

きざみ食は、以前働いていた有料老人ホームでは出してました。きざみ食もなんの食べ物だか、食べる人には一見したところわからなくて「これはなぁに?」ってよく聞かれました。それにムセるんですよ、きざみ食って。食べ物が「塊(かたまり)」にならないと飲み込めません。だから私たちは食べ物を口に入れてから咀嚼して、それから口の中で食べ物を丸めて一つの塊にする作業をしています。きざみ食では「塊」にできないですからね。

普通食よりやわらかいソフト食というのがあります。
ソフト食は嚥下にはさほど問題がないけれども咀嚼がうまくできない人のための食事で見た目をとてもきれいに、ほんとうに一見しただけで食材の色・形がわかるようになってます。大根の田楽(ふろふき大根?)にゆず味噌がかけてあるメニューなど、加工してあると思えないほどリアルです。

ソフト食の試食はしたことがあります。味付けで難のあるものもありましたが、どれも見た目・味ともにおいしかったですよ。
例外的に見た目が‘なんじゃこりゃ!’的なものがあり(それは緑色のペースト状のもので不気味だったのですが)、おそるおそる口に入れたのですが、ほうれんそうのゴマ和えでした。でも味はバツグンにおいしかったです。それ以後、自信をもって患者さんに「これ、おいしいですよ!」とすすめております。(^-^)

目隠しをして食べさせっこする、というのは最初に勤務した特養で研修でやりました。説明がないと、ほんとに何を食べてるかわからないですよね。食事中の声かけがいかに大切か思い知らされました。あと、意識的に食べ物を噛まないで飲み込んでみる、とかいろんなことやってみました。そうすることで介助される利用者さんの立場や気持ちなどを少しは体験できたような気がしました。

食事介助ってほんとに奥が深いというか・・・やっぱり‘作業’で終わっちゃいけないとつくづく思います。食事の時間がしあわせな時間になるといいですよね。

RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:食事介助について

皆さん私の知らぬ間に、たくさんお返事いただきありがとうございます。最初あまり反応が無かったので、私の考えはおかしいのかなぁと思っていました。話それますが、そういう早さを求めたり、職員重視の考え方が介護職の地位を低くしてるんじゃないかなっておもいます。食事介助なんて早くやろうとすれば経験とともに、いくらでも早くできるものだとおもいます。自分は介護職のプロという意識を持ち介護していかなければ、介護職の地位向上は望めません。話がそれてすみませんでした。皆さんの話を読み、自分ももっとがんばらなきゃと思いました。

ブライアンさんのケースからは外れますが

キンダーさんへ

脳性まひの病理的側面について余りにも私の知識が無かったため勉強に時間が掛かってしまい、
返信が大変遅れてしまいました。申し訳ありません。
その後何か進展はあったでしょうか?

一応の概略を学んだ結果(半端知識で申し訳ないですが^^;)、
加齢による嚥下能力低下と違うアプローチが必要になるのでは?と思われる点について

 1、アテトーゼ型(不随意反応が顕著に出ている場合)の介助困難
 2、食事経験の有無
  の2点が思い浮かびました。

この2点の解決方法の糸口を探る事に関しては後段に述べさせて頂くとして
私がご利用者さんに口からご飯を食べてもらう時に気をつけている点をざっと上げていくと

 
 ① 認知、身体障害の状況全般、現病等の基本情報
   これに関しては、何をやるにも同じ基本姿勢ですね。

 ② ご利用者さん、ご家族の意思確認
   ご本人やご家族が、誤嚥性肺炎の危険性をご存じない場合などもありますので、
   プラス面マイナス面を含めてお話をした上で
   状態を見ながら段階的に勧めていくこと、
   異常があった際には必ず報告し合うこと、
   医療(IVH・胃瑯等)のサービスを否定する事無く勧めていくこと等を話させて頂いています。

 ③ ご家族の介護状況全般
   うちはデイサービスのみなので、口からご飯を食べることの良さ、大切さと同時に、
   家族が食事介護を行うときの安全なやり方等に付いても一緒に勉強できるように心がけています。

 ④ ご利用者さんの嚥下能力
   ②と内容的にかぶる部分も多いですが、嚥下に関しては、
   A 球麻痺は無いか?嚥下反応はあるか?
   B 認知症の有無、程度によって、食事を認識できるか?
   C 嚥下に適した姿勢に体を保持する事が出来るか?
   D 自分の手で食事を口に運ぶことが出来るか?
   E 咀嚼のための顔面筋群に麻痺は無いか?また、口腔内、舌の運動などに麻痺は無いか?

   等に注意してご利用者さんの状況をチェックするようにしています
   特にEに関しては、詳しくは下記のHP
   http://www.swallow-web.com/ を、一通り頭に入れた上で参考にし、
   普段の生活動作の中から見出す様に自分たちなりにやっています。
  (医療従事者ではないので、【診断行為】をするわけにはいかないのですが…
   この辺は①の医療体制との連携を基本にしながら進めるという姿勢を基本に措くことでクリアーできると考えています)
 
 ⑤ 現在、過去の食事状況、好きな食べ物、嫌いな食べ物、特に思い出のある食べ物等、食に関するエピソード
   お年寄りの場合、現在の食事状況についてご自信がご理解されているような場合だと、
   食事に関して非常に大きな絶望感を抱えられている場合が多いように思います。
   食事自体に意欲を取り戻していただくために、過去の好物や、思い出のある食事などの話を少しでも聞きだして、
   反映させるようにしたりしています。

実際のアプローチの順番は多少入れ替わりがあるかと思いますが、
おおむねこのような点を確認しながら進めていくようにしています。

RE:ブライアンさんのケースからは外れますが

いつもながら、纏まりきらないだらだらとした文章になってしまっていますが、
ここで、最初の、脳性まひの方への食事介助というテーマに戻ってみますと、

 1、アテトーゼ型(不随意反応が顕著に出ている場合)の介助困難
 2、食事経験の有無
  の2点について、かかわりが深くの在るのでは?はと思われる点をピックアップしていくと

④のC〜Eと、⑤が気になる所です。

介護者の立場から見たとき、脳性麻痺の重度の方の場合、
幼少時からいわゆる『普通の食事』をした経験が無い場合が少なくなく、
この⑤の点がお年寄りのケースと最も異なる部分なのかもしれませんね。

食事に関して最も怖いことは、自身の体を旨くコントロールできずに、
食べたものが気道に入ってしまい、誤嚥性肺炎を起こしてしまうことな訳で、
キンダーさんも苦心されているようですが、
食道と気道を分ける弁の部分が年齢と共に旨く動かなくなっているお年寄りの場合は
体を基本的に前傾状態にして、気道より食道が舌になる嚥下姿勢をとることで
かなり改善(というか予防)になるケースが多いかと思います。

脳性まひの方のケアには、加齢による機能低下とは別に疾病による機能麻痺、不全がある場合のケアが参考になるように思いますが…
アテトーゼ型の場合に咽頭部の運動にまで影響があるケースが在るのかどうかまでは、私の知識だけではなんとも言えません。

キンダーさんのケースでは、咀嚼及び嚥下自体は可能であることが確認出来ている様子ですので、
装具を工夫することで体位保持を試み、嚥下姿勢を改善することから始められてはいかがでしょうか?
脳性まひの方の場合、装具を使用することは慣れておられるだろうと思われますし、
上で示したTさんのように既存の椅子にクッションをはさむようなものでも十分だと思います。
不随意運動が顕著に起こってしまうような状態だと、かなり難しい対応になるかもしれないですし
もう試されているのかもしれないですね…大した事言えなくって申し訳ないです…TxT

あと、ミキサー食や、流動食は嚥下の安全性の確保ということを第一に考えれば、
(少なくとも咀嚼能力がある人の場合は)
食塊の形成と、嚥下反応の誘引の為に『噛み砕き、唾液と混ぜ合わせ、少しずつ咽頭部に送り込む』
という動作を阻害してしまうことになり、危険性は明らかに増すと考えています。

この点についても私なんかが、つたない文章で表現するより上記のHPに詳しく書いてありますのでご覧になってみてください。

食事に関しては、本当に奥が深くってどれだけ書いても書き表しきれないことばかりですが、
これからも勉強は続けて行きたいと思っていますので、他の方からもご意見いただけたらうれしいです。

RE:RE:ブライアンさんのケースからは外れますが

一路有さん ありがとうございます
なかなか頭の中に入らず まだ内容に関しての感想ができない状況です
脳性麻痺の方も様々な状態の方がいらっしゃいますよね アテトーゼの方は他の脳性麻痺の方と比べるとコミュニケーションが取れたり知的によかったりするのでトーキングガイド等でお話できたり…
私が今回 あげさせていただいた方はアテトーゼではないですね ちょっと型は情報不足で分からないですけど…コミュニケーション不可,坐位保持不可,です ただ口の中に何か入れると反射的? (本能?) に咀嚼し飲み込みます 私はミキサー食反対派です 咀嚼能力がある程度あるのならばゼリー食を推奨します ミキサー食って下手な介助だと飲み込めないじゃないですか 舌の先にちょこっと 又はドサッとミキサー食を置いても上手に舌で奥に入れられない というか何ていうのかな 奥に取り入れる前にこぼしちゃうの 口の上下運動ができ 咀嚼ができ飲み込めるなら 熱で溶けスルッと喉を通るゼリー食がいい そんな風に思います が私は専門じゃないのでまた教えて下さい
この脳性麻痺の方へのアプローチはまだ何も発展なしです だって誰も何も疑問に思っていないから…だから眠りながらディに来た時に 無理やり起こそうとして寝ているのに『お茶を飲ます』んですよ 『飲ます』 というよりお茶を口に流し入れている てところでしょうか 目点ですよ
少しずつアプローチしていきます まずは自分が知識を得なきゃね?
一路有さん また明日じっくり読ませてもらいます ありがとうございました
Ps あっ! PCもチェック済みです 重ねてありがとうございました(*^^*)

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