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転倒を繰り返す高齢者の対策を教えてください!!


特養で勤めているのですが、あるご利用者様の転倒防止対策に悩んでいます。
その方は、車椅子にいる時間が多く、ご本人のペースで自由に生活しています。しかし、ベッド周りやその近くにあるポータブルトイレ使用の際は、車椅子のブレーキをかけ忘れ、歩いてしまうことが殆どです。足の筋力低下もあり、よく転倒をしてしまいます。幸い、大きな事故になってはいませんが、いくら説明しても、認知症もあり理解が難しいのです。その上、徘徊もあり、不穏になると手を付けられないくらい介護に抵抗します。対策として、「立ち上がると自動的にブレーキがかかる車椅子」も考えましたが、ご家族との関係もよくなく、お金もあまり持っていない方で、断念しました。介護職員みんな、頭を抱えています。大きな事故になる前に、何かいい案がありましたら、是非ぜひっ教えてください。よろしくお願いいたします!!!

RE:転倒を繰り返す高齢者の対策を教えてください!!

◎徘徊とありますが、まず歩行補助具による自力移動の可能性はどうでしょうか。筋力低下とのことなので、ますます低下しないように、少なくとも歩行補助具による移動の練習をしていくことも考えられるかもしれません。

>対策として、「立ち上がると自動的にブレーキがかかる車椅子」も考えましたが、ご家族との関係もよくなく、お金もあまり持っていない方で、断念しました。

◎これは施設が負担して用意すべきものですので、施設で購入する事をご検討ください。

◎車椅子のブレーキ習慣を身に着けるために、一緒に行動して、立ち上がり場面でブレーキを促すことを粘り強く声かけしていくことや、ブレーキが目立ちやすいようにブレーキレバーに工夫をすることはいかがでしょうか。

◎リスクの回避が困難な場合は、軽減策を講じるしかないですね。車椅子メインだとしても移乗動作の安定を図るとか、転倒しても怪我しないようなものを身に着けるとか、最終的に完全なリスク回避策がない場合もありますが、二重三重の対策でリスクマネジメントスしていくことに尽きると思います。

RE:転倒を繰り返す高齢者の対策を教えてください!!

ほとんど車椅子で過ごし、徘徊も多い。
ベッド周りやポータブルトイレ周囲で歩き回って転倒する。

ということは、一応歩けるわけですね、少なくとも自力で立ち上がることができる。であれば、
・歩く機会を確保することでベッド柵を持っての伝い歩きがある程度できるように下肢の筋力強化を図り、ポータブルトイレ移動時に使える手すりを設置する
・立ち上がる場所は比較的限られているので、その周囲にご本人が居る時間帯を重点的に見守りのできる体制を整える。(所在確認と、見守りできる要員を確保する。見守りのできる場所に居所を移す。見守りのできる場所で仕事をする人を作る等)
・立ち上がる機会を捉えるためにセンサーマットを使用する

コールを使ってもらえない方への対応策としてはポピュラーでありながら、人員不足と貧乏とかいう理由でしばしば却下される方策です、、、。

安全対策や生活に必要な機器や設備は、施設が用意するのが建前ですが、金がないと言ってなかなか買ってもらえないのが施設の現実です。
そんな時には、専属の人間を一人雇うのとどちらが高くつくのかとか、現状で大怪我をしたら施設の責任は大きいですよとか、脅すことも時には必要だったりしますが、その前にマンパワーでできる事はやっておかないと説得力がありませんね。

RE:転倒を繰り返す高齢者の対策を教えてください!!

徘徊・・・、不穏・・・、職員中心的な見方であまり好きではありません。その背景は読まれましたか?転倒対策と直接関係ないようですが、リスクマネジメントをつきつめていくと、結局個別ケアに行き着くと考えられます。

ベッド周りの環境はいかがでしょうか?考えてみれば、ベッド周りやトイレ近くでは立ち上がる(歩く)ことは、ごく自然なことですので、認知症があれば当然そうするかなと。なら、立ち上がりやすいよう、歩きやすいような環境(例えばつかまるモノ、滑りにくい床など)がある方が転倒という損害リスクを減らせるのでは。併せて、ダメージコントロールとして、床材が多少クッション性がある方がマシですし(クッション性が高すぎれば、移動に支障がでる)。

別の視点で、ご家族にリスクを共有していただくという観点からいうと、車いすの案内・購入のすすめは、良いのかなと思います。必ずしも施設が購入すべきものではないのではないでしょうか。

RE:RE:転倒を繰り返す高齢者の対策を教えてください!!

返答くださった皆様、本当にありがとうござました!!!
返事が遅くなり、失礼いたしました。

色々なご提案を頂き、正直、難しい面もありましたが、違った発想が持つことができたのと、とにかく、色々と試してみるべきだと思いました。
それと、自分の考え方が介護する立場よりになっていることに反省し、もっとご利用者様の立場でみていかなければ・・・と忘れかけていたものを見つけられました。本当にありがとうございます。

今回の件では、
ご利用者様の残存機能を生かしながら、少しでも安全な環境作りのために、教えてくださったことふまえ、職員みなで考え、取り組んでいってみます!本当にありがとうございました!!!

常にスタッフのそばにいてもらうしかないと思う

束縛するという意味じゃなく スタッフらの目の届く場所にいてもらうという言い方ならいいかな?ずっと車椅子ではなく 移動以外はソファーに座ってもらうとか ベッドから落ちるのを防ぐなら 居室に畳を敷くのは無理かな?車椅子移乗の時 スタッフにとっては大変かもしれないけど ベッドから落ちてケガするよりはマシだと思うよ

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