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食事介助について


初めまして。
今、新しい職場に入って色々と疑問に思うことがあります。
その一つに食事介助についての疑問がいくつかあり
教えていただきたいと思います。

1)時間に追われているからですが、スプーンに山盛りにして
  利用者さんの口の周りに入りきらなかった食事(大抵ペーストです)が
  付くくらい、一回に口に入れるご飯の量を多くしている職員が
  結構いますが、多くの施設さんでも似たようなものなのでしょうか。

2)嚥下困難でミキサーの方で、食事中に口を開けなくなったり
 ねてしまう方がおられます。
 当然、口の中に食事が残ったままだと誤嚥、窒息につながるので
 寝ていたら起こし、口の中に食べ物が残っているかの確認もしますが、
 起こすのに利用者さんが目覚めたとき嫌がるくらい、
 頬をパチパチ叩いたり、歯を食いしばる利用者さんに対し
 無理矢理スプーンで口をこじ開け口の中に食べ物が残っているか
 確認したりする職員を見ます。
 確かに、危険な状態なので命に代えられないとは言えますが、
 横で見ていても、もっと利用者さんが嫌がらない方法はないのかな、
 と思っています。
 私は名前を呼んで身体を揺すって起こそうとするのですが
 それではなかなか起きてもらえないので、
 そばで見ていた職員が頬を両手で挟むように
 パチパチして起こしました。
 
病院などでは「いのちの安全が最優先」という考えだけで
少々乱暴なやり方もありかなと思うのですが
生活の場である入所施設では、「いのちの安全」+「できるだけ
利用者さんに不快な思いをさせない介護」を考えたいのです。

時間に追われると、このような対応しかないのでしょうか。
良い対応があれば、教えてください。
よろしくお願いします。

Re:食事介助について

命が最優先だからと言って、人の顔を日常的に叩いたりして良い筈ありません。食事って、美味しく楽しく 自分のペースで食べたいですよね…だけど、何故 利用者さんへの介助になると、そうではなくなってしまうのか…悲しくなりますね。施設や病院が 全てそのような介助をしている訳ではないですが、同じような事はしないで下さいね…本当に。
人の生活は、食事、入浴、排泄 など 一つずつ区切りがあるのではなく、全てが関連しあっていると思います。食事時間に覚醒しないなら、睡眠状況はどうか?など、全体的な生活リズムから見ていかないと解決出来ないのでは?

特養で働いてます。

食事介助は、高等技術です、

『利用者の嫌がらない介助は無いのか?』、、、介護職員にとって基本ですよね。
食事時間に寝ている人の顔を叩く、、、と書いて有りましたが、全ての『寝ている人』に対して『顔を叩く』と言う行為が行われているのでしょうか?
だとしたら、その職員は、レベルが低いと感じます。
食事介助は1日に3回以上、おやつや水分補給のお茶ゼリーも、食事介助です。
対象となる利用者の、1回の食事介助での摂取量を把握し、前回、前々回の摂取量を頭に入れ、近況(前日から1週間前)を記憶して、初めて『最低限』の食事介助が出来ます。
つぎに、その日の体調、利用者の嗜好、嚥下の間隔の把握、1口のMAXの量(誤嚥しない)の把握、
さらに、その時間の職員の数、配置、料理の異常に気が付くレベル(刻みと極刻みの違いや、お粥の中のご飯の塊など)、
たった、これだけの事を理解するのに、僕は3年以上かかりました。

全体の生活リズムの把握は必須です、
昼夜逆転、朝に弱い、下剤を服用した、等々書き出したらキリが無いかも知れません。

僕の施設でも、食事介助の時間が少なく、無事故と栄養摂取という、『介助』とは程遠い『作業』が現状です。
職員を増やすのは、介護保険の改革が必要で、今すぐには無理です。
食事介助の時間を増やすのは、施設の全体の段取りを変える必要があります。
マット交換の時間や、移乗の時間を短縮すると、事故が多発します。
入浴回数も、施設の都合では減らせない。

長文になりましたが、
僕の結論として、今現在いる職員と話し合い、お互いのレベルを上げて行くしかないかな。
少しづつ前進。
僕も他の人のコメントを期待しています。
いろんな意見をお願いします。

難しい

私も、食事介助難しいと考えます
って介護全般が難しいと思いますが・・・

私の施設では食事が始まると寝てします方がいます。高齢でもあり、離床で体力が取られているからと思います。
以前は3食ミキサー食でしたが、食事介助が困難と本人の体力が食事時間もたないということでPGソフト(高カロリーのゼリー《注入にも使用されています》)に変更しました
また、私はその方が冷たいほうが嚥下しやすいので冷蔵庫で冷やしたりと工夫しますが、なんにも考えない介護者もいます

毎回気がついたら声掛けを行い、事故のないように、利用者の尊厳を考え行うようにしています

しかし、命に関わるぐらい食事を食べられない方には心を鬼にして介助をします。
また、無理なときは看護師にお願いしたり、申し送りで送り、食事形態を考えたりもします

口腔内の確認は、スプーンで口腔を開けなくても出来るのではないでしょうか?私は、使い捨ての手袋をして、ガーゼに水を含まし指1本だけ口の中に入れ確認します。
口腔清拭と同じやり方ですが、食物残渣の確認は出来ると思いますよ

利用者様によりますが、上唇や下唇を持ち上げると口をあけてくれる人もいます
その人に応じた方法があると思います

スプーンも柔らかいのがあり、それなら唇を口当たりもいいと思います

あと、開口器もありますが、私はあまり好きではないですね
プラスチック製ので無理やり口をあけるので、利用者様はいやだと思います。しかし、必要に応じてする場合もありますよ

食事介助にも他の介助にも人員が少なく、時間がないっていうことですね
昔は介護度5の方も少なく、手がかかるひとが少なかったと思います

施設の人員配置は施設利用者の介護度によっても増減があってもいいと思います
今は確か、一律でしたよね
介護度1ばかりでも介護度5ばかりでも同じ人数ってなんかおかしいですね
施設に入る金額は変わっていますが・・・

現場の職員のスキルアップだけでは追いつくのが大変になってきているのではないでしょうか

同じように自分もよく悩みます

 ほほを叩くとか無理やり口をこじ開けるという響きは
ほんとひどいことしてるなぁって聞こえます。

かくいう自分の施設でも実は似たようなことが多々見受けられます。
・山盛りスプーンで提供する方
・寝てるご利用者の肩を物凄い強さで叩いたり振り起したり耳元で怒鳴り 声とも思える大声をかけること(ほっぺは今のとこ・・・・)
・スプーンを無理やり入れ、唇を切ってしまうこと(自分も経験あり・・・・)

他には、(毎度全員がこんな対応ではないですが例えば・・・・)
・飲み込みを確認せずに矢継ぎ早に入れる
・ご飯とおかずをまぜる
・「早く食べて早く寝ましょう!」など理不尽な半強制的声かけ
・開口ペースが落ちたから・・・・と20分位で食事を下げる
・シリンジ(注射筒)での口腔内へミキサー食注入
・次から次へとクルクル動き回る立ちながらの食事介助
・エプロンを配膳一時間ほど前からする
などなど

 ゆう551さんの施設以上に、私の施設も間違いなく時間に追われたひどい食事介助が展開されているかと思われます。

 時間に追われることが大きな原因であり、問題と思いますが、なぜ時間に追われるかを考えると職員側・施設側にも問題があり、さらには国の基準にも問題があると考えざるを得ません。

 ですが、範囲を広げて愚痴っても解決からはほど遠いので、身近なところから解決する必要があると思います。

 個人的な意見となりますが、前提となる理念や姿勢などが大事で、個々の価値観、考え方が近づくことが解決の糸口になる思います。本心ではなく迷いながらやってしまってる人がいるかと思えば、それは利用者を想ってやっていることだと自信を持ってやってる人など様々でして・・・・

 他の掲示板トピにもありましたが、とにかく至るところで様々な常識が自然発生していて、そこでしか(その人しか)通用しない一歩外にでると信じがたい常識が多々存在しているのではないでしょうか。

 どこでも通用する根底となる基本的な考え方は、社会福祉法や介護福祉士法で謳われている理念がベースとなり、個の尊厳や自立支援、主体性をキーワードとしているその法令や施設の理念を順守することだと思います。
 
 しかしながら、それらを念頭に施設で実践するとなると、数々の障害にぶちあたり、両立できればいいのですが施設目線で展開される介護となってしまうのが現実のような気がします(研修に参加すると、実践するのは当たり前のことだ!と強く言われますが・・・・)施設側や職員側のこと、他のご利用者のことなど考慮すべきことが多すぎて、それらのキーワードはやがて薄れ、本来の利用者本位の介護は各々自然発生してる常識を含め「しばり」(時間の制約もしばりのひとつです)の多過ぎる中でちょっとしか考慮、実践できない現状がある気がします。

 「しばり」を変えることはすぐにはできないことが多いです。ですがそんな中でも、自分は薄れることなく「個の尊厳」等ご利用者を想う気持ちを一人ひとりの職員が持ち続ければ少しずつでも一般的にあり得ないと思われるような介護が展開されなくなり、やがて変えづらかった「しばり」も変化していくのではないかと信じてます。

 「いのちの安全」+「できるだけ利用者さんに不快な思いをさせない介護」は自分も大事にしててとっても共感できます。そんな中悩ましいのは、両立できるのが一番なのですがなかなかいい案がなく、時にてんびんにかけられます。そのとき、職員一人ひとりがどう考えどう重んじるかケースバイケースで異なるし、ご利用者、ご家族まで、さらには他の判断要素を含めたらもっと複雑化します・・・・

 優先すべき判断の基本順番はご利用者⇒ご家族⇒職員で「利用者本位を根底に」というぶれない方向性のもと、感覚が違って当たり前のみんながそれぞれの思いを伝え合い理解し合うことが大事なんだと思って今の介護をしている次第であります。


 文章が長い上、話が具体性に欠け理想論ばかりで申し訳なかったのですが少しでも参考になって頂けたら幸いです。自分も引き続きおかしな食事介助が少しでも減るよう、みんなの価値観がいい方向で近づけるようファイトしたいと思います。

食べるって何だろう

私も特養で介護職をしていた頃、同じような気持ちになりました。


そこで、私が施設内研修委員に着任した時に、

「食事介助の体験」

というものを企画し、やってみたことがあります。
ほ○弁、大きいスプーン、とろみ付きのお茶を職員分用意し、
職員同士で介助しあいながら食べるというものでした。

自分たちが普段行っているような介助の方法を・・・と、
1.おかずとご飯をまぜまぜ
2.5分以内
3.大きいスプーンで容赦なく
4.声かけなし
5.食べる側は目隠し(声かけしないことの状況に近づける意味で)
6.介助する側は、当然座らない

以上の条件で2人1組となり、
交代で完食してもらいました。

終わったら、感想をアンケート用紙に記入してもらうだけで
敢えて解散しました。
話し合いの場は必要ないと思ったからです。


その施設では、水分補給は
介護職が、番茶にとろみ粉を混ぜて行っていましたが、
量や混ぜ方が下手だと、ダマになってひどいものでした。
かえって嚥下に余計悪いのでは・・・という状態でした。
上記の研修?後、まず変わったのがそこでした。
ダマになったとろみお茶は、余程不味かったようです。
また、スプーンの大きさについて、
利用者に合わせた選択ができる職員が少しずつ増えたのも
とても効果的でした。


劇的な変化とまではいきませんでしたが、

「早ければ早いほど神!人数こなせるほど神!」

という、誤った風潮を少しでも緩和できたのではと思います。


荒療治っぽくて、今考えると大胆だったな~と
自分で思いますが、
「自分が利用者だったら」
「自分の両親が利用者だったら」
「自分の夫が利用者だったら」
いつも意識するようにしていた、ダメ介護職からの
あまり参考にならないレスでした。










食事介助

私の老健施設では食事が始まると寝てします方がいます。高齢でもありますが、できるだけ車椅子で食堂にて食事をしています。
以前は3食ミキサー食のみでしたが、食事量が少なくなってしまった為に高カロリーのゼリーを追加変更しました。高カロリーのゼリーのほうがミキサー食よりも食事が進みます。

食事介助

日々の業務お疲れ様です。

私の働いている老健でもあります。
私もやってしまいます。

20分ぐらいで食事介助必要な人の介助を行わなければなりません。
介助が必要な人7人。それに対する職員の数2~3人。
一人一人の利用者に合わせた介助ができたらと思うことが多々あります。

寝てしまう人には声かけして起こすようにしてます。それでも起きなければ肩をトントンと叩きます。
次から次へとクルクル動き回る立ちながらの食事介助←これやってます。
ホントは椅子に座ってゆっくりやりたいです。

業務の時間と合わせた食事介助ってできないのでしょうか??
人数を増やすしかないのでしょうか??

愚痴になってしまい申し訳ありません。


なるほど

老健で勤めている7年目の介護福祉士です。
下記のことを見て、
まさにうちの施設もそうだと思いました。

・飲み込みを確認せずに矢継ぎ早に入れる
・ご飯とおかずをまぜる
・「早く食べて早く寝ましょう!」など理不尽な半強制的声かけ
・開口ペースが落ちたから・・・・と20分位で食事を下げる
・シリンジ(注射筒)での口腔内へミキサー食注入
・次から次へとクルクル動き回る立ちながらの食事介助
・エプロンを配膳一時間ほど前からする

ご飯を混ぜるのはおかしいから仕切り皿を希望したが、
主任に却下され、
注射器もナースからしたら「仕方がない」でまかり通ったり、
人数が少ないから、一人にかかりきりは不可能。
どうしても立ってくるくる回る食事介助。
ナースによっても「すべて食べさせるのが介護さんの仕事」
「無理矢理はおかしい」と意見様々…。
介護の専門学校出て介護畑一筋のリーダーでさえそんな始末。

確かに基本がすべての利用者さん合うとは思いません。

しかし、何かあったときの責任問題として、
ドクターはナースを怒り、
ナースは介護を怒鳴る。

医療と福祉は違うといわれていますが、
このピラミットが崩れない限り、
介護職はさらに離職率があがり、
人材不足で立ちながらの食事介助。
食べなければ食事をひくことはなくならないと思います。

私たち職員にも生活があります。
残業もらえなくても利用者さんに時間ついやせるか?
私の職場はいつも介護が悪くなります。

自分を守るのがいっぱいいっぱいという
根本かもしれません。

お礼が遅くなり、失礼しました。

コメントをいただいた皆さん、ありがとうございました。

コメントは見させていただいていたのですが、
返事を書く余裕がなくて。
今日、ゆっくりと休めましたので、
お礼を書かせていただきます。

「頬をパチパチ」というのは一人の職員で、
それも一人の利用者さんに対してです。
その職員のキャラで、殺伐とした雰囲気には見えないのですが
横で見てびっくりしました。

食事介助の全体的な感じは、やはり時間に追われていて
時間内にいかに食事と水分摂取をさせるか(「させる」とあえて書きます)を
最優先させていると感じます。

・口をなかなか開かない人が少し口をゆるめた瞬間、
 素早くスプーンを口に入れて、
 食べ物を口の中に放り込む。
・ミキサー食の場合、ご飯もおかずも混ぜてしまう。
 (スプーンに乗せる食べ物の量は一定なのだから
  混ぜても混ぜなくても、必要な時間は一緒のはず。
  混ぜるのは、時間の短縮ができると感じる、心理的なものでは?)

人員的な問題もあるのだと思うのですが、
対応の仕方に殺伐とした「作業」であると感じます。

「どうして口に入れたものを出すの?腹立つ」
「早く食べて」
「食べたくないの?だったら食べなくて良い」

というような、自分の思い通りにならないことに対する苛立ちを
利用者さんにぶつけているので、技術面でも参考にして良いのか
迷ってしまいます。
食事介助の風景が、すべての場面を象徴している感があります。
いろんな場面で、苛立ちを言葉にしてぶつけています。

職員さんに主婦が多く、家庭と仕事の両立で疲れているは解るのですが
でもやっぱり、仕事なんだから、気を遣って欲しいと思うのです。
パートさんなら、別に施設で働かなくても
スーパーのレジうち、ファーストフードの店員など他にも
仕事はあるのだから、仕事を探せば?と思ってしまいます。

先日、二人の職員が話しているのを聞いてびっくりしました。
「うちの親は施設に入所している」
「当然、うちの施設に入所させる気はなかったのね」

自分たちが対応している利用者さんは、
自分の親ではないですが、他の人の親であるのだから
家族さんに見せられない対応はしないように
気をつけようと思って欲しいなぁ。
時間、人員の制約があってできないこともあるのが現実ですし
聖人のような人間は滅多にいなくて、人である以上イライラしたり
感情に流されるのもあっても当たり前なのですが、
それでも、利用者さんに配慮するという、本来の気持ちをベースにして欲しいなぁ。

同じように厳しい労働環境の中でも
より良い介護を目指しておられる施設さんもあります。
一方で、現実の中で諦めてしまっている施設も多いと思います。
どこでこの差は出てくるのか、と考えてしまいます。

私は入ったばかりで、立場的にも技量的にも
口出ししにくいのです。
先輩後輩の縦関係も強いみたいですし。

とにかく、自分だけでもできることを
と考えてはいます。

愚痴になってしまいましたが、
コメントを書いていただいた皆さん、ありがとうございました。
お一人お一人へのお礼ではなく
まとめてしまってすみません。

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