ベッドの両サイド上下にサイドレールを刺したままでいることは、「身体拘束」と見なされ、病院施設及び居宅において徐々に減少していることでしょう。しかし、強度の認知症による徘徊等で家族に危害が加わる等で、現実的にはいまだにそうした対応をせざるを得ない場合もあるかと思います。
皆さんにお聞きしたいのですが、、、
このようなサイドレールで全面をふさいだときに、寝返り、起上り、立上りの起居動作が出来ない方でも朝になるとベッドから転落していたって話を聞きませんか?環境上と身体能力的に不可能或いは極めて困難かと思いますが、一体、何故なのでしょうか?
*参考情報 医療・介護ベッド安全普及協議会
http://www.v-net.co.jp/bed-anzen/n_bed-anzen_index.html
ベット柵の間から足を出し、立ち上がろうとしたり。柵を跨いでヘットより転落事故ありました。
ベット上でも膝立ちし、電灯を付けようとし転落もありました。
入眠するまでの間ベット上でグルグル回り続けたこともありました。
全て同一人物です。家族の了解を得て、柵を取り付けています。
皆さん大変というのか危険な場面に遭遇する機会があるんですね。
確かに「閉鎖感」「恐怖感」が強くあり、飛び出そうとする意欲が一時的にADLを超えてしまうような話を聞いたことがあります。
いずれにしても、サイドレールで囲わざるをえない状況もあるのでしょうが、それで乗り越えて転倒した方が怪我も重度化しますから考え物ですよね。
難しい、、、。
social_justiceさんのいう通り、「危険」が増すんですよね!
以前、ベッドメーカーに相談したら、転落防止用の安全マットがあることを教えてもらいました。どんなんかって?ベッドの起立側の床に厚さ10cm位のクッション材が入ったマットを敷いて、仮に転落してもその怪我の度合いを軽減できるかもしれないといったものでした。
勿論、その際の条件としては、サイドレールで全面を塞がないことなんですけどね。
俺、何度か試したんですが、、、正直言って「痛い!」。本当に効果があるのかな、、、。
ベッドの起立側の床にマットを敷くのは私のとこもしてます。
痛くないほうがいいけども、怪我をしないことに重点を置いてるので有効的な方法だと思ってます。
硬い床に当たるよりは、頭から落ちた場合でも床に比べれば怪我をするか確立はさがってるはず。
あとはベッドはやめて床に畳敷いて寝てもらってます。
離床時は2人介助でしてます。大変だから体重の軽い人限定ですけど。
でも、柵ははずしてなく転落してるって、柵の上から乗り越えてるとしか思えないですね。
柵をはずして降りて柵を戻してるのか??
追求したほうがいいみたいだし、家族に許可もらって一晩でもビデオに撮ってみるのもいいかも。。
の前に集中的に巡視して、こまかに記録していくのが先かな。。
認知症で通常ならば動けないADLの人で、柵を乗り越え転落したというケースは確かあったような気がします。遠い昔のまだまだ私が未熟な頃であり、記憶もおぼろげです、すいません。
最近はそのようなケースに遭遇してはいませんが、認知症の方への対応には苦慮します。福祉用具を正しく使えるよう教えていくのも極めて難しく、対応されているご家族様や介助スタッフの方の地道な努力には頭が下がります。
柵については、乗り越えられたら困るので高い柵を持ってきてください、との希望を時々聞きますが、ご指摘のような動作もあり、柵は高すぎないものを選ぶよう努めてます。
ちなみに、P社のヒット商品「新楽匠」ベッドの「サイドサポート」という柵代わりの商品は高さも無く、圧迫感を取り除く上では有効ですね(でも、寝返りの際にそのまま落ちてしまう恐れもあり、事はそんなに簡単ではないですが…)。
ザワ太郎さん、ありがとうございます!
確かに「痛い!」けど「リスク軽減」という観点で見るべきなのでしょうね。
あと一度業界あげてモニター検証をする必要には賛成です!うそではないとしても、実際に家族のように或いは夜勤担当者でないと現実感に欠けませんか?個人情報とプライバシーに配慮する方向でVTR撮影が一番でしょうね。
ラルフさんもありがとうございます。
以前、糖尿病治療の服薬で一時的に意識が朦朧としてベッドから柵を越えてしまう患者の話を大手病院の看護師長さんから聞いたことがあります。
認知症+ADL低下の方では、本当、原因が分らないですよね!
メロンネクターさん、ありがとうございます!
さて、教えて欲しいのですが、その方には何故サイドレールで囲む必要があったのですか?あと「不安」というのは本人から言葉で確認できたのでしょうか?意思確認はどれくらいできる方だったのでしょうか?
可能な範囲で教えて下さい!
よろしくお願いします。
3柵で(片側のみ柵で囲む)寝返りも無理な方が
足をベット側に 垂直に転落してました(夜勤中)
なかなか 理解に苦しみました
1、たまたま何かの拍子に1時期的にレベルUP(?)した
2、本当はADLはそこまで落ちていなかった(本人の動くきが無かった 認知症によ りできる活動ができなかった)ため 認知症が一時期的に途切れたため(言い方うまくないですね)動き落ちて また動いた為垂直になった
3、怪奇現象が起こった
ちなみに そのときは 直前までスタッフ(2名)は幽霊の話に盛り上がっていて なおかつ転落した方が 「迎えに来た 迎えに来た〜」
っと次の日まで言い続けていたため 上記の3が考えられました
いまだに 実はなぞです(その方は 大腿骨骨折しました)
imagineです。
こどもちゃん教えて下さい!
その後はどうでしたか?転倒・転落は1回で終わりましたか?サイドレールは3本のままだったのですか?
1回で終わりました
落ちた次の日から入院しまして・・・
帰ってきて 初めのうちは4点柵でマット使用しました
その後2〜3週間して 3点柵にしました
理由は帰ってきてから1度も 自ら寝返りを打たなかったこと
家族は 落ちたことに対し 「ご迷惑掛けました もしかしたら お父さんが迎えにきたかもしれません 仲良かったから」
っと言われたこと
等を配慮してのことでした。
ありえないけど 理由3が濃厚ですね(><)
そうそう その後 私は夜勤中絶対に幽霊さんの話をしなくなったのは
いうまでありません
冗談はさておき、やはり動けるんでしょうね。
昼間全く自力で動かず体位変換を全介助している患者さんが夜は自力で向きを変えている。等ということは病院では珍しくありませんでした。それでなくても昼間眠りこけている方々が夜中になると目をランランとさせて起きているなんてザラにあったので、それほど驚くほどのことではないように感じていましたが。特に認知症がある方たちの夜中の活動性はどこに原因があるのでしょうかね。未だに明確な答えを出せずに働き続けていますが、、、。
柵が4点あろうが、両手両足を縛られていようが、起きている限りはどうにかして抜けてくる、、、火事場のくそ力というか、一日それだけしか考えられない集中力というか、人間の力というものには感心せざるを得ません。
拘束廃止が叫ばれるようになってからは、何やっても落ちるものは落ちるんだから、落ちた時のダメージを最小限にする事を考えようと。ベッドサイドにマットをひく、ベッドを止めて畳敷きにする等やってましたし、いわゆる離床センサーも種々使っていました。でも結局はこまめにご機嫌伺いにいくのが、最も有効な方法だったように思います。 それでもリズムが合わないと後手を踏み続けて泣きをみてしまうことは、やはりありましたけどね。
あのー、ベッド自体を取り除いて、床に布団を敷き詰めちゃだめでしょうか? それがいいことなのか分からないんですが、GHで夜中ベッド上で運動会してしまう方は大体そうしてるんですが、確かにADLが落ちてると床から立たせるのは大変なんですけどね。
拘束のない代替法を検討して見てください。例えばベットの車輪?を外して一番低くして、衝撃吸収マットをひく、10分の1の衝撃です。実際に落ちてみましたが、痛くありませんでした。5万円から7万円程度です。是非お試しください。在宅で拘束の弊害の理解は難しいですが、家族が拘束を希望しても
あくまでも利用者さん個人の問題ですから!趣旨からそれていたら申し訳ありません。
nabeさん、ナイスアイディアですね!
確かベッドの製品にもよりますが、5〜15cmは高さが変わりますからね!
ベッドをストレッチャーのように使用しなければいいだけのことです。
imagineさん、照れくさいです。何分、古い施設でパラマウントベットが余り無かったものですから!
michaelさん、それもありだと思いますよ!
っていうか最近畳を敷き布団の台代わりにした木製ベッドも市販されています。また床に据え置く背上げ機能だけ付いた福祉用具も市販されています。それでも起立が困難な場合は、昇降式椅子や電動リフトとの組合せも考えられます。特殊寝台が全てという訳では決してありません。
あと住宅改修(自己負担)で床にベッドと同じ寸法の穴をあけて、そこに特殊寝台を埋め込んだという事例も聞いたことがあります。ただ高温多湿の日本ではカビが発生する可能性が高いので、その対策も必要ですけど。
その他、アイディアありますか?
先日、このような事故が起きた方のサービス担当者会議(当事者不在)で閉鎖感をなくす必要性等をPRしたのですが、ケアマネが「あなたに責任が取れるんですか?私からは言えません」の一言。何でそうなるかな〜。まずは家族に説明して、判断は家族のあるのに、、、。
まぁ、管理を優先するとそうなってしまうんでしょうね。「誰が責任を取らされると思ってるの!」ってことでしょう。
責任逃れをするために、「自室内での事故には一切責任を負いません」ってな誓約書を入所時に取る施設よりは、素直な反応で救いようがあると思いますよ。たぶん、、、。
未だに、身体的拘束・対応的拘束に関して、その程度の認識の方がいるのかと少し驚きです。日本の社会?で拘束が許されるのは、犯罪を犯し逮捕令状が有る場合に限り手錠をかける事が警察等に許されます。つまり、人権のある一人の人間に対して手錠をかけるという事は身体拘束という罪になります。施設等において家族より怪我をさせたくない、拘束して欲しいといった場合においても、家族等も一個人であり拘束する権利はありません。
介護事故が起きた場合‘施設に対して賠償責任問題、が生じます。これは民法における原則的な過失責任主義です。又は注意義務違反ともいいます。注意義務違反の中には、結果予見義務・結果回避義務が有ります。例えば、滑りやすい床があった時に、利用者さんに適切な対応、床材を変える等の行動を起こす義務です。つまり、介護の現場において事故が起きた場合に可能な限り事故を減らそうと行動しているかが責任問題に関係して来ます。又、検証が行われる場合、意味を持つのが記録です。記録は証拠を残す事になり施設・職員そして何より利用者さんを守る事に繋がります。日頃から、家族との連絡を密に取り信頼関係を築いておく努力も必要と考えます。長ったらしい文章ですみません。最後に鳥海さんの言葉をそえておきます。
起きたときが朝,お腹が空いたときがご飯、眠いときが夜、それも寝たい場所で寝る。今までの生活習慣を変えない。嗜好品を制限しない。身体拘束ゼロを目指したのではなく、より良い環境、入所者の状態を考えた結果、ゼロになった。
全く同感です。
就職時に連帯保証人らしきモノを要求されたという内容の別スレに、契約書に事故等に関して個人の責任として施設は責任を負わないかのような文言があるような記述がありましたが、そういう施設の態度には問題があると思いますね。ちょっとズレてますけど、、、。
私のホームの認知症の方もベットから何度となく転落していました。うちのホームはFa了承の許各居室のモニーターを付けてますが、柵を乗り越えたり4点柵をしていましたが、足もとのほんの僅かな隙間をきようにぬけ床の寝ているこなんて良くありました。床にマットなど敷くなどしましたが、本人ほんとにきようにはずされてました。
つい最近亡くなってしまいましたが、こちらが注意しても予想もしないことが
起きるのがこの仕事ですね。すみません違うことかいていたら。
利用者さんの、状態等にも依りますが2点柵の場合、まず足をつくと思われます。コールマットと衝撃吸収マットの併用も有効かとおもいます。或いは衝撃吸収マットの下にコールマットを敷く方法もあります。ベット上での立ち上がり動作や、ベット上で体動が激しく、くるくる回る動作が見られる利用者さんではベットでの対応は難しいかと思います。
私のところの入所者さんにもいらっしゃいましたよ。もしろん認知症のかたです。全く歩けない全介助の方です。夜中自分で部屋の明かりをつけて、トイレへ行って、そこまで行って力つきたのか、大声で職員をよばれました。
みんなビックリでした。本当はあるけるじゃないの とか、昼間の姿は仮の姿だとか・・本当に不思議です。それ以来その方は常に要注意です。ベッド柵は大変嫌がり、こちらとしてもかわいそうだったのですが、4本つけました。はずれないように、固定までしました。家族の了承ずみです、もちろん。
でも、乗り越えちゃったんです、ある夜。あれだけ、職員を呼んでねって、お願いしていたのに・・大腿骨骨折で、入院してしまいました。わがままだけど、大好きな利用者さんだっただけに、申し訳なくおもってしまいました。
認知症 あなどれない いつか覚醒するかもって、真剣におもってしまいました。