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L字ベッド柵の使い方


こんにちは。
L字の柵の使い方について、みなさんはどうしてますか?

私の働く施設では、すべてのベッドにL字の柵がついています。
開けるとL字になり、閉めるとやや長めの柵になる、自由に開け閉めできるタイプのものです。

普通の直線の柵だと立ちにくそうな人も、L字をつかめばスムーズに
立てたりして、べんりだな~と思ってました。

ただロックをかけると固く固定されてしまい、お年寄りの力では
自由に開け閉めできないため、自力で起きて立ち上がれる人に対しては、
柵を開けっ放しにしていたのですが、それをみた先輩から、
「なんで開けっ放しなの。危ないから閉めて」
と言われてしまいました。

それで混乱してしまって…
L字を閉めてしまったら、柵が長くなるのでベッドの下の方から
出なくてはなりません。
開けておけばすぐ起きられるし、バーをつかんで立てるのでいいと
思ってたのですが…。むしろ閉めたほうが危ないんじゃないかと??
認知症もなく自力で端座位になり靴もはける人です。

柵を閉めておかないと落ちるかもしれないから、と言われました。

みなさんの施設ではどうしてますか?
閉める?開けたまま?

他にこんな使い方をしている、というのがあれば教えてください。



はじめまして

はじめまして。

老健で働いています。

私の働く施設ではL字柵は基本開けっ放しです。

だいたい自力で起き上がれる人のみです。

体動時に落ちる危険がある人は足元にも短い柵をしています。

ただし、L字柵を閉じて短い柵をすると
脚が下ろせない=身体拘束となりますので
短い柵使用者は基本L字柵開放です。

(反対側にも2点柵や壁に押し付けている場合です)

わかりにくくてすいません。



このケースならば・・・

認知があったり転落のリスクを取らざるを得ない人もいると思うので一概には言えませんが、お話の利用者のケースではバーは開けっ放しで問題ないと思いますよ。

バーを開けておくことで端座位位置から臥位に戻る際に適切な位置に比較的戻りやすくなり、逆にバーが閉じていると端座位姿勢が足側に寄ってしまい、結果臥位に戻ってもずいぶん体が下側に寄ってしまいます。例えばその状態から背上げを行ったりすると、背上げのラインと体が合っていないので、窮屈な姿勢での背上げになり、背中や首の圧迫・更に呼吸しづらくなったりするので、二次的な弊害も起こりえます。

もともと福祉用具は利用者それぞれに合わせて調整を行っていくべきものだと思うので、ケースバイケースで対応していくことが大事だと思います。

なるほど

コメントありがとうございます。

>eさん
たしかに足元に柵+L字開放だと、反対側が壁でも
身体拘束にはなりませんね…
転落の危険も少なくなるし。
なるほど~参考になります。

>ラルフさん
詳しくありがとうございます。
背上げのラインというのもあるんですね。
確かに体が下にきている状態でベッドを上げると背中が丸まって
苦しそうです…

大切なのはそれぞれの利用者に合わせて使用するというご意見、
もっともだと思います。
まだオープンして間もない施設なので何をするにもドタバタですが、
考え方の違いを悪くはとらえず、利用者さんにとって何が一番良いかを
みんなで考えていきたいと思います。

どうもありがとうございました。

オープン当初という事なら

余裕があればベッドも車椅子自分たちで体験してみることが一番ではないでしょうか?

オープン当初であれば職員のモチベーションも高いのではないでしょうか?

今のうちに自から学ぶということは自分にとっての財産になります。

ドタバタながら職員同士で試せる練習の場もあるのではないでしょうか?

練習とは安全に失敗できる場のことを言います。

案外と皆さん一番身近な福祉用具である電動ベッドを使いこなせて無いのではないでしょうか?

実は電動ベッドの昇降機能だけで立位介助ができるんですよ!!!

あと、仰臥位で寝ている人のどの位置に立って声掛けをするのが安心感を与えるのかなど体験してみる事はすごく必要かもしれません。

書いてみて気がついたんですが、これはL字柵とは関係ありませんね。

横レスになってしまいました、すいません。

私の施設では・・・

オープン間もないという事で、御苦労さまです。

私の施設では、基本L字バーは解放してます。

利用者のADLにもよると思いますが、今回のケースはL字バーオープンで問題ないと思います。安全に執着しすぎて、利用者のできる能力を制限してしまう事がないように、身体状況や精神状況に合わせて柔軟な対応が求められるとは思いますが、安全対策が身体拘束につながらないような配慮も必要だと思います。

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