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社会福祉法人と民間の違いは?


現在、社会福祉法人の特養に勤務しています。諸々の事情を抱え転職も考え、民間の介護サービスの会社数社に面接に行きました。特養ではなく、グループホーム、訪問介護の会社からそれぞれ内定を頂きました。今の特養に比べて、待遇面で例えれば年間の収入で2割強、休暇日数でも4~5日減ります。しかし、自分の目指す介護の方向性、何より人間的な方向性が現在の職場とは異なり、転職を機により一層の研鑽を積みたい所存です。
(今後新たな職場で、これまでよりも困難な問題が生じたとしても、今の職場に戻ることは考えにくい次第です。)
今後の末永いキャリアアップを考えたうえでの話ですが、法人と民間の違いは大きいのでしょうか。また、一つの職場で長く務めることが望まれるのでしょうが、介護業界内で転職が多いのは、何故なのでしょうか。

こんばんは

シラピソさま こんばんは。
コメントを書かせていただきます。

社会福祉法人と民間の違いときかえれたら、
ワタシは、
非営利目的か営利目的かとこたえます。

シラピソ様が勤めてこられた法人にて
どのようなガッカリをしたことは分かりかねます。
減給、待遇面も分かっていて
民間企業に転職されると決断されていたら
どなたもやめておいたほうがいいよ!とは言わないと思います。

ワタシの経験上、外部研修、内部研修を含め、
自己研鑽やスキルアップを目指そうとするのは
法人の方が多く感じられました。


耳にしたことがあります。
某有料老人ホームで、
退職者が数年いない施設があるとのこと。
すいませんが、ワタシにはどこの施設か分かりかねます。

転職が多い理由は、シラピソ様が今
一番わかっているのではないかと存じます。

辛口の意見や
勝手な発言を失礼いたしました。

いちのるさんへ、

早速のコメント、ありがとうございました。
昨年、一法人あたり3億円の余剰金があり、全国で約2兆円になるとの報道がありました。社会福祉法人の一部は天下り先となったり、余剰金の一部は法人役員の関連企業に流れているとの話もあります。私の面接、見学した民間の介護会社は、今日の介護業界に疑問を抱き、独自の方針・体制をを敷いているようです。福利厚生の一部で、社員旅行の他、会社負担の親睦会が年に数回有ったりもします。一概に言えませんが、体質の古さが残る法人も少なくないのではないかと思われます。一方民間の方は、異業種から進出し規模拡大を図っているものの、経営者や管理者が場数を踏んでいないようです。以上は私の浅はかな見解の一部です。今回は、実体験からの意見を頂戴致したく相談しました。
最後に、改めて貴重なご意見をありがとうございました。

社会福祉法人の立場から

法人・会社の運営の在り方は各経営者の考え方ひとつとなります。
これは営利・非営利を問わず差は無いと思います。

差としては継続性と公共性にあると考えます。
社会福祉法人格に恥じない行動
その地域のオピニオンリーダーとして率先して取り組む姿勢が求められると思います。


>福利厚生の一部で、社員旅行の他、会社負担の親睦会が年に数回有ったり
当法人でも行なっています。

>体質の古さが残る法人
確かにそういう法人も見受けられます。


結局働きやすい環境というものは営利・非営利に関係は無いということでしょう。
そして営利・非営利の各現場で行なっていることに差があるわけでもありません。
ただ、法人として課せられている役割が多少なりとも違うということです。


>一法人あたり3億円の余剰金があり、全国で約2兆円になる
社会福祉法人としてほぼ箱モノを抱えています。
この建て替え問題が大きくのしかかってきます。

誰か忘れましたが、法人に余剰金なんて必要ない。
建て替えに必要な資金は補助金と借入金で大丈夫!という発言を見ました。
補助金は年々下がっています。
介護保険制度での収入の安定も見込めません。
建て替えが必要な時期ともなれば人件費も多く掛かってきます。
借入金が大きくなれば返済額も大きくなり経営を圧迫します。

措置の時代には修繕にも補助金がありました。
そのかわりに余剰金を持つことは出来ませんでした。
入った収入はその年度内に使いきりなさいということです。

ちなみに定員50名規模のユニット型を建築するのに5億~7億程度かかります。
大阪府では定員50名に対して2億円ぐらいの補助金が出ますが、年々下がっています。
現在築40年以上の建物で運営している法人は建て替えが目先に迫っています。
新設の法人でも建て替えに向けて資金を貯めていかないといけません。

建て替えとしての問題としては
 建て替えに新規土地の取得が必要となります。
  地価が高いので資金が全く足りない。
  地価が安くてもまとまった広さの敷地が無い。
 都心部であればあるほど難しい問題だと思います。
そして土地取得には補助金は当然有りませんのでさらに自己資金が必要となります。


貯めるのが悪いというわけでなく、貯めたお金の使い方が見えないというのが問題なのでしょう。

関西さんへ

コメントを頂き、ありがとうございました。
社会福祉法人の余剰金に関しては、言及されたように建て替えやもしもの時の備えとして備蓄されている法人が多いとのことです。民間のように、職員への分配は出来ませんね。これは飽くまでも一例ですが、私が以前勤務していた長野の特養では、新しいし施設を建設するので賞与をカットされるということもあるようです。
民間であれ法人であれ介護の原点に立ち返り、状況や環境などに応じて柔軟に対処すること、物事や人間を一面では見ないことが大切ではないかと思われます。(・・・余談ですが、学校教育や医療機関等でも、国公立と私立で諸々の違いがあるのでしょうから。)
介護業界が、新たなビジネスチャンスであったり転職の受け皿であったりする嫌いもありますが、法的、倫理的、医学面でも、今後進展、変化をして行くのでしょう。
いずれにせよ、前向きに生きて行きたいものです。現実は、厳しい!でも、先哲の人生からは、掛け替えのないものを頂けると感じる毎日です。

稚拙、且つ未熟なコメントにて、悪しからず。
シラビソより

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