【例文あり】ケアマネジャーの志望動機を書くポイント

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【例文あり】ケアマネジャーの志望動機を書くポイント

介護サービスを利用する人のケアマネジメントをするケアマネジャーは、その専門職としての仕事に就くために『介護支援専門員』の資格を取得しなくてはいけません。努力して、介護支援専門員の資格を取得した皆さんは、その資格を活かせる職場に就職、転職しよう考えているでしょう。

ここでは、、就職・転職活動が久しぶりで履歴書の志望動機に何を書けば良いか迷っている人へ、ケアマネジャーの志望動機の例をご紹介しています。

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介護支援専門員(ケアマネジャー)の志望動機を考えるポイントとは?

応募する介護サービス種別の役割を把握する

ここでは、ケアマネジャーが活躍している介護サービス種別をご紹介します。ケアマネジャーとして就職する志望動機を考える上で、介護サービスの種別による役割や仕事内容の違いを踏まえた志望動機を考えましょう。

  • 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
  • 介護老人保健施設
  • 介護医療院
  • 特定施設入居者生活介護
  • 居宅介護支援
  • 認証対応型共同生活介護(グループホーム)
  • 小規模多機能型居宅介護 など

このうち、介護老人福祉施設などの施設で働くケアマネジャーは「施設ケアマネジャー」、居宅介護支援で働くケアマネジャーは「居宅ケアマネジャー」と呼ばれています。

応募先の情報を収集する

志望動機を考える際は、応募する会社の情報を収集することが必要です。求人情報だけではなく、応募する会社のホームページなどから、会社の全体像、理念、人材育成の方針や取り組み、事業展開などをチェックします。これらを把握しておけば、自分が「なぜこの会社を選んだのか?」「会社のどのような点に魅力を感じたのか?」を的確に伝えることができます。

また、求人情報の給与、労働時間、平均残業時間なども注目すべきポイントです。給与、労働時間、平均残業時間は、応募先の企業が「働きやすさ」や「業務量・負担」、「やりがい」を考えた結果として提示されている条件なので、それと自分の希望が合っていることを伝えるのも良いでしょう。

自分自身のやりたい仕事を明確にする

志望動機には、自分がその会社で「どんな仕事をしたいのか?」を盛り込むと良いでしょう。ケアマネジャーとしての業務が未経験の人は、資格取得の経緯から「どんな仕事をしたいのか?」に結びつけます。ケアマネジャーとしての業務経験がある人は、自分自身を見つめ直す良い機会として「どんな仕事をしたいのか?」を改めて自分に問い、明確にすると良いでしょう。

そして、「どんな仕事をしたいのか?」を明確にした上で、「できる仕事」を伝えて、「できない仕事・できるかわからない仕事」は努力するなど前向きな意見を伝えましょう。このように、会社にどのような貢献ができるのかをアピールすることは大切です。

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介護支援専門員(ケアマネジャー)の志望動機の例

ケアマネジャー業務が未経験の人の志望動機の例①

介護福祉士の実務経験から介護支援専門員を取得して、居宅介護支援事業所へ転職する人の志望動機を例としてご紹介します。

「介護福祉士として特別養護老人ホームに6年間勤務し、介護業務に従事してきましたが、利用者の生活の質の向上に根本から関わる仕事をしたいと思い、今年、介護支援専門員の資格を取得しました。居宅介護支援事業所を就職先として選んだのは、在宅で生活する高齢者の課題を、多様な在宅介護サービスを組み合わせて支援することで、自身のケアマネジメントスキルを向上させたいと考えたからです。介護支援専門員の業務は未経験ですが、介護福祉士として培った介護の経験を活かして頑張りたいと思っています。」

ケアマネジャー業務が未経験の人の志望動機の例②

介護職員の実務経験(現在は廃止された受験資格)から介護支援専門員を取得していて、小規模多機能型居宅介護事業所へ転職する人の志望動機を例としてご紹介します。

「これまでデイサービスの介護職員として17年間働いてきました。介護支援専門員の資格はキャリアアップを目指し、6年前に介護職員の実務経験から取得していましたが、介護の現場でご利用者様に接する仕事がしたいので、資格取得後も介護職員として働いてきました。今後、ケアマネジメントを含めて総合的にご利用者様を支援したいと考えて、介護の仕事と介護支援専門員の仕事の両方に従事できる貴社の小規模多機能型居宅介護に今回応募させていただきました。介護支援専門員としての業務は未経験ですが、これまでの介護の経験を活かしたケアマネジメントを行い、介護の仕事の中での気づきを適切にケアプランに反映できるように頑張りたいと思っています。」

ケアマネジャー業務の経験がある人の志望動機の例①

特別養護老人ホームで3年間ケアマネジャーとして働き、居宅介護支援事業所へ転職する人の志望動機を例としてご紹介します。

「これまで特別養護老人ホームで介護職として9年間、介護支援専門員として3年間、従事してきました。今後も介護業界で介護支援専門員として活躍していくために、介護支援専門員としてスキルアップを図りたいと考え、こちらの居宅介護支援事業所に応募させていただきました。貴社のホームページから人材育成に力を入れている点に大きな魅力を感じました。スキルアップをすることで、貴社の事業に貢献し、その上で私も住んでいるこの地域にも貢献したいと思っていますので、宜しくお願い致します。」

ケアマネジャー業務の経験がある人の志望動機の例②

居宅介護支援事業所で6年間ケアマネジャーとして働き、別の居宅介護支援事業所へ転職する方の志望動機を例としてご紹介します。

「これまで居宅介護支援事業所で、介護支援専門員として6年間勤務してきました。仕事内容にも満足し、充実した日々を送っていましたが、家族の都合でこちらの○○市に転居してきました。転居後もこれまでの経験を活かして居宅介護支援事業所で働きたいと考えています。就職活動をする中で、貴社の『住み慣れた場所で、穏やかな生活をサポートする』という理念に共感して、この度応募させて頂きました。これまで働いていた居宅介護支援事業所では、要介護度1~3のご利用者様を中心に、1月あたり30~32件ほどを担当していました。これまでの経験を活かしながら、貴社の方針を理解して、貴社に貢献したいと思っていますので、よろしくお願いいたします。」

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まとめ

これまで介護支援専門員の就職・転職での志望動機の例とポイントをご紹介しました。介護支援専門員の就職・転職では、応募先の人事担当者が「活躍してくれる人材なのか?」「長く働いてくれるのか?」などを判断するために、志望動機は重要な項目として読まれています。資格を活かせる仕事、皆さんがやりたい仕事、働きたいと感じている職場、ということを伝えられる志望動機を考え、希望の職場へ就職しましょう。

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