【例文あり】介護福祉士の志望動機を書くポイントとは?

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【例文あり】介護福祉士の志望動機を書くポイントとは?

介護福祉士の資格を取得したことをきっかけに転職しようと考えている人や、介護福祉士の資格をお持ちで就職を考えている人は、就職活動で「志望動機って何を書けばいいの?」、「志望動機が上手くまとまらない」とお困りではないでしょうか?

この記事では、介護福祉士の有資格者に向けた志望動機の書き方、例文などをご紹介しています。ぜご一読ください。

介護福祉士の志望動機の書き方、ポイントとは?

介護福祉士は、介護の専門職として知識・技術があることを証明できる国家資格です。そのため、介護福祉士を採用したいと考えている介護施設・事業所は多いでしょう。しかし、介護福祉士を取得した人が必ず採用されるわけではありません。

履歴書の志望動機には、「なぜその職場に応募したのか?」が伝わるように文章を作るのが良いでしょう。そのために文章に含めるポイントをいくつか見ていきましょう。

志望動機のポイント①介護職として働こうと思ったきっかけ

なぜ介護職として働こうと思ったのか、そのきっかけや経緯を含めると良いでしょう。

【ポイントの例】

  • 人の役に立つ仕事がしたい
  • 人を笑顔にする仕事がしたい
  • 将来的に安定する職業に就きたい
  • 介護の仕事をしている人を見て
  • 介護の仕事を勧められて
  • 祖父母、親の介護を行った経験から

志望動機のポイント②介護福祉士の資格取得までの経緯

なぜ介護福祉士の資格を取得しようと思ったのか、どのように資格を取得したのかなどの経緯について含めると良いでしょう。

【ポイントの例】

  • 介護を学ぶために○○福祉専門学校に通い、卒業して
  • 無資格で就職してから、実務経験に合わせて実務者研修を受講して
  • 介護職員初任者研修を受講してから就職し、実務経験に合わせて実務者研修を受講して
  • 介護の専門職を目指して
  • スキルアップを目的に
  • キャリアアップを目指して

志望動機のポイント③応募を決めた理由

なぜその介護施設・事業所、法人を選んで応募したのか、働きたいと思ったのかを含めると良いでしょう。

【ポイントの例】

  • 人材育成方針を見て
  • ケアの方針、理念を見て
  • 利用者様に関しての事業所の取組を見て(聞いて)
  • スタッフの方の働いている姿、表情を見て
  • 求人情報の条件に魅力を感じて

志望動機のポイント④自己アピール

皆さんのこれまでの職歴や資格取得までに学んだことをどのように活かすことができるのかを含めて、自己アピールをしましょう。

【ポイントの例】

  • ○○年介護職として働いてきた経験
  • 特別養護老人ホームやデイサービスで働いてきた経験
  • 介護福祉士を取得するにあたって学習した内容
  • ○○という業務の経験
  • 夜勤の経験

志望動機のポイント⑤将来の希望

そして、皆さんが将来どうなりたいのか、どういう仕事をしたいかといった希望も含めると良いでしょう。

【ポイントの例】

  • 介護福祉士として経験を積み、介護支援専門員の資格取得を目指している
  • 実務経験を積みながら学習を続け、介護のスペシャリストとして活躍できる人材になりたい
  • ユニットケアについて経験を積みたい
  • 認知症ケアの実践的な経験を積みたい
  • 入居者様の在宅復帰につながる仕事がしたい
  • 入居者様が安心して生活を送ることができるようにサポートしたい

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介護福祉士の志望動機の例文を紹介

それでは、これまでご紹介したポイントを踏まえた介護福祉士の志望動機の例文をいくつかご紹介します。

介護福祉士の志望動機の例文①

私は、介護の仕事に就いている母の勧めもあり、介護福祉士を目指して○○福祉専門学校の介護福祉士コースに入学しました。実習では、特別養護老人ホームとデイサービスに行く機会をいただき、それぞれの利用者様、仕事内容の違いを感じました。私に合っているのはデイサービスだと思い、卒業してから5年間デイサービスで働いてきましたが、結婚を機に引っ越しをすることになり、退職しました。

引っ越した後も、デイサービスで仕事がしたいと思い、求人情報を探していたところ、貴社の「○○○○」という利用者様に対する取り組みに感銘を受け、この度、応募させていただきました。

これまでデイサービスの経験はあるものの、職場によって仕事の方針や手順、方法などが異なると思いますので、諸先輩方からご指導をいただきながら、これまでの経験を活かし、貴社で活躍できる人材になりたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願い致します。

介護福祉士の志望動機の例文②

私は、人の役に立つ仕事がしたいと思い、子育てがひと段落した○○年前にデイサービスにパートの介護職として就職しました。就職してからすぐに介護職員初任者研修を受講し、実務経験が3年になるタイミングで実務者研修を受講し、介護福祉士の資格を取得しました。

介護職としてのスキルアップを目指したいという気持ちと、子供が高校生になり手がかからなくなったことから、正社員で働くことができる職場を探していたところ、貴社の求人情報を拝見しました。施設系の職場は初めてですが、皆様からのご指導をいただきながら貴社の「○○○○」というケア理念にそったサービスを提供し、貴社に貢献できる人材になりたいと思っています。ぜひよろしくお願い致します。

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求人情報探し、応募から就職までの流れ

それでは、求人情報を探して、応募してから実際に就職・転職するまでの流れを見ていきましょう。

このように、今は履歴書の志望動機を作成している段階で、今後、面接を受ける準備も行う必要があります。

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介護福祉士が面接で気をつけることとは?

就職活動の次の段階である『面接』では履歴書の学歴、職歴、資格、志望動機に書かれていることに対して、様々な角度から質問を受け、面接担当者と会話をします。その時に気をつけるべきポイントをご紹介します。

【面接で気をつけるポイント】

  • 清潔感のある服装
  • 身だしなみを整える
  • 言葉遣いは丁寧語で
  • はっきりと話すことを意識する
  • 志望動機に何を書いたのか覚えておく
  • 応募する会社のホームページやSNSをチェックしておく
  • 質問に対しての答えになるように話す
  • 就職したい意欲をアピール
  • 最後に時間を取っていただいたことに感謝する

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まとめ

介護福祉士の志望動機の書き方のポイント、例文を中心にご紹介してきましたがいかがでしたか?

先ほどもお伝えしましたが、介護福祉士の資格を持っていても、必ず採用されるというわけではありません。そのために、自分なりの応募した理由を自分の言葉で説明し、応募する介護施設・事業所で働きたいという意欲や貢献できる人材であることをアピールする必要があります。

ここでご紹介した内容が、皆様の就職・転職活動のお役に立てば幸いです。

もしこれから求人情報を探す方は、介護・福祉業界専門の求人サイト『カイゴジョブ』をご利用ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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大久保典慶

監修者 大久保典慶

社会福祉士、介護福祉経営士1級。介護・老人福祉事業を幅広く展開する社会福祉法人で9年の経験を経て、株式会社エス・エム・エスに入社。介護・福祉に関わるコンテンツ制作の編集業務を担う。

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