サービス提供責任者とサービス管理責任者の違いとは？

介護・障害福祉の求人情報に「サービス提供責任者」と「サービス管理責任者」という求人があり、「何が違うんだろう？」と疑問を感じていませんか？

ここでは、サービス提供責任者とサービス管理責任者の違いを説明しますので、皆さんが応募する就職先を間違えないように、ぜひご一読ください。

サービス提供責任者・サービス管理責任者とは？

サービス提供責任者とは？

サービス提供責任者は、介護保険の訪問介護事業所で働く職種です。サービス提供責任者として働くためには、下記のいずれかの資格要件を満たす必要があります。

1. 介護福祉士
2. 実務者研修修了
3. 旧）介護職員基礎研修修了、ホームヘルパー1級課程修了
4. その他（看護師等）

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サービス管理責任者とは？

サービス管理責任者は、障害福祉サービスの生活介護や生活訓練、就労継続支援A型、B型など様々な事業所で働く職種です。サービス管理責任者として働くためには、下記の要件をすべて満たす必要があります。

1. 障害者支援に関する一定の実務経験があること（資格の有無により期間が異なる）
2. サービス管理責任者研修修了
3. 相談支援従事者初任者研修修了

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サービス提供責任者とサービス管理責任者の仕事内容の違いとは？

サービス提供責任者の仕事内容とは？

訪問介護計画の作成

ケアマネジャーが作成したケアプランをもとに、訪問介護の具体的な計画を作成します。作成した計画については、ご利用者本人やご家族へ説明し、同意を得た上でサービスを提供します。また、定期的に計画をチェックして必要に応じて変更します。

訪問介護員（ホームヘルパー）への指示・指導

ご利用者に提供する訪問介護サービスの内容について、訪問介護員に具体的な指示を出します。また、必要に応じて介護技術について指導を行います。

サービス担当者会議への出席

ケアマネジャーが開催するサービス担当者会議に出席し、他の介護事業所の担当者等と情報を共有します。

介護業務

サービス提供責任者は訪問介護員と兼務することが多いので、介護サービスを提供することがあります。

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サービス管理責任者の仕事内容とは？

様々な障害福祉サービス事業所において活躍しているため、就職先によって仕事内容は異なりますが、代表的な業務をご紹介します。

個別支援計画の作成

ご利用者やご家族と面談を行い、ご利用者の状態、希望、課題等を把握し、個別支援計画を作成します。計画をご利用者やご家族に説明する業務も担います。また、個別支援計画を作成するにあたって、ご利用者、ご家族、サービスを提供する職員、関連機関が参加するサービス担当者会議へ参加します。

職員への技術指導および助言

サービスを提供する職員に対して、サービス提供に関する技術的な指導や助言を行います。研修を計画して実施すること、業務の中で指導するOJTなど、サービスの質の向上のための取り組みを管理します。

関係機関等との連携

行政や他の障害福祉サービス、医療機関等、多くの関係者と連携を取らなくてはいけません。そのため、サービス担当者会議への参加など、ご利用者を支援するチームの中で担う役割を把握し、関係性を構築します。

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サービス提供責任者とサービス管理責任者の給料の違いとは？

ここでは東京都の求人情報から調べた給料の金額をご紹介します。地域によっては大きな差があるのでご了承ください。

サービス提供責任者の給料は？

サービス提供責任者の給料は、月額20〜28万円、時給1,200円～2,000円となっていました。

サービス管理責任者の給料は？

サービス管理責任者の給料は、月額22〜30万円、時給1,200円～1,800円となっていました。

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まとめ

サービス提供責任者とサービス管理責任者の違いについてお伝えしましたが、職種の名称は似ていても、任用要件や業務内容は大きく異なります。皆さんがやりたいと思っている仕事、持っている資格を活かせる仕事をしっかりと確認して、求人情報に応募しましょう。