皆さんは「もう少し給料を上げたい」「もっと収入が高い職場へ転職したい」と考えていませんか?そして、小規模多機能型居宅介護の求人情報に興味をお持ちではないですか?
ここでは小規模多機能型居宅介護の仕事内容と給料についてご紹介しますので、参考までにご覧ください。
「小規模多機能型居宅介護」とは
「小規模多機能型居宅介護」は、地域密着型サービスとして2006年に創設されました。「通い」のサービスを中心に「宿泊」「訪問」のサービスを提供する介護事業所です。これらの居宅サービスを複合して利用する方が多く、すべてのサービスを顔なじみのスタッフから提供されることで、安心して連続した介護サービスを受けられるメリットがあります。
小規模多機能型居宅介護の介護職員の仕事内容
小規模多機能型居宅介護では、「通い」「宿泊」「訪問」の3つのサービスを提供します。
「通い」では、一般的なデイサービスと同じようなサービスを提供します。利用者の送迎、食事介助、入浴介助、機能訓練、レクリエーションの企画・実施などを行います。
「宿泊」は、ご家族の不在時などに事業所に宿泊していただくサービスです。利用者を受け入れ、食事の提供、食事介助、排泄介助、夜間の見守りなどを行います。
「訪問」では、利用者の自宅を訪問して介護サービスを提供します。移乗、食事、排泄などの介助や、洗濯、掃除などを行うこともあります。
このように多岐に渡る業務に従事するため、介護に関する知識・経験があることが求められています。
小規模多機能型居宅介護の給料はどれくらい?
正社員の基本給は月額18~25万円、パートは時給1,100~1,500円ほどに加えて手当や賞与がある
手当・賞与 | |
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資格手当 | 介護職員初任者研修3,000円~5,000円ほど、実務者研修5,000円~10,000円ほど、介護福祉士8,000円~15,000円ほど。 |
夜勤手当 | 夜勤1回あたり3,000円~8,000円。 |
通勤手当 | 通勤にかかる費用の実費相当額が支給されるが、一定の上限額が設けられていることが多い。 |
役職・職務手当 | 役職や職務に応じて支給される手当。「管理職手当」などもこの手当に該当。 |
時間外・残業手当 | 雇用契約書の勤務時間を超えて勤務した場合に支給される手当。これも労働基準法に定められる割増賃金です。 |
処遇改善手当 | 月額10,000円~30,000円ほど。 |
賞与 | 算定は「基本給の〇ヵ月分」で計算することが多く、支給がある事業所では、算定額は2ヵ月~4ヵ月分が多い。 |
基本給の他にも、手当や賞与が数多く存在しています。夜勤に入ったり、資格を取得したり、役職に就いたりと給料が上がる機会は大いにあります。
小規模多機能型居宅介護の介護職員が給料を上げるには?
資格を取得する
先ほど説明した「資格手当」がある事業所は多いので、資格を取得することは、給料アップにつながります。ただし、どの資格にいくらの資格手当が支給されるかは就職先によって異なりますので、給料アップに結びつく資格を確認してから取得しましょう。
キャリアアップ
小規模多機能型居宅介護には、「管理者」「計画作成担当者」が働いています。介護職からキャリアアップとして目指す職種なので、就くことで基本給の昇給や手当の増加など給料アップが見込めます。
夜勤
夜勤をすると夜勤手当の支給があるので、積極的に夜勤をすることで給料がアップします。また、夜勤に入れるスタッフが少ない事業所では、頼りにされるので仕事のやりがいも感じられるでしょう。
まとめ
小規模多機能型居宅介護事業所は、通い・宿泊・訪問のサービスを合わせて提供するサービスであり、幅広い業務を担うので、スキルアップを目指せる職場です。しかし給料は職場によって大きく異なるので、皆さんが希望する給料を満たす職場探しのために、こまめに求人情報をチェックしましょう。
監修者 カイゴジョブ編集部
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