介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ&A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。
Q 派遣社員から正社員になるためには、どのように志望動機や経験をアピールすればいい?
A 長期的な就業を希望している意思をしっかりと伝えることが重要です。
派遣社員の場合、契約期間が定められた上での就業になるので、短いスパンで勤務先が変わるケースも多くあります。そのため、正社員として採用する場合、「長く勤めてくれるかどうか?」は企業側も気になるところです。特に介護業界は人手不足の問題を抱えている法人が多く、すぐに辞められてしまうことを懸念しています。
ですので、派遣社員から正社員を目指す場合は、長期的な就業を希望している意思を明確に伝えるといいでしょう。
例えば、「これまで夫の会社で定期的な転勤があったことから、派遣の仕事に就いていましたが、今年度から転勤制度がなくなったため、正社員として長く働きたいと思い、応募しました」など、理由を明確に伝えられると採用側も納得しやすくなります。
一般的に派遣社員は、正社員よりも業務範囲が狭く、限定された業務のみを任されることが多いものです。しかし、見方を変えると複数の派遣先を通して多様な経験やキャリアを積んできたとも言えます。豊富な業務経験と、どんな職場にも柔軟に対応できることをアピールすると良いでしょう。
派遣先でどんな仕事をしてきたのか、具体的な職務内容やそこで得たスキルなどを詳細に伝えると目に留まりやすくなります。また、社員や他のスタッフとチームを組んで仕事をしてきた場合には、それもアピール材料になります。特に介護業界は職員同士のチームワークが求められるため、チームで仕事をする上でどんなことを心がけてきたのかを伝えられると、評価を得やすいでしょう。
関連Q&A
監修者 カイゴジョブ編集部
介護業界でがんばる皆様、転職を検討している皆様を全力応援!お悩みQ&Aや転職ノウハウなど、お役立ち情報を発信します。