介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ&A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。
Q 内定を承諾する前に、最低限確認しておくことは?
A 勤務時間、給与、休日などの条件面を必ず確認しましょう。
内定を承諾する前に、勤務時間、給与、休日など条件が明記された「労働条件通知書」に必ず目を通しましょう。その内容が求人票や面接時にすり合わせをした条件と相違がないか、また必要な項目が漏れていないか、チェックするようにしてください。
企業によっては、労働条件について口頭のみで伝えてくる場合もあるかもしれません。ですが、労働基準法で給与や勤務時間、勤務地、休日、退職などに関する項目を書面で明示することが義務づけられています。もし口頭のみだった場合は、「労働条件通知書」を書面あるいはメールでもらえるように依頼してみてください。
もし「労働条件通知書」の内容が求人票や面接時に話した条件と違っていた場合は、すぐに採用担当者に確認しましょう。介護業界の場合、早番、日勤、遅番、夜勤などシフト制になっていることが多いですが、出勤が難しい時間帯がある場合はその旨を事前に伝えておく必要があります。
また、介護施設は住宅地や郊外にある場合も少なくないので、自転車やバイク、車で通勤ができるかどうか、交通手段を確認しておくことも大切です。
こうした労働条件のほかにも、配属先や詳しい職務内容など、働く上で気になる点は聞いておくべきです。不安な点はすべてクリアにした上で、内定を承諾しましょう。
以下に内定承諾前に確認しておきたい事柄をあげましたので、参考にしてみてください。
内定承諾前に確認しておきたいポイント
- 労働契約の期間
- 就業場所
- 業務内容・役職
- 勤務時間(シフト)
- 休憩時間
- 休日・休暇
- 賃金・締日支払日・支払いの方法
- 解雇を含む退職に関する事項
以下は必要があれば
- 入社後の研修
- 就業場所への交通手段
- 昇給・昇格のタイミング
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監修者 カイゴジョブ編集部
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