短期間での転職は不利になる? どう説明すればいい?【介護の転職Q&A】

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短期間での転職は不利になる? どう説明すればいい?【介護の転職Q&A】

介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ&A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。

Q 短期間での転職は不利になる? どう説明すればいい?

A 短期間での転職は、確かにマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

介護業界で働いている人の中には、3か月~半年、もっと短い人で1か月など、短期間で離職する人も珍しくなく、採用側から「うちの職場もすぐ辞めてしまうのでは」と勘繰られてしまうケースも少なくありません。

このような応募者が来た場合、採用担当者が最も気にするのは、「なぜ短い期間で辞めたのか?(辞めたいのか?)」という転職理由です。例えば「夫の転勤(自宅の引っ越し)があり、以前の職場を辞めざるを得なかった」「会社の業務縮小(倒産)により、人員削減があった」など、やむを得ない事情の場合は、その旨をきちんと伝えれば問題ないでしょう。

ただ、転職理由が「会社への不満」などネガティブな内容だった場合、そのまま伝えると不利になる可能性が高くなります。例えば、そのまま伝えるとよくないネガティブな理由に、以下のようなものがあります。

そのまま伝えると良くない転職理由

〇人間関係が嫌になった
〇上司からパワハラに遭った
〇残業が多く、ブラック企業だった
〇社風が合わない
〇給料が安すぎて生活できない

などです。

会社側の問題が大きい場合もあると思いますが、そのまま伝えてしまうと「本人には問題はないのだろうか?」と違和感を持たれかねません。

こうした場合は、伝え方を工夫してマイナスをカバーするのが得策です。例えば、「仕事がハードでしたが、自分自身がそこに付いていくことができなかったのだと思います」「上司の指導がキツかったのですが、自分自身の理解が足りなかったのかもしれません」など、反省点を一言述べると印象が変わります。

自分自身の足りなかったところなど正直に反省点を述べた上で、今後はどうしていきたいかをきちんと伝えると、より効果的です。

また、体力面や健康上の理由で退職している場合は、どこまで回復しているのか、同じ状態にならないために日々どんな努力をしているのかを伝えましょう。特に介護業界は体力面も重視されるため、その点を伝えた方が理解を得ることができます。

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カイゴジョブ編集部

監修者 カイゴジョブ編集部

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