これからデイサービスなどの介護事業所で働きたいと考えている看護師や理学療法士等の皆さんは、機能訓練指導員として応募することを考えているのではないでしょうか?
ここでは、機能訓練指導員として応募する人の志望動機の作成のポイントと例文をご紹介します。
機能訓練指導員の志望動機の作成のポイント
履歴書の志望動機とは?
すべての職業で就職する際に避けては通れないのが履歴書の提出でしょう。そして履歴書には志望動機の記載欄があり、志望動機は採用担当者が書類選考や面接で確認しています。もちろん、機能訓練指導員は専門職なので、資格や経験なども重視されますが、採用担当者は資格や経験と合わせて志望動機によって皆さんの人柄・考え方などを知るため、重視しています。
志望動機の作成のポイント
介護業界・事業所を選んだ理由
どうして介護業界で働きたいのか?どうしてその事業所を選んだのか?を自分の中で明確にします。
貢献できること・強み
まず応募先について、事業所を理解して業務内容を把握します。また、これまでの経験から自分自身のできること、強みを把握します。それらの共通点を志望動機に貢献できること・強みとして記載しましょう。
下書きしたら客観的に見てみる
志望動機のポイントがまとまってきたら、下書きして、一度客観的に見てみましょう。履歴書以外の情報がない人が「志望動機を読んでどう感じるのか?」「事業所が望んでいる人材と合っているか?」という視点で修正が必要じゃないかを確認しましょう。
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ここでは志望動機の例文をいくつかご紹介しますので、参考までにご覧ください。
志望動機の例①
私は、両親と祖父母と同居していましたが、祖父を亡くしてから祖母は元気がなく、食欲も少なくなっていました。心配した両親がデイサービスの利用を勧めて、通い始めると笑顔が増えて、家でもご飯をよく食べるようになりました。そのような祖母の姿を見て、「私も誰かを元気にする仕事をしたい」と思い、理学療法士の資格を取得しました。貴事業所では、学校の実習でもお世話になり、ご利用者の笑顔が多く、スタッフの皆さんがいきいきと働いていたので、私もこのような環境の中で、スキルアップを目指して働きたいと思い、今回応募させていただきました。
志望動機の例②
私はこれまで、他県の病院で看護師として勤務してきましたが、高齢の患者さんの退院後の生活が気になっていました。そのような中で、入院期間が長引いて身体機能が低下していた患者さんが退院してから、とてもお元気に通院している姿を見ました。お話を聴くと、機能訓練を中心に行うデイサービスに通うようになってから元気になったことがわかり、転職を機に機能訓練特化のデイサービスの就職先を探す中で貴社のことを知りました。在宅生活を支援する機能訓練に積極的に取り組んでいる貴社で、ご利用者の笑顔のために働きたいと思い、この度応募させていただきました。
>>>カイゴジョブであなたに合った介護の仕事を探す<<<履歴書に志望動機を記載する際の留意点
手書きなら丁寧を心がける
最近は、履歴書をパソコンで入力したして印刷することも多いですよね。その場合は、読みやすいような文字のサイズ・フォントを選びましょう。手書きの場合は、文字のサイズに気をつけて、読みやすいように丁寧に書くことを心がけましょう。
修正テープ等は使用しない
履歴書は、修正テープ等は使用しないようにしましょう。手書きだと大変ですが、書き直したものを提出しましょう。
趣味・特技等の欄も記載しましょう
採用の面接では、志望動機以外にも趣味や特技に記載されていることを話題にしてコミュニケーションを取ることが多いでしょう。介護では、適切にコミュニケーションを取れるかどうかは重要なポイントなので、趣味や特技は具体的な説明ができることを書きましょう。
>>>カイゴジョブであなたに合った介護の仕事を探す<<<まとめ
機能訓練指導員は看護師や理学療法士等の専門的な知識・技能を持つ有資格者が応募できる職種です。高齢化が進む日本において、高齢者の生活機能の維持・向上は社会的な意義もあり、ご利用者から感謝されるとてもやりがいのある仕事です。皆さんが希望する職場へ、しっかりと就職の意思を伝えて、介護業界で活躍することを願っています。