第25回 ケアマネ試験の解答速報(2022年10月9日実施 令和4年度 介護支援専門員実務研修受講試験)を試験後に公開。過去のケアマネ試験の合格ラインや合格率、試験問題とその解答もご紹介します。
令和4年度 介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)解答速報
2022年10月9日(日)実施「第25回(令和4年度)介護支援専門員実務研修受講試験」の解答速報です。正式解答は合格発表日の2022年12月2日(金)に公開予定。
【注意事項】
・この解答速報は、第25回介護支援専門員実務研修受講試験の出題問題について、カイゴジョブの独自見解による解答として情報を提供しています。正式解答は2022年12月2日(金)の合格発表後になります。
・解答に関する質問はお受けしておりません。 また、予告なく内容を変更する場合がございます。
・試験の実施機関による合格基準点・合否などの試験結果について保証するものではありません。最終的な合否判定は、実施機関からの発表をお待ちください。
・以上の点をご留意いただき、各自の責任において解答速報をご利用ください。
ケアマネ試験 自己採点・正答率判定ツール
ご自身の解答を入力すると、各分野の得点を確認することができます。
【注意事項】
独自作成の解答速報をもとにした参考情報であり、合否などの試験結果について保証するものではありません。
ケアマネ試験の合格率
令和3年度の第24回ケアマネ試験の合格率は23.3%
2021年10月10日実施の第24回介護支援専門員実務研修受講試験では、受験者数5万4,290人に対して、合格者数は1万2,662人でした。合格率は23.3%です。
直近の合格率は10~20%前後で、難易度の高い資格といえます。(参考:介護福祉士試験の合格率は70%前後)
ケアマネ試験の合格率・受験者数・合格者数
2018年度の第21回試験から受験資格が変更となり、受験資格を満たす人が減少するとともに、受験者数が大きく減少しています。合格率は、2018年度試験で一度10.1%まで下がりますが、その後は20%程度に戻っています。第24回試験では3年ぶりに合格率が20%を超えました。
出典:厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況等」より作成
ケアマネ試験の合格ライン・過去の合格基準点
ケアマネ試験の問題数は計60問で、1問1点です。「介護支援分野」の25問(25点)、「保健医療サービス分野」と「福祉サービス分野」の35問(35点)のうち、それぞれ正答率70%が合格基準点になります。
「介護支援分野」の方は25問中18問、「保健医療サービス分野」と「福祉サービス分野」の方は35問中25問正解すると、合格ラインを超えることになります。どちらか一方が合格基準点に満たない場合は、総得点が正答率70%以上であっても不合格となります。
ケアマネ試験の合格基準点
注意したいのは、各分野での正答率70%が基準点とされているものの、年度ごとの試験の難易度によって、合格基準点に補正が入り、点数が変動することです。
直近のケアマネ試験の合格基準点を見てみると、正答率70%よりもマイナス2~4点程度の補正があり、正答率70%を下回ることの方が多いようです。
実施年度 | 介護支援分野 | 保健医療・福祉サービス分野 |
---|---|---|
第24回(2021年10月実施) | 14点(正答率56%) | 25点(正答率71.4%) |
第23回(2020年10月実施) | 13点(正答率52%) | 22点(正答率62.9%) |
第22回(2020年3月実施再試験) | 16点(正答率64%) | 25点(正答率71.4%) |
第22回(2019年10月実施) | 15点(正答率60%) | 24点(正答率68.6%) |
第21回(2018年10月実施) | 13点(正答率52%) | 22点(正答率62.9%) |
第20回(2017年10月実施) | 15点(正答率60%) | 23点(正答率65.7%) |
第19回(2016年10月実施) | 13点(正答率52%) | 22点(正答率62.9%) |
ケアマネ試験に受かったら…合格後に必要な研修&申請
試験に受かったらすぐにケアマネジャーとして勤務できるかというと、そうではありません。合格後に、都道府県ごとに行われる87時間以上の研修を修了し、都道府県に登録し、介護支援専門員証を交付されてはじめて、ケアマネ業務を行うことができます。
ケアマネ試験合格後の流れ
①「介護支援専門員実務研修」の案内を受け取る(合格通知に同封)
②研修のスケジュールを確認し、申し込む
③研修を受講&修了評価に合格
④「研修修了証明書」を受け取る
⑤都道府県に登録申請をする
⑥「介護支援専門員証」を受け取る(都道府県から交付)
ケアマネ実務研修の内容・時間・費用
介護支援専門員実務研修では、ケアマネジャーとして必要な専門知識の学習や、ケアプランの作成・モニタリングの実施方法などを、講義と演習で学びます。国が定めたカリキュラムをもとに、都道府県が実施していて、研修時間は計87時間以上とされています。
例えば東京都の実務研修の場合、87時間の講義・演習と居宅介護支援事業所での3日間の実習で構成されます。講義のうち一部は、動画配信科目として自宅で各自履修します。
費用は都道府県ごとで異なり、2万円台~6万円台まで大きく差がありますが、多くは5万円前後となっています。
ケアマネ資格の更新
実務研修を修了し、介護支援専門員証を受け取った後も、ケアマネジャーとして業務を継続するには、定期的な研修の受講が必要です。
介護支援専門員証の有効期間は5年で、5年ごとに更新研修を受け、その都度新しい介護支援専門員証を受け取る必要があります。
ケアマネ試験過去問題と解答(2018年~2021年)
過去に実施された介護支援専門員実務研修受講試験の過去問題と解答です。
監修者 カイゴジョブ編集部
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