転職を考えているリハビリ専門職の皆さんは、転職先の選択肢として訪問リハビリテーションを考えているのではないでしょうか?そして、実際働いている人たちは、どんなところに苦労を感じているのか気になっていませんか?
この記事では、訪問リハビリテーションで働いている人たちが「きついと感じていること」「しんどいこと」「大変だと思っていること」などをご紹介しますので、ぜひご一読ください。
訪問リハビリテーションの仕事内容とは?
訪問リハビリテーションは、在宅生活を送る上で医師からリハビリテーションが必要だと判断された方に、自宅等でリハビリテーションを提供するサービスです。医師の指示のもと、訪問リハビリテーション、訪問看護ステーションの理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が利用者のニーズに合わせたリハビリテーションを提供します。
訪問リハビリテーションで、きつい・しんどい・大変だと感じること
きつい・しんどい・大変だと感じること①
「訪問リハビリテーションで働いていて、利用者宅でリハビリを行う時間は基本的に『一人』という点で不安を感じる時があります。職場には同僚がいますが訪問している時間は1人なので、サービス提供中に『どうしようかな?』と迷った時にすぐに相談できず、自分で判断しなければならないことがあり、大変だと感じています。もちろん疑問を感じたことは帰ってから同僚や医師に相談・報告しますが、病院や施設との違いを実感しています。」
きつい・しんどい・大変だと感じること②
「訪問リハビリテーションで、1日7件くらいの利用者宅を回っています。特に、訪問時間の調整、移動時間が長いことが大変だと感じています。基本的に利用者の希望から訪問日時を調整していますので、スケジュールをもう少し効率的に管理したいと思っています。」
訪問リハビリテーションで、きつい・しんどい・大変だと感じた時は?
上司・同僚に相談
解決するために上司や同僚に相談することが多いようです。別の専門職または同じ専門職からのアドバイスを受けることで解決する悩みは多いでしょう。また、研修会への参加や専門職としてのスキルアップを図ることでも悩みが解決することがあります。
ストレス発散
仕事がきついと感じた時は、疲れやストレスを残さないように、自分自身のケアに気を使いましょう。休日に、身体のケアやストレス発散につながる趣味などがあると良いでしょう。
業務に対する工夫
訪問リハビリテーションでは、リハビリテーションの提供以外にも、連絡・書類作成業務などがあります。リハビリテーションの提供以外の付随業務に負担を感じている方は、繁忙期の業務負担を減らして効率的に業務を進めるための方法を考え、相談するのが良いでしょう。
異動の希望
訪問リハビリテーションでの仕事がどうしても合わないと感じたら、上司に相談して異動希望を出すことも選択肢になります。病院や介護老人保健施設が運営している訪問リハビリテーションでは、施設内などに異動できることがありますので、仕事の環境を変えると解決することもあります。
まとめ
今回は、訪問リハビリテーションで「きつい」と感じていることなどをご紹介しましたが、転職を考えている皆さんの参考になりましたか?病院や介護老人保健施設と違い、一人で利用者宅を訪問する訪問リハビリテーションならではの大変さを感じるポイントがあるようです。ここでご紹介した内容が、皆さんの希望の職場への転職のお役に立てば幸いです。
監修者 カイゴジョブ編集部
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