障害者支援施設の給料・年収はどれくらい？その内訳とは？

障害者支援施設へ就職・転職を考えている人や障害者支援施設で働いていて給料アップを目指している人は、障害者支援施設の平均給料とその内訳に興味をお持ちではありませんか？

ここでは、障害者支援施設の給料について、平均給与や内訳をご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

障害者支援施設とは？

まずは、障害者支援施設で働いたことがない人に障害者支援施設の概要を説明します。

障害者支援施設とは、障害者の尊厳ある自立した日常生活を支援するために、介護や生活の支援などを提供する施設です。代表的なサービス種別として、障害者総合支援法に基づく施設入所支援が挙げられます。この施設入所支援は、入所している障害者に対して主に夜間にサービスを提供し、日中帯には生活介護、自立訓練、就労移行支援などの別の障害福祉サービスが提供されています。

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障害者支援施設で働く職種とは？

先ほど述べたように、障害者支援施設を「施設入所支援」「生活介護」「自立訓練」「就労移行支援」として、これらで働く職種をご紹介します。

• 医師
• 看護職員（看護師・准看護師）
• 理学療法士・作業療法士
• 栄養士・管理栄養士
• サービス管理責任者
• 生活支援員
• 就労支援員
• 職業指導員
• 調理員
• 事務員　など

障害者支援施設の給料・年収はどれくらい？

職種ごとの平均給与は？

厚生労働省の「平成30年度障害福祉サービス等従事者処遇状況等調査」（処遇改善加算（Ⅰ）～（Ⅴ）の算定あり・常勤職員）によると、職種ごとの平均給与額は以下のようになっています。

給料の内訳は？

一般的に給料は、【基本給＋各種手当】で計算されます。この各種手当は、就職する施設によって項目や金額、支給条件が異なっています。ここでは、障害者支援施設の福祉・介護職員の給料について、実際の求人情報から手当の種類や金額を調べたのでご紹介します。

障害者支援施設の福祉・介護職が給料をアップさせるためには？

ここでは、障害者支援施設の福祉・介護職が給料アップを目指す方法をご紹介します。

経験年数を積む

まずは、その職場で長く働くことが挙げられます。長く働くことで給料がアップする定期昇給の仕組みを導入している職場では、長く働くことが給料アップに繋がります。ただし、経験を積むことで、仕事を効率的に行ったり、担う仕事が増えることを評価する制度なので、「何もしないで長くいるだけ」では給料アップに結びつかないこともあるようです。

資格を取得する

多くの障害者支援施設に資格手当の制度があるようです。職場によって対象になる資格や金額は違いますが、介護の資格である介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士をはじめ、相談援助職としての資格である社会福祉士、精神保健福祉士などに資格手当が支給されています。

キャリアアップを目指す

先ほど「職種ごとの平均給与」でご紹介したように、福祉・介護職の平均給与よりもサービス管理責任者の平均給与の方が高くなっています。

サービス管理責任者は、障害者支援施設の個別支援計画の作成や関係機関との連絡・調整を担う職種です。適切な障害福祉サービスを提供するために、研修要件や実務経験要件などが定められ、福祉・介護職として働いている人がキャリアアップとして目指す職種となっています。サービス管理責任者として従事することで、基本給の昇給や管理職手当の支給、職務手当の増額など、給料アップに繋がるでしょう。

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給料が高い職場へ転職する

最後に、現在の職場で給料アップが見込めない人は、給料が高い職場へ転職することで、結果的に給料アップに繋がるでしょう。給料の金額や労働条件は就職する職場によって様々です。カイゴジョブでは、皆さんの希望を満たす職場探しのサポートを行っています。ぜひ一度お問い合わせください。

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まとめ

障害者支援施設の給料・年収について、平均給与や内訳をご紹介しました。どの業界にも言えることですが、地域によって最低賃金が異なるので給料の金額も地域によって大きく異なります。ご紹介した平均給与はあくまで参考として、勤務を希望する地域の求人情報を調べて「地域のおおよその給料」を把握することが、皆さんの転職活動に役立つでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。ここでご紹介した内容が皆さんの就職・転職の一助になれば幸いです。