デイサービスの送迎に資格は必要？

高齢化が進む日本では、デイサービスの需要は更に多くなっています。デイサービスでは、ご利用者を自宅にお迎えにあがり、自宅へお送りする「送迎サービス」を行うことになっているため、業務分担を進めているデイサービスでは送迎専門の職員を採用しています。

ここでは、デイサービスの送迎に必要な資格をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

デイサービスの送迎に必要な資格とは？

デイサービスの送迎に必要な介護の資格とは？

デイサービスの送迎を担当するには、介護の資格は必要ありません。

しかしデイサービスのご利用者は要介護認定を受けているので、歩行が不安定な方、杖や歩行器を使用している方、車椅子を使用している方、落ち着いて乗車することができない方など、送迎を行う上で何らかの支援を必要とする方もいます。ですからデイサービスによっては、介護の知識や技術があること、介護職員初任者研修修了などを応募条件にしていることもあります。

デイサービスの送迎に必要な運転免許とは？

デイサービスの送迎は、第一種の普通自動車運転免許を応募条件にしていることが多いでしょう。しかし、大規模なデイサービスではバスを使用して送迎を行うことがあるので、中型普通自動車運転免許・大型普通自動車運転免許を応募条件にしていることもあります。

デイサービスの送迎におすすめの介護の資格とは？

デイサービスの送迎担当者には、介護職員初任者研修を取得しておくことをおすすめします。先ほども説明したように車の乗降に介助を必要とするご利用者も担当することができます。介護職員初任者研修の資格は、2週間～3ヵ月ほどで取得できる点からも取得をおすすめします。

デイサービスの送迎担当者の求人情報とは？

デイサービスの送迎担当者は「送迎スタッフ」や「送迎ドライバー」として募集されています。送迎業務が発生する午前の一部や夕方だけのパートでの募集になっていることが多いようです。

また、似たような求人として「介護タクシードライバー」がありますが、こちらは業務が違うので注意しましょう。デイサービスの送迎ドライバーは、介護サービスの一環として運転業務を行うので、ご利用者から移送料金をいただく業務ではありませんが、介護タクシーはご利用者の移送を行い、移送料金を徴収するため、第二種運転免許が必要になっています。

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デイサービスの送迎業務の注意点

福祉車両の操作

デイサービスの送迎では、車いすのご利用者に対してのリフト付きの福祉車両などを使用して送迎を行います。普通の車両にはない操作があるので、事前に操作方法を熟知しておかなくてはいけません。

道順・時間厳守

デイサービスの送迎では、決められたルートで、1回で複数人のご利用者を乗せることが多いでしょう。そのため、道順やそれぞれの迎えに行く時間を予定通り運転することが重要になります。

車内での配慮

同じ車両で仲の悪いご利用者を乗せることがあります。そのような時には、隣同士にならないように配慮することが求められます。また、急ブレーキ、急発進、カーブの時の声掛けなど、運転にも配慮が必要になります。

デイサービスの送迎ドライバーの給与

東京都の求人情報を見るとデイサービスの送迎業務だけ担当するドライバーは、パートで時給制となっていました。時給は1,020円～1,400円、勤務時間は朝2～3時間、夕方2～3時間になっていました。

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まとめ

デイサービスでの送迎の仕事は、運転が好きな人にとって、人の役に立てる仕事としてやりがいがある仕事と言えるでしょう。第二種運転免許ではなく第一種運転免許で就職が可能なことからも、働きやすい仕事と言えるでしょう。