販売からの転職で介護職を選ぶメリット7選 【43歳・未経験の転職成功体験談あり】

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販売からの転職で介護職を選ぶメリット7選 【43歳・未経験の転職成功体験談あり】

今、販売職としてお勤めの方の中には、「ノルマがきつくて辞めたい」「労働時間が長くて心身共に疲れた」「新型コロナウイルス感染症の影響で仕事がなくなってしまった」などの理由から「転職できる業界を探している」という方もいるのではないでしょうか。そのような方に、今回は販売職からの転職先の一つとして"介護職の仕事"がオススメである理由を、転職成功者のインタビューなども交えてご紹介致します。

他業界・ 異職種から介護業界への転職を検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。

販売の仕事を辞めたい・辞めたくなるのは何故?

販売の仕事は離職者が多いと感じる方も多いかと思いますが、まずは実際の数字で確認してみましょう。厚生労働省が調査した「2019年(令和元年)雇用動向調査結果の概要」によれば、販売職が多く勤める卸売業、小売業の離職率は15.4%、入職・離職者数は全産業で宿泊、飲食サービス業に続き2番目に多くなっています。

引用:厚生労働省 「2019年(令和元年)雇用動向調査結果の概要 2 産業別の入職と離職」より

また、厚生労働省が調査した「新規学卒者の離職状況」における、販売職に関連する小売業、生活関連サービス業・娯楽業の3年目までの離職者数を調べると、高卒の入職者の50%強、大卒の入職者の40%強が3年以内に離職している現状が明らかになります。入職者は多いものの、その分離職者も多く、長期で人材が定着しづらい業界であることがお分かりいただけるかと思います。

新規高卒就職者の産業別離職状況(平成29年3月卒) 入職者数 3年目までの離職者数 離職率
小売業 18,281 9,043 49.5%
生活関連サービス業・娯楽業 6,055 3,614 59.7%
全産業計 179,529 70,943 39.5%
新規大卒就職者の産業別離職状況(平成29年3月卒) 入職者数 3年目までの離職者数 離職率
小売業 46,454 18,240 39.3%
生活関連サービス業・娯楽業 7,608 3,512 46.2%
全産業計 458,683 150,543 32.8%

また、販売職として日々働いていると「毎月のノルマをこなすために仕事をしている」「将来性が感じられず不安」「自由な時間が全然取れない」という実感をお持ちの方もいるかと思います。そのように感じるのはどうしてなのか、販売職を辞めたくなる具体的な原因を一つずつ見て行きましょう。

ノルマ達成が大変

販売の仕事では、販売職個人や店舗単位で売上ノルマが決められ、それを達成することが日々求められます。ノルマを達成するために神経をすり減らしながら仕事をしなければいけない環境で、場合によっては自腹を切って売上に貢献せざるを得ないこともあります。また、売上を優先すれば当然、接客の質にも悪影響を与えてしまいます。このような「ノルマのための仕事」が日々のモチベーションにも影響し、販売の仕事を辞めたくなる原因の一つとなっているようです。

拘束時間が長く、休みが少ない

販売の仕事は、セール期間や棚卸期間中などの拘束時間が長いことも特徴です。日中は接客があるため、営業時間外に翌日の対応等の準備に追われ、早朝~終電まで残業をするなどハードな労働環境となることもあります。

また、せっかくの休日もバイトの欠勤などの穴埋めで休日出勤を強いられた、という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。休日もシフト制のため、友人・恋人・家族などとも予定が合わせづらく、自分の自由な時間が作りづらいことも、販売の仕事を辞めたくなる原因の一つになるのかもしれません。

キャリアアップしづらい

販売の仕事は、店舗の店長以上のポジションを目指すためのハードルが高いことや、販売、接客以外のスキルが身につきづらいことから、仕事を長く続けていてもキャリアアップがしにくいという特徴があります。そのまま年齢を重ねてしまうと販売職以外への転職が難しくなると言われていることもあり、キャリアアップの道筋が付けづらく、自分の将来を考えた際に不安を感じやすい点も、業界外への転職などにつながるようです。

人間関係で苦労しやすい

ノルマ達成のためには、同僚や上司などと成果の奪い合いなどになることもある販売の仕事では、人間関係が悪化しやすいという特徴があります。また、社内の人間関係だけでなく、顧客からのクレーム対応に苦労したという経験をお持ちの方も多いでしょう。

販売から介護職への転職をオススメする7つの理由

1.好条件で転職しやすい

販売から介護職への転職をオススメする理由の一つに「好条件で転職しやすい」点が挙げられます。具体的には次のような点になります。

サービス需要が増加し続ける

日本は65歳以上の高齢者が増加し続けており、2040年には高齢者数人口がピークを迎えると予測されています。そのため、介護サービスを提供する介護人材の需要も右肩上がりとなっており、2025年度には約243万人の介護人材が必要と言われています。

引用:厚生労働省「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」より

そのため、需要増に伴う人材不足が続く介護業界は求職者に有利な「売り手市場」となっており、好条件の求人を見つけやすくなっています。

無資格・未経験でも就職しやすい

介護の仕事は「資格が必要」「経験者でないと難しい」というイメージがあるかもしれませんが、実際には無資格・未経験から働き始められる求人も多く存在しています。介護求人サイト『カイゴジョブ』の、東京都の2020年12月の求人情報を参照すると、約38%の求人が「未経験歓迎」となっており、すぐにでも介護の仕事に就きやすい状況となっています。

正社員として採用されるチャンスが多い

正社員として採用されるチャンスが多いのも、好条件で転職しやすい点の一つでしょう。介護求人サイト『カイゴジョブ』の、東京都の2020年12月の求人情報を参照すると、約72%が正社員もしくは契約社員の求人となっていました。

2.資格取得によるキャリアアップ・給与アップが明確

販売から介護職への転職をオススメする理由の一つに「資格取得によるキャリアアップが明確」という点が挙げられます。以下の図は一般的な介護職のキャリアアップの流れですが、キャリアアップの流れが資格取得を軸としていることがおわかりいただけるかと思います。

また、多くの介護施設・事業所では介護の資格所持に応じた資格手当を支給しており、資格取得がキャリアアップだけでなく、給与アップに反映されやすい点もポイントです。

介護職員初任者研修とは

介護職員初任者研修は、「在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を修得する研修」と定められた、介護職として基本的な知識・技術を身に付けていることが証明できる資格になります。資格名に“研修”と入っているように、130時間の座学・演習を受けた後、修了試験に合格することで取得できます。取得までの期間は1カ月~3カ月ほどで、就職前や就職後に働きながら資格を取得しやすいことも特徴です。資格手当は月額3,000円~5,000円くらいの職場が多いようです。

実務者研修とは

実務者研修(正式名称:介護福祉士実務者研修)は、「幅広い利用者に対する基本的な介護提供能力の修得」を目的とした、より質の高い介護サービスを提供するために、実践的な知識と技術の習得を目的とした資格になります。450時間の座学・演習(介護職員初任者研修など一定の資格取得者は免除科目あり)を受け、修了試験に合格することで取得できます。取得までの期間は3カ月~半年ほどで、実務者研修の修了は介護福祉士国家試験の受験資格となっていているため、働きながらキャリアアップを目指す人には必須の資格と言えるでしょう。資格手当は月額5,000円~10,000円くらいの職場が多いようです。

介護福祉士とは

介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」により定められた介護・福祉分野の国家資格です。介護における高い専門知識・技術を有していると認められる介護福祉士は、介護現場におけるリーダー的役割も期待され、様々な介護施設・事業所で活躍しています。介護福祉士の資格は、実務者研修の修了と3年以上の実務経験を積むなどの方法で、毎年1回行われる介護福祉士国家試験の受験資格を得られ、国家試験に合格することで取得できます。資格手当は月額10,000円~20,000円くらいの職場が多いようです。

3.販売職で身に付けたスキル・能力が活かせる

販売から介護職への転職をオススメする理由の一つに「販売職で身に付けたスキル・能力が活かせる」という点が挙げられます。接客を通じて得られるコミュニケーション力や、顧客に対するホスピタリティは、介護職としてご利用者に接する際にも十分に活かせるでしょう。店舗運営やスタッフ育成などのマネジメント経験があれば、介護施設・事業所のリーダーや主任といった役職を目指す上でも役立ちます。

4.勤務時間を選びやすい

販売から介護職への転職をオススメする理由の一つに「勤務時間を選びやすい」という点があります。デイサービスや訪問介護など日中帯のみが勤務時間の仕事や、特別養護老人ホームやグループホームなど2交代・3交代のシフト制の仕事があるため、「9時-17時の決まった時間で働きたい」「夜間も含めた多様な状態のご利用者に関わりスキルアップしたい」など、勤務時間や働き方の希望に応じて仕事を選択できる点も、介護の仕事の魅力の一つでしょう。

また、公益財団法人 介護労働安定センターが2020年8月に発表した「令和元年度 介護労働実態調査結果」によれば、一般的な介護職員(正規雇用)の1週間の残業時間数は、調査した事業者全体の49.1%が「残業なし」、27.7%が「週5時間未満」となっており、週の残業時間の平均は1.9時間でした。

5.給与水準も上昇傾向に

販売から介護職への転職をオススメする理由の一つに「介護職の給与水準が上昇傾向にある」という点があります。介護業界は他の産業に比べ賃金水準が低いという指摘がありましたが、介護職員が安定して長く働けるよう、国を中心に待遇改善の取り組みが積極的に行われています。その一つとして「介護職員処遇改善加算」という取組があります。

これは介護職のキャリアアップの制度を整えたり、職場環境の改善を実施した介護施設・事業所に、介護職の給料を上げるための予算が支給されるというものです。2019年10月からは新たに、要件を満たした経験・技能のある介護職員の給料アップが実施される「介護職員等特定処遇改善加算」も創設されました。

引用:第194回社保審 介護給付費分科会資料「介護人材の確保・介護現場の革新」より

令和2年2月時点で、介護職員等特定処遇改善加算を取得している介護施設・事業所に勤める介護職員の平均月給は325,550円となっており、前年比で平均月給が約1万8千円アップしていることからも、給与水準の上昇傾向がお分かりいただけるかと思います。

6.安定して長く勤めることができる

販売から介護職への転職をオススメする理由の一つに「安定して長く勤めることができる」という点があります。介護職の仕事は正社員の他、パート、派遣など多様な雇用形態の中から仕事を選ぶことができ、ライフスタイルの変化に合わせて働き方を変えながら長く働き続けることも可能です。介護サービスの需要が高い点は先にお伝えしましたが、それは一過性のものではなく、今後も長期に渡ると予測される点でも、介護職は安定して長く働ける職種であると言えるでしょう。

7.仕事のやりがいを感じられる

介護職として仕事をしていると「やりがいを感じられる」ことが多い点も、介護職への転職をオススメする理由の一つです。介護の仕事の目的は「介護を受ける人が、できるだけその人らしく生活できるよう支援を行うこと」で、介護職はご利用者が希望する生活を実現するためのケアを行います。自分が行ったケアでご利用者が喜んでくれたり、快適に過ごせている姿を見られることは大きなやりがいにつながるでしょう。

また、介護職の仕事はご利用者や家族、同僚や連携する他職種からお礼の言葉を受ける機会も多く、「人の役に立っている」という実感を得やすい点でも、仕事のやりがいをより感じやすいと言えるでしょう。

販売から介護職へ! 43歳 Y・Kさんの転職成功インタビュー

画像:pixta

ここからは、販売の仕事から介護職に転職を成功させた方へのインタビューをご紹介します。介護業界のどんな点に惹かれたのか、未経験でも仕事は務まるのかなど、皆さまにとって参考となるお話も多いかと思いますので、ぜひ最後までお読みください。

ーー前職のお仕事について教えてください。

前職はアパレル業界で販売の仕事を5年ほど勤めていました。ユニセックスや子供服を扱うテナントの店長を任されていた時期もあります。退職したのは2019年の12月になります。

ーー前職のお仕事を退職されたのはどうしてでしょうか?

業務縮小による店舗の閉鎖で、勤め先がなくなってしまったんです。当時の店舗では副店長を務めていて、他の店舗への異動の話もあったのですが、そちらもいずれは閉店になる予定があるとのことで、会社都合という形で退職させてもらいました。

ーーその後は販売職として再就職を検討されたんですか?

いえ、販売職での転職も考えましたが、「アパレル業界自体長く続けられるものでもないのかな」と、今回の退職を通して感じたので、次の仕事は何か長く続けられるものがよいなと漠然と考え始めました。

ーーその時に介護の仕事を検討されたんですね。何かきっかけはあったのでしょうか?

2019年の4月頃に、父親が心筋梗塞と脳梗塞を発症して、以来左肩に麻痺が残っている状態なんです。なので、自分に介護の知識があれば父親の介護に直接関われますし、父親が介護サービスを利用する際にも何かしら役立つかと思ったんです。親孝行も含めて、社会の役に立てる仕事がしたくて介護の仕事をしようと思い立ちました。

ーーそれで介護の仕事を目指されたんですね。再就職までは早かったのでしょうか。

退職後は再就職に向けた英気を養うため、3~4か月ほど充電期間に充てていました。それから、介護職員初任者研修を受講し始めると同時に、就職活動を開始しました。

ーー今はどういう職場にお勤めされているのでしょう。

今は介護付き有料老人ホーム(※)で正社員として働いています。

※介護付き有料老人ホーム…要介護1~5までの高齢者が入居する、主に民間運営の老人ホーム。「介護付き」という名前の通り、入浴・排泄・食事等の介護、その他の日常生活上ならびに療養上の世話、機能訓練などの介護サービスを施設内で提供しているのが特徴。

ーーどうして介護付き有料老人ホームを選ばれたのですか?

就職活動をしていた当時、別の病院も面接に受かったのですが、病院では看護助手としての採用になるとのことで、ご利用者の介護に直接関わりたいと思っていたことから、今の職場を選びました。

ーー転職活動で重視したポイントなどはありましたか?

未経験から介護業界に入るため、自分のステップアップをサポートしてくれる体制がある職場であることを重視しましたね。OJT(※)など研修体制が充実していたり、入職後にも定期的な面談も行ってくれることなどもポイントでした。また、実務者研修や介護福祉士の資格取得も考えていて、今の職場には資格取得の支援制度もあることが、就職の決め手になりました。

※OJT…On-The-Job Trainingの略。上司・先輩から部下・後輩に対して、実際の職務を通じて必要な知識、技術などを教育する方法。

ーー介護付き有料老人ホームでのお仕事はどんな内容でしょうか。

食事や排泄・着替え・歯磨き・移動などご利用者の日常生活の介助や、生活援助と呼ばれる居室の清掃や洗濯・配膳といった仕事が主です。入職当初はケアコンダクターと呼ばれる先輩について、介助の方法の説明を受けながら1カ月くらい、介護のやり方を見学していました。それから部分的に介助の手伝いを始め、徐々に仕事に慣れて行くという感じです。

ーー実際に働かれてみて、介護付き有料老人ホームの印象はどうですか。

ご利用者の方一人ひとりと向き合って、ゆっくりと介護をするイメージがありましたが、意外に日々のスケジュールが細かく決まっているなという印象です。ご利用者の方からも「お話を聞いてほしい」と言われることもあるのですが、スケジュールを優先して時にはお断りしなければならないこともあったりします。

ーー前職でのお仕事の経験で、今の介護付き有料老人ホームでの勤務に役立っていることなどはありますか?

介護も広い意味で言えば「サービス業」だと私は思っていて、ご利用者の方に「お客様」という目線で接することができることや、声掛けなどもどういったタイミングで行うか、どれくらい丁寧な口調にするかなど、前職での経験はすごく活きているなと思います。

ーーご利用者の方への配慮に、接客の経験が活かされているんですね。

言葉選びや口調が少し違うだけでも、ご利用者の方から「こんなに親切に対応してくれるなんて」とすごく感謝されるんです。ちょっとした気遣いで相手の受け止め方も違ってくるんだなと、介護の現場で改めて感じました。

介護の現場に出た当時はすごく不安だったけれど、今では気難しい利用者さんからも「ありがとう」と言ってもらえています。ご利用者の方から感謝していただけることはやりがいにもつながりますし、販売の仕事も介護の仕事も「相手に喜んでもらいたい」という根本の部分は同じなんだと実感しています。

ーー転職前後で、労働環境に変化はありましたか?

労働環境は明らかに改善されましたね(笑) 世間一般では「介護は給料が低い」というイメージもありますが、前職より基本給も上がりましたし、賞与も年2カ月分支給されます。前職では一回ちょっといいご飯を食べたらなくなってしまうくらいの賞与だったので、給与条件が上がったことは素直に嬉しいです。

また、アパレルの販売職をしていた時は考えられなかったのですが、残業は月に2~3時間程度ですし、休日出勤も研修時代を除けばほぼありません。前職では「残業手当は見込みであらかじめ支給されていて、どれだけ残業しても追加の残業代は出ない」「誰かが休んだら交代で休日出勤」という環境だったので、労働環境の良さに驚いています。

ー今後、介護職としてどんな目標や夢をお持ちですか?

介護福祉士の資格を取りたいので、それを目標に今は頑張っています。販売の仕事は昇給の目安が不明確でしたが、介護業界は資格手当も明確ですし、介護業界の良さに「キャリアアップがすごくわかりやすい」ところがあると思うんです。自分は元々クラシックバレエをやっていて、リハビリ体操を教えることなどにも興味があり、いずれは機能訓練指導員(※)を目指せたら良いなとも思います。

※機能訓練指導員…日常生活に必要な身体能力や生活能力を維持・改善するための機能訓練を提供する職種。介護施設・事業所で機能訓練指導員として働くためには理学療法士や柔道整復師、看護師など一定の資格が必要。

ーー最後に、現在販売のお仕事に就いていて、これから介護職を目指そうと考えている方へメッセージをお願いします

自分の場合は前職が若干ブラック気味だったな…と今にして思いますが、今は販売職全体が新型コロナウイルスの影響もあって不安定なのかかもしれません。長期的な目線で見れば、介護職は資格を持っていればどこでも安心して働けますし、オススメできる仕事だと思います。

介護業界の悪いイメージを聞くこともあるかもしれませんが、会社として労働環境の向上に取り組んでいたり、国が賃金改善を図っていることもあり、昔に比べればずいぶんよくなっているのではと感じます。今後も介護業界全体で待遇なども良くしていこうという方向性ですし、私のように思い切って介護の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

介護の仕事に向いているのはどんな人?

いざ介護の仕事に興味を持った際、「果たして自分に向いている仕事なのかな?」と疑問に思う方もいるでしょう。介護の仕事への適性があれば、働くのもより楽しくなるかと思います。ここでは介護の仕事に向いている人の特徴をご紹介しますので、自分に当てはまる点があるかチェックしてみてください。

人と接することが好きな人

介護の仕事はご利用者に直接触れながら行う介助も沢山あります。人と接することが好きであれば、その際に良いコミュニケーションが取れ、介護を提供する側も受ける側も、気持ちよく過ごすことができるでしょう。

他人の役に立ちたい人

介護の仕事は、何らかの理由で介護が必要な人が「できるだけその人らしい生活を送れるよう支援をする」仕事です。誰かの役に立ちたいという気持ちは相手の気持ちに立った介護につながるため、「誰かの役に立ちたい」と思える人は、介護の仕事に向いているでしょう。

思いやりがある人

介護の仕事では、ご利用者がその人らしい生活を送る上での課題や、時にはその家族が抱える問題にいち早く気付く必要があります。また、介護職員同士や介護職員と他の職種でのチームワークが大切になるため、思いやりのある人はご利用者や家族、同僚への気遣いも自然とできるようになるでしょう。

オンとオフの切り替えが上手な人

介護の仕事は対人援助サービスのため、時にはご利用者との関係が上手くいかないなどの理由で落ち込むこともあるかもしれません。そんな時こそオフの時間では仕事から離れて気持ちをリセットすることで、また気持ちよく働くことができます。

まとめ

販売の仕事を辞めて転職したいとお考えの方に、介護業界と介護職について、そのメリットや転職の成功体験談などをご紹介してきました。介護の仕事は未経験からでも働きやすく、また販売職で培われるコミュニケーション能力なども活かしやすい環境であること、キャリアアップも明確であることがおわかりいただけたかと思います。未経験からでも働ける好条件の介護求人をお探しでしたら、介護専門の求人サイトである『カイゴジョブ』に登録してみてはいかがでしょうか。

本記事を参考に、販売職としてお勤めの皆様の転職活動が成功することをお祈りしております。最後までお読みいただきありがとうございました。

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監修者 カイゴジョブ編集部

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