退職交渉をうまく切り抜けるためのコツは?【介護の転職Q&A】

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退職交渉をうまく切り抜けるためのコツは?【介護の転職Q&A】

介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ&A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。

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Q 退職交渉をうまく切り抜けるためのコツは?

A 退職交渉をする際は「相談」という形より、退職の意思を伝える「報告」の場と捉えて臨むとスムーズです。

退職交渉は「相談」より、退職の意思を伝える「報告」の場と捉えて臨むとスムーズに進みやすくなります。ただ、介護施設の担当者に実際のところを聞いてみると、「退職します」と明言するのではなく、「辞めたいと思ってるんですよね……」とあいまいな表現で相談を持ちかける職員が多いようです。

そのようなどっちつかずの態度で臨んでしまうと、上司になだめられたり、引き留められたりして、交渉がうまく進まなくなる恐れもあります。退職の意思が固まっているなら、はっきりと明言したほうが良いでしょう。以下に介護業界ならではの退職交渉のポイントをあげましたので、参考にしてみてください。

介護業界の退職交渉のポイント

①「相談」ではなく退職の意思を「報告」する

相談という形で話した場合、上司から様々な好条件を提示され、引き留められる可能性もあります。ズルズルと引き延ばされないよう、退職の意思をはっきりと告げることが大切です。

②余裕を持った退職日を設定する

退職するということは少なからず現場の職員に負担をかけてしまいます。後任を見つけたり、職場の体制を整えたりする時間を考慮して、1か月以上先など余裕を持った退職日を設定しましょう。そうすれば上司も納得して、退職交渉がスムーズに進みやすくなります。

③退職日の希望が通らない場合の第二案を伝える

強い引き留めにあい、退職日の希望が通らない可能性もあります。そのようなケースに備えて、「ここまでには絶対辞めないといけない」というデッドラインを“第二案”として伝えましょう。退職日の第一案、第二案と二段構えをしておくことによって、落ち着いて退職交渉を進めることができます。

まずは直属の上司に退職交渉を行います。その前にほかの先輩や同僚に退職の意思を伝えることは避けましょう。「退職する」という噂がもし上司の耳に入ったときにわだかまりが生じてしまい、退職交渉そのものが難航しかねないからです。しかるべき時期が来るまで、上司以外には口外しないことが賢明です。

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