介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ&A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。
Q 会社の方針と合わず転職を検討している…。自分に合った企業を探すためのポイントとは?
A ホームページやSNSなどから、会社の方針や社風を読み取ることが大切です。
自分に合った企業を探すためには、その会社の方針や社風を読み取ることが大切です。入社前にできるだけ情報収集を行い、判断材料となるものを多く得ましょう。介護系の法人の企業方針や社風を読み解く手段として、以下の方法があります。
WebやSNSで情報をつかむ
求人サイト
募集要項のほかに具体的な仕事内容や施設の紹介、現場で働く職員のインタビューなどが写真や動画とともに掲載されているケースがあります。そこからどういう雰囲気の職場環境なのか、ある程度読み取ることができます。
企業のホームページ
企業理念や代表者の挨拶、事業内容をチェックすることで、その法人が目指している方向性や力を入れて取り組んでいることがわかります。
SNS・ブログ・動画
介護業界の中にはSNSやブログ、動画発信を行っている法人もあります。施設での日常のシーンやイベントの模様、職員が実際に働いている様子なども発信されていることが多いので、現場の雰囲気をつかみやすいでしょう。
選考時に情報をつかむ
面接官や面接時に出会った職員の様子
面接は主に施設長や現場の管理者など職場を代表する人が担当します。入社後に直属の上司になる可能性が高いので、その人の人柄や話し方は、働きやすいかどうか判断する材料の一つになります。また、受付で案内してくれた職員の応対の仕方や、すれ違った職員の表情などからも、職場の雰囲気を読み取ることができるでしょう。
面接でのヒアリング
面接は選考の場であるだけでなく、応募者自身が会社を見極める場でもあります。直接担当者から会社について聞けるチャンスなので、気になる点があれば面接の最後に質問してみましょう。例えば、現場でどのように業務を行っているのか、業務の流れや職員同士のコミュニケーションの方法について聞いてみるのも手です。
職場見学
入社前に応募者向けに職場見学を行っている法人もあります。職員の普段の仕事ぶりを見られる絶好のチャンスなので、ぜひ見学することをおすすめします。職場見学を行っていない法人もあるので、その場合は見学したい旨をお願いしてみても良いでしょう。
見学時のポイントは、介護業界経験者と未経験者では少し異なります。経験者の場合は、職員の利用者への関わり方をはじめ、施設内の設備や動線がどうなっているのか、現職の職場環境と比較しながら詳細に見ていきましょう。
一方、未経験者の場合は仕事内容のイメージがまだ湧かないと思いますので、職員の表情は生き生きしているか、すれ違った時に挨拶をしてくれるか、などをチェックしてみてください。
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監修者 カイゴジョブ編集部
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