介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ＆A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。
Q 転職を決意したら、まず何から始めればいい？ 初めての転職でなかなか動き出せない…。
A まずは「なぜ、転職したいのか？」「転職して自分はどうなりたいのか？」目的や方向性を明確にしましょう
転職しようと決めたら、いきなり求人情報をチェックする前に、まずは「なぜ、転職したいのか？」「転職して自分はどうなりたいのか？」、目的や方向性を明確にしていきましょう。転職活動の最初のステップから応募までを以下にあげましたので、参考にしてみてください。
【ステップ１】自己分析、スキルや経験の棚卸し
転職活動で最初に行いたいのが、「自分自身を振り返ること」です。なぜ転職したいと思ったのか、次の会社で何を叶えたいのかを明確にすることで、方向性がはっきりしてきます。
また、自分は何が得意で何が苦手なのか、長所・短所を含めて見つめ直したり、これまで培ってきたスキルや経験を整理したりすることも重要です。そうすることで自分に合った仕事や職場が見えてきますし、自分自身のアピール部分も明確になります。これらを言語化しておけば、企業の選考の場で志望動機や自己PRを伝える際に役立ちます。
【ステップ２】情報収集・企業研究
自分の方向性や次の転職先に求めるものが明確になったら、求人サイトで情報を収集していきます。ハローワークや転職エージェントを通して求人情報を得る方法もあります。希望に沿った求人情報をピックアップしたら、それぞれの会社のホームページにアクセスするなどして企業研究を深めていきましょう。
介護業界は、ここ数年でSNSやブログ・動画発信などに力を入れている法人も増えてきています。SNSやブログ・動画にアップされた内容から、その施設の雰囲気や取り組み、スタッフ・利用者の様子も見えてきます。こうした情報を集めておくことで、自分に合う施設を選びやすくなりますし、志望動機を伝える際にも説得力が増すでしょう。
【ステップ３】書類作成・応募
応募先が絞り込めたら、履歴書や職務経歴書などの書類を作成していきます。介護業界の場合は、応募してから内定までの選考プロセスが短く、募集がすぐに終わってしまうケースも多々あります。気になる求人があれば、いち早くエントリーしましょう。書類作成の際には、自分自身の経験やアピールポイントを整理し、相手に伝わりやすいように具体的に書くのがおすすめです。
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監修者 カイゴジョブ編集部
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