介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ＆A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。
Q 傷病で休職したことや、過去の入院歴は履歴書に書くべき？
A 現在完治していれば書く書かないは自由ですが、入社後のことを考えると伝えておいた方がベターです。
事実でないことを履歴書に記載すると詐称になりますが、経歴の一部を記載しないことは応募者の自由です。しかし経歴に空白期間があり、それについての記載がない場合、面接で確認されることがほとんどでしょう。履歴書に書かなくても、口頭で答えられるようにしておく必要があります。
例えば同じ会社に勤めている中に休職期間があり、その後復帰している場合は、在職中の休職になるので空白期間は目に見えません。その場合は記載しなくても、面接で確認されることはないでしょう。
しかし、採用担当者は在職期間分の経験やスキルがあると思って対応するので、休職期間が長い場合は特に、応募者の実際の経験やスキルと、採用担当者が抱くイメージとが乖離してしまいます。採用されたとしても、これまでの経験やスキル以上のことを求められて応えられない可能性があり、自分にとっても会社にとってもマイナスになってしまいます。
採用担当者が気になるのは、「現在も支障があるのかどうか」です。完治しているのであれば、休職期間は隠さず記載する、もしくは面接の早い段階で「～のため休職しましたが、復職して2年が経過し、仕事に全く支障はありません」など口頭で説明しましょう。
もし転職後に再発などの可能性があるなら、自分のためにも会社のためにも、事前に必ず説明しておきましょう。
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監修者 カイゴジョブ編集部
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